電撃G’sマガジン(KADOKAWA アスキー・メディアワークス)HPから引用
昨年、2015年2月に電撃G’sマガジン誌で突然発表されたラブライブ!続編の第1報です。
そのわずか前のネット上では「ラブライブ!サンシャイン!!」なる名称が商標登録されたなどといった情報もあり新作制作への期待があるにはあったのですが、この突如何の前触れも無く発表された見開きひとつのビジュアルで大いに驚かされたのを覚えています。
「助けて、ラブライブ!」
そう書かれているコピーによってまた廃校危機から学校を救うためにスクールアイドル活動をする物語なのだと誰もが予想しましたし、実際ほぼそのとおりの展開にもなってます。
きっとμ’sと同じようにラブライブ!に出場することによって学校への入学者が増え廃校が撤回されるといったストーリーなのでしょう。
だから「助けて、ラブライブ!」
でもラブライブ!サンシャイン!!最新話である第8話を見てみると、もしかするとそれと同時に”ラブライブ!を救う”話でもあるのかなと感じました。
以前から人気があったスクールアイドル界に登場したA-RISEとμ’sの存在はそれ以降のスクールアイドルたちのレベルを上げることになったとダイヤさんが言っていました。
昨年のラブライブ!にエントリーしたスクールアイドル数は7236グループ。
それは栄光の陰には7000以上という膨大な数の「誰にも見向きもされない」スクールアイドルたちを生み、そしてその上がりすぎたレベルの前に歌うことすらできなくなったグループさえも生んでしまいました。
ほとんどのスクールアイドルたちは今回の千歌ちゃんのような悲しみの声を上げているはずです。
ダイヤさんたち3年生の3人はその体験が大きな心の傷となり未だにそれが癒えてはいないことは明らかです。
もちろん互いが切磋琢磨しそして勝利や敗北があるということは決して悪いことではありません。
それによって流された悔し涙は尊いものだとも思います。
でもSaint Snowから感じるギスギスした感じはあのふたりの性格や境遇からくるものではなくそんなスクールアイドル界に漂う空気感だとしたら。
ライバルにプレッシャーを与え蹴落としてまで自分たちがのし上がる。
穂乃果ちゃんたちμ’sが好きだったスクールアイドルはそんなものではなかったはずなんです。
μ’sや多くのスクールアイドルたちが共演した「SUNNY DAY SONG」を知っているぼくたちからすればSaint Snowのふたりが言う今のラブライブ!、そしてスクールアイドル界はとても悲しい物と感じてしまいます。
と、なればAqoursはそういった閉塞感すら漂うラブライブ!に風穴を空けてμ’sが残したスクールアイドルの素晴らしさを取り戻してくれる存在となるのかも知れません。
色々な予想の中で、そんな大きなストーリーも夢想していたりもしています。
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