森口さんと言う男。

この事で、何らかの利益を得ていたら、

まさに、詐欺罪だろう。

そうで無いにしろ、虚言癖ではあるだろう。


一生懸命に研究しても、生活が安定し、

山中教授の様に、ノーベル賞に輝くのは、

氷山の一角なのだろう。

期限付きの、契約社員の様な、客員研究員。

しかも、国内では喰って行けず、アメリカまで、

飛び出した男。

彼の目には、山中教授の栄光が、眩しかったろう。

思わず、心の希望も添えて、大言を吐いた。


ところが、タイミングが良過ぎて、普段なら、

裏が取れずに、見破られる嘘も、報道の一面を、

飾ってしまった。

もしかすると、彼自身の思惑よりも、大きい扱い

だったかも知れ無い。

研究員の寿命が延びるどころか、これで彼は、

研究の世界を去る運命だろう。

くれぐれも、自殺など、無きように！


そうして、各マスコミには一言。

森口さんの嘘は、充分に判ったので、もう、

彼は放っておいて、マスコミの、不備な取り上げ方を、

追求したらどうだろうか。

僕は、そう思っています。