ブログネタ: “ゆるキャラ”のどんなところが好き? 参加中
ゆるキャラは、嫌いだった。
中途半端で、安っぽくて、いい加減で、心がこもっていない様で。
サンリオに、11年間勤務した僕にとっては、キャラクターの冒涜でもあった。
でも、最近は、はてと、考え直している。
数千年続いた日本民族の美徳、ひところは、ファジーと、言われた、
あくまでも、答えを出さない美徳、西欧の、白黒文化に対しての、
侘び錆びの文化である。
アメリカ人が好む様な、答えがしっかりと出る問題などは、実は少ないのだ。
人生の問題も、生き方の問題も、政治の問題だって、
白黒の、中間に、常に正解は隠れている。
単純なアメリカ人は、豪快にイエスとノウで、振り分けるから、
小気味良いが、問題は山積みで、少しも精度は高くない。
頭を抱えて、悩みに悩む、日本人が出す、中庸な答えこそ、価値が高い。
そう思うと、ゆるキャラこそが、日本的なのかもしれない。
石原都知事は、かつて、NOと言えない日本人、と言ったが、
考えに考え、簡単に否定できなくなった、深い心理の、日本人は、
誇るべき、崇高な民族なのだ。
算数じみた、単純な思考回路を捨て去れば、
大相撲問題も、政治家の汚職献金問題も、ちょっと違う形で、見えてくるだろう。
ゆるキャラを愛し、難問を、日本民族的な、中庸の精神で見直してみようではないか。
中庸の精神は、意外と優しい。
私は不完全なところ派!
本文はここから
毛あなぐまの誕生ムービーはこちらからゆるキャラは、嫌いだった。
中途半端で、安っぽくて、いい加減で、心がこもっていない様で。
サンリオに、11年間勤務した僕にとっては、キャラクターの冒涜でもあった。
でも、最近は、はてと、考え直している。
数千年続いた日本民族の美徳、ひところは、ファジーと、言われた、
あくまでも、答えを出さない美徳、西欧の、白黒文化に対しての、
侘び錆びの文化である。
アメリカ人が好む様な、答えがしっかりと出る問題などは、実は少ないのだ。
人生の問題も、生き方の問題も、政治の問題だって、
白黒の、中間に、常に正解は隠れている。
単純なアメリカ人は、豪快にイエスとノウで、振り分けるから、
小気味良いが、問題は山積みで、少しも精度は高くない。
頭を抱えて、悩みに悩む、日本人が出す、中庸な答えこそ、価値が高い。
そう思うと、ゆるキャラこそが、日本的なのかもしれない。
石原都知事は、かつて、NOと言えない日本人、と言ったが、
考えに考え、簡単に否定できなくなった、深い心理の、日本人は、
誇るべき、崇高な民族なのだ。
算数じみた、単純な思考回路を捨て去れば、
大相撲問題も、政治家の汚職献金問題も、ちょっと違う形で、見えてくるだろう。
ゆるキャラを愛し、難問を、日本民族的な、中庸の精神で見直してみようではないか。
中庸の精神は、意外と優しい。