平成徒然草(萩原 希仁)

毎日の喜怒哀楽をストレートに表現してゆく。

人間の哀しさ

2013-05-29 01:10:20 | 日記
人間の一番の哀しさは一体何だろう。

それは人生が、一回こっきりなのに、

人生の真理を理解する為には、

我が身に降りかかって、実経験しないと、

或いは、痛い思いをしないと、

心に沁みない事ではないか。

このシステムの中では、人生は、

余りに短すぎる。

この意味では、なるべく若い時代に、

失敗したり、痛みを味わう方が好い。

やり直しが効きやすいからだ。


その場を取り繕う嘘で、逃げる事の、

無意味さを、心から理解するのは難しい。

真っ直ぐに生きて、赤恥をかくのが実は、

最も、傷が浅いものなのだ。

こんな人生真理は、実体験でしか身に付か無い。


先人の書物を読まないよりは、読んだ方が好い。

人生の先輩の話も、耳を傾けた方が好い。

でも、それで、安心は出来ない。

浅い知識を、軽く身に付けたに過ぎないから。

兎に角、前向きにぶつかって、経験するが好い。


僕は、もう直ぐ、天に還る。

多少偉そうな発言を許していただきたいと思った。



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僕の好きな言葉

2013-05-27 00:14:52 | 日記
織田信長が、本能寺の変で部下の謀反で、

自決する直前に発した言葉。

「是非も無し。」

僕は、昔から、この言葉が好きで、

自分も、最期はこう言いたいと、

心から願っていた。

戦国の魔王らしく、微塵も、

女々しさが無く、腹が座っている。

明智光秀の、能力を熟知し、

それ故に、少しのあがきも無い。


さて、僕は、末期癌で、

もうじき、逝かねばならないと知った。

だから、今こそ言おう。

「是非も無し。」


人生は素晴らしい。

だから去るのは辛い。

しかし、ここは、ぐっと腹を据えて、

全てを飲み込もう。


恐怖と裏腹に、好奇心が膨らむ。

何せ、死ぬのは、初めてだ。

生命の詩

2013-05-25 20:20:40 | 日記
僕は、最悪の親不孝をする。

一人息子なのに、母をおいて逝く。

死ぬこと以上に、それが悔しい。

僕は、一回こっきりの人生を、

しっかり生きただろうか。

勿体無く、無駄にはしなかったろうか。


いや、それは、今日からも同じ。

自分自身に言い聞かせる。

未だ、少しらしいが、時間はある。

それを、どう生きるかだ。


伝えたい人、伝えたいことは、多い。

死への恐怖以上に、それが終わるかどうか、

その焦りが強い。


愚痴っている暇は無い。

感謝とお詫び

2013-05-23 19:04:30 | 日記
自己の癌を発表して以来、友人知人からの、

連絡を多数いただいてます。

とても嬉しく、お逢いたいのですが、

僕の大きく育った大腸癌は、困った事に、

常に出血していて、実は、輸血の連続で、

生き延びています。

その為に、ろれつも回らず、常に、

貧血で、気絶する可能性があります。

その状況が変化すれば、こちらから、

喜んで、ご連絡いたします。


友情・愛情には、感謝・感謝です。


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死期を知る事。

2013-05-20 23:34:32 | 日記
人は死ぬ。

それは自明なのだが、通常は、死期を知らぬ。

それが、癌などで、急に通告されると、

正直、物凄い衝撃を受ける。

半世紀を生き抜き、自分の死生観に、

自身すらあった自分も、相当動揺した。

身体の痛みには、強いほうなのだが、

どうも、死につながると思うと、

辛さが、ひとしおである。


主治医の見解では、余命、20ヶ月。


天に還る前に、見たいものがある。

一つは、日本国憲法の改正版だ。

その為にも、力を尽くしたい。

色々な解釈で、乗り切るいい加減さは嫌いだ。


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少し、お待ちください。

2013-05-20 00:15:30 | 日記
メールマガジンの読者をはじめ、皆様には、

大変ご迷惑をおかけしております。

実は、癌が発覚し、しかも、末期状態の為、

色々と、慌ただしくしております。

強がりではなく、死生観は持っているつもり

なのですが、高齢の母の事など、

やるべき事は、意外と多いのです。

今後の治療方針に目処がたったら、

まだ、書く事は、継続する所存です。


憲法改革など、まだまだ、言いたい事が、

沢山あります。

残された時間で、どこまで言えるか、

頑張ってみるつもりでいます。

誤字脱字など、お許しください。


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