万葉集ブログ・2 まんえふしふ 巻九~巻十

teacup.ブログ“Autopage”から引っ越してきました。

2286 作者未詳

2012-04-05 | 巻十 秋相聞
吾屋戸尓 開秋芽子 散過而 實成及丹 於君不相鴨

我が宿に 咲きし秋萩 散り過ぎて 実になるまでに 君に逢はぬかも


「我が家の(庭に)、咲いた秋のハギは、散ってしまった。実がなるまで、きみには会えないかも」