2285 作者未詳 2012-04-04 | 巻十 秋相聞 秋芽子之 花野乃為酢寸 穂庭不出 吾戀度 隠嬬波母 秋萩の 花野のすすき 穂には出でず 我(あ)が恋ひわたる 隠り妻はも 「“秋萩の” 花が咲く野のススキは、穂が目立たないよ。私が恋し続ける、隠し妻のようだ」