万葉集ブログ・2 まんえふしふ 巻九~巻十

teacup.ブログ“Autopage”から引っ越してきました。

2294 作者未詳

2012-04-13 | 巻十 秋相聞
寄山

秋去者 鴈飛越 龍田山 立而毛居而毛 君乎思曽念

秋されば 雁飛び越ゆる 龍田山 立ちても居ても 君をしぞ思ふ


山に寄せる

「秋がくれば、ガンが飛び越える、龍田山(のように)、いてもたっても(いられないほど)、あなたを思っています」