2297 作者未詳 2012-04-16 | 巻十 秋相聞 黄葉之 過不勝兒乎 人妻跡 見乍哉将有 戀敷物乎 黄葉(もみちば)の 過ぎかてぬ子を 人妻と 見つつやあらむ 恋しきものを 「“黄葉の” (通り)過ぎてゆく少女が、(誰かの)人妻だからと、(諦めて)見つめているだけだ。恋しいのに」