NBA INS 'N' OUTS

かんたん解説 NBAなんでもとーく

coming off the bench

2009年03月05日 | '08-09 シーズン

ちょっと間が空きました。。
その間にスターベリーのバイアウトとセルティックス入りが決まっちゃいましたね。
まあ、スターベリーに関しての説明はこちらで(ブログ

結局、モメにモメていたバイアウト問題(ブログ)は、2milあたりで決着したみたいですね。
21milのうち、せめて3milくらいは返してくれよというニックスの要望に対して、「一銭(1セント)もまけるかっ」と言っていたスターですが、後から「1milならくれてやる。(オレサマは譲歩したんだから)あとはそっちの出方次第だ」とよくわからないタンカを切っていました。
その後、「バイアウトに応じて早くウチに来い」というセルティックス選手からの説得?もあったらしく、最終的には2milちょっとに落ち着いたということらしいです。

その他に、3/1の期限までにリリースされた選手はこちらです。

PG ステフォン・マーベリー(ニックス⇒セルティックス)
PF マイキー・ムーア(キングス⇒セルティックス)
PF ジョー・スミス(サンダー⇒キャブズ)
PF ドリュー・グッデン(キングス⇒スパーズ)
SG ルーサー・ヘッド(ロケッツ⇒ヒート)
SG クインシー・ドゥービー(キングス)
PF ストロマイル・スウィフト(ネッツ⇒サンズ)
PG ジェイソン・ハート(クリッパーズ⇒ナゲッツ)
PG サム・キャセール(キングス)
C チェイック・サム(クリッパーズ⇒ニックス)※10日間契約
C エイドナル・フォイル(グリズリーズ)
C モハメド・サエル・セネ(サンダー)

セルティックスはマーベリーだけでなく、マイキー・ムーアも速攻で契約しましたね。
本当はジョー・スミスが第一希望だったようですが、マイキーがリリースされた時点ではまだスミスがバイアウトされるかどうかわからず、とりあえず確実に取れる戦力を先に押さえるということを優先させた格好です。
マイキーは、走力が自慢の動ける7フッターですが、インサイドで身体を張れるタイプではなく、ジャンプシュートもありません。
セルティックスが求める人材というよりは、とりあえず“取れるビッグマンだった”という感じです。

セルティックスがマイキーを押さえた後で、そのスミスやグッデンといった“もっといいPF”がマーケットに登場しました。
スミスは、レイカーズやホーネッツも狙っていると言われていましたが、やっぱり当初のウワサ通り、昨季在籍したキャブズへの復帰が決まりました。
そしてグッデンも、ダンカンをサポートするビッグマンが乏しいスパーズとの契約が決まったようです。
スミスもグッデンも元キャブズのメンバーなので、キャブズとしてはどちらか好きな方を選べる立場にありましたが、プレーオフで勝つための補強としてスミスを選んだようですね。

このスミス争奪戦の行方は、ひそかにプレーオフの鍵を握るかもしれないと言われていました。
元ドラフトNo.1ピックのスミスは、若い頃こそ身体能力を生かした躍動感溢れるプレーが魅力でしたが、ベテランとなった現在は確実性の高いジャンプシューターとして重宝されています。
ちょうど同じ年のドラフト2位だった、アントニオ・マクダイスのようなプレースタイルと考えてもらえればいいでしょう。(現在のマクダイスですね)
プレーオフのような大舞台でも、いつもと変わらずシュートを沈められる。
活躍を計算できるという意味では、プレーオフ用の補強として理想的でした。

セルティックスも同じことを考えていて、昨年のPJ・ブラウンのような“プレーオフ用のベテラン補強”を狙っていました。
しかし、既にKGが戦列を離れていたセルティックスは、今すぐにでもビッグマンを補強したいと考え、最初に獲得できたマイキーに走りました。
そのため、本命のスミスが出てきた段階ではもう、その争奪戦には加われなくなっていました。
一方のキャブズは、インサイドのベテランが手薄な上にベン・ウォーレスも失ったので、スミスの加入はタイミング的にもバッチリでした。
この判断がファイナル進出の戦いを迎えた時にどう出るか、非常に興味深いところです。

おっと、そういえば、なぜ3/1に合わせて選手がカットされてるのか、改めて説明した方がいいですね。
毎年2/20前後にトレードデッドライン(トレードをやっていい最終期限)がありますが、その後の3/1前後に次なるデッドラインがやってきます。
それは、3/1を過ぎてからリリースされた選手は、仮に他のチームと契約したとしてもプレーオフには出場できないというルールです。
なんでそんなルールがあるのかというと・・・・

プレーオフ直前になると、プレーオフ進出チームとそうでないチームがハッキリ分かれてきます。
そうなると、プレーオフへの望みがなくなったチームは戦力の整理を進めようとし、逆にプレーオフに進出するチームは勝つための補強をしたくなります。
そこに何も規制がないと、プレーオフ用の“にわか補強”が横行してしまうんですね。
プレーオフで勝つために、ズルをして他のチームからチョロっといい選手を引き抜いちゃおう、ということです。
なので、そういうズルを未然に防ぐために、プレーオフまで1ヶ月半以上前の3/1というタイミングにデッドラインを設け、“にわか補強”を防止してるというわけです。

さて、話がちょっと難しくなりましたが、スターの話題に戻しましょう。
マーベリーが入ったら、せっかくいいチームだったセルティックスが崩壊するんじゃないか、なんていう話が飛び交ってますね。
僕は決してそうは思いません。
確かにこれまでのチームでは、マーベリーがチームでNo.1の選手だったという状況がありました。
そのために一人で何でもやろうとする、うまくいかなきゃ文句も言う、という悪循環があったと思います。

でもセルティックスは、BIG3のチームです。
既にマーベリーより上の存在がチームの中心にいるわけです。
そんなチームに来てまで我を通して、オレが一番だと意地を張るほどマーベリーもバカではないでしょう。(バイアウト交渉では意地を張ってましたが・・・・)
タレント揃いのセルティックスに来るということは、純粋にバスケだけをやりにきていると思います。
勢力争いや下手なエゴは置いてきてると思っています。
なので、ちまたで言われているような“ケミストリーの崩壊”は起こらないと思います。

それともう一つ、マーベリーの能力は、今のセルティックスに必要なものだと思います。
セルティックスの弱点はPGにあります。
ロンドは速攻やペネトレイトでは力を見せますが、ジャンプシュートやハーフコートのゲームメイクはまだまだダメです。
バックアップのエディ・ハウスは純粋な点取り屋で、ゲイブ・プルーイットは経験不足。
マーベリーのように、ボールハンドリングとゲームメイクができ、フリーでジャンプシュートも決められるようなPGが必要なんです。

去年はその役割をキャセールが務めたので良かったんですが、今年は既に放出してしまっています。(その前に試合で使われていませんでしたが・・・・)
なので、マーベリーでなかったとしても、何らかの補強は必要でした。
スローダウンした展開でオフェンスを指揮することができ、相手のディフェンスがBIG3をマークした時に確実にジャンプシュートを決められる人間が。
マーベリーなら、その両方を兼ね備えています。
唯一の心配は、ほぼ2年間ぐらい空いているブランクの影響だけです。
試合勘や動ける身体を取り戻すのに、どれぐらい時間がかかるのかなという心配だけだと思います。

それから細かいところですが、ルーサー・ヘッドがリリースされたのはちょっと驚きました。
結構ロケッツでいい活躍をしていたし、T-MACがシーズン絶望となった後だったので、今こそ必要なんじゃないかなと思ってたので。
昨季までは、T-MAC不在時の先発も務めていたくらいだったのに、なんでかなあ?と不思議でした。
新しい行き先はヒートになりそうですが、どこのチームに行っても戦力になる貴重なシューターだと思います。

もう1人、クインシー・ドゥービーも力のある選手ですね。
これまでSG過多のキングスで埋もれていましたが、SGが必要なチームに行けたなら、すぐに活躍できる選手だと思います。
スパーズのロジャー・メイソンが今季活躍を見せているように、このリーグには才能ある選手がいくらでも埋もれてますから。

ストロマイル・スウィフトはサンズに行くようですね。
クワミ・ブラウン、ダルコ・ミリチッチと並ぶ“Mr.未完の大器”ですが、ラン&ガンに生まれ変わったサンズに行くのは大賛成です。
細かい技術はなくとも、走って跳ぶ能力はピカイチですから。
ドラフト2位指名のポテンシャルの高さを発揮してほしいですね。

ちなみに、直接は関係ない話ですが・・・・

こないだDリーグのダンクコンテストの時に紹介したジェームズ・ホワイトが、ロケッツと10日間契約を結びました(!祝!)
あのフリースローラインからレッグスルーをキメてた人ですね(ブログ
10日間と言わず、そのままロースターに残ってほしいなあ~



パイレーツのタコ星人(イカ?)とプレーオフのカギを握る男ジョー


★アイバーソンもついにベンチスタートへ

マーベリーは1996年のドラフト4位でしたが、同じ年のNo.1ピックがご存知アイバーソンでした。
キャリアを通じて各チームのエースとして君臨してきた2人のスーパースターですが、ついに2人ともベンチスタートになる時がやってきたようです。
マーベリーは仕方ないとしても、アイバーソンが控えに回るというのは、かなり大きな出来事だと思います。
なんかこう、時代が変わったなあ~という感じがしますよね。

シーズン頭のチャウンシー・ビラップスとのトレード以降、ピストンズは一向に調子が上向く気配を見せません。
アイバーソン加入前は4戦全勝だったチームが、アイバーソン加入後は23勝29敗と低迷。
2月には屈辱の8連敗を喫し、ついには5割を切ってしまいました。
このままではプレーオフ圏内からも滑り落ちそうな状況・・・・
そしてアイバーソンは故障欠場・・・・
全ては悪い方へ悪い方へと進んでいました。

これまでのピストンズは、PGにスタッキーを固定し、SGにアイバーソンを先発させ、ハミルトンを控えにしていました。
僕はこの起用法に非常に疑問を感じていました。
スタッキーとアイバーソンを同時に先発させると、まずディフェンスでミスマッチが生まれてしまいます。
オフェンスでも、ともにスラッシャー型の2人はキャラがカブってしまいます。
ハミルトンを控えにする前にやっていた、ハミルトンを先発SFで起用するやり方も、さらにミスマッチを助長するだけです。

やはりチームとしてのバランスを考えるならば、先発SGはハミルトンを使うべきだと思います。
まずサイズ的なミスマッチを作らないということ、それからスラッシャーとシューターというタイプの違った組み合わせを作るということです。
そうすると必然的に、スタッキー&ハミルトンか、アイバーソン&ハミルトンのどちらかとなります。
スタッキーを育てたいチームの意向を汲むなら前者ですが、ここのところ調子を落としているので、無理して使い続けなくてもいいかもしれません。

それからアイバーソンの使い方ですが、ピストンズはアイバーソンの良さを生かしていないと思います。
なぜなら、ビラップスからアイバーソンに変わっても、相変わらずスローダウンしたハーフコートバスケを続けているからです。
少しはアップテンポな攻撃バスケをするのかなあと思いきや、アイバーソンが入っても何ら変わらず、これまでのピストンズバスケを続けようとしています。

でも僕は、いる選手によって戦略は変えるべきだと思っています。
例えば、サンズがディフェンシブになろうとするなら、それはそれ用に選手を入れ替えなきゃいけないと思います。
オフェンス用に集められた選手のままでいきなりディフェンスをやれと言っても、オフェンスの良さが消えて、ディフェンスも中途半端になるだけです。
しっかりディフェンスをしたいなら、しっかりディフェンスができる選手を集め直してやるべきだし、そのままのメンバーでやるなら、オフェンシブなスタイルを維持すべきだと思います。
メンバーを変えずに作戦だけディフェンシブにしても、思ったような効果は得られませんね。

これと同様に、せっかくアイバーソンを取ったのであれば、アイバーソンを生かせるスピーディでオープンな展開も作らないといけないと思います。
でもそういうやり方は、今のスターター陣にはそぐわないのも事実。
だったら、セカンドチームでやればいいんです。
ちょうど今季のレイカーズがそうしているように。

レイカーズは、ベテランやスピードのない選手が多いスターター陣(フィッシャー、コービー、ラドマノビッチ/ウォルトン、ガソール、バイナム)にはハーフコートゲームを、スピードと運動能力に勝るベンチ陣(ファーマー、ブヤチッチ、アリーザ、オドム、ミーム/パウエル)にはオープンコートゲームをやらせました。
1つのチームに、戦法も特徴も全く違う2つのチームが存在しているようなイメージです。
これが成功した今季のレイカーズは、セカンドチームが出てくる2Qの頭や4Qの頭にリードを広げる場面もよく見受けられます。

ピストンズでも同じことができると思います。
スターターはスタッキー、ハミルトン、プリンス、マクダイス、ラシードとベテラン中心にして、今まで通りのハーフコートゲームを展開。
そしてセカンドチームはアイバーソンを中心に、マキシエル、アミール、ヘルマン、アフラーロといった動きのいい若手を一緒に走らせるんです。
シューターのヘルマンを一緒に出すことで、アイバーソンのペネトレイトからのインサイドアウトも効いてきます。
若手の能力も生かせるし、ファーストチームとカラーの違った展開も作れるので、相手ディフェンスとしては守りづらいはずです。

とまあ、こう書いた通り、僕はアイバーソンのベンチスタートはアリだと思います。
アイバーソンとハミルトンはどっちが上か、みたいな話ではなく、単にスタイルに合わせた方がいいというだけのことです。
旧来のピストンズバスケにアイバーソンを入れても、どちらも中途半端に終わるだけです。
旧来のピストンズの良さも生かしつつ、アイバーソンの特色も存分に生かす。
それをするためならば、アイバーソンのベンチスタートも悪い話じゃないと思います。

ちなみに・・・・

これにちょっと付随した話ですが、経験の浅いルーキーHCの選手の使い方がどうにも気になります。
ピストンズのマイケル・カリーHCは、シーズン前半にアミール・ジョンソンやクワミ・ブラウンを先発起用していました。
あまり機能していないのに、それでもしばらく使い続けていました。
一度決めた方針をコロコロ変えることで、「信念がない」とか言われるのを避けているのかもしれませんが、僕は臨機応変に変えるべきだと思います。

ブルズのビニー・デルネグロHCなんかも同じですね。
PFタイラス、Cノアを先発で使い続けていますが、新戦力のブラッド・ミラーやジョン・サーモンズは先発起用すべきだと思います。
SFサーモンズ、PFタイラス、Cミラー、そしてSF/PFの控えでティム・トーマス、PF/Cの控えでノアという感じです。
別にタイラスとノアでもいいんですが、だったらシーズン当初から使えばいいと思うんです。

最初はPFグッデン、Cアーロン・グレイなんかにして、タイラスとノアは頑なに先発起用しなかったんですね。
で、なんで使わないのかなあ~と思ってたんですが、逆に今度はもっと相応しい人が入ってきても入れ替えようとしないんですね。
控えにするために、わざわざミラーを取ったわけじゃないと思います。
ミラーを先発させて、タイラスとノアにはミラーのプレーを勉強してもらいたいです。

それに比べると、ヒートのエリック・スポエルストラHCはしっかりしてますね。
ビーズリーのディフェンスが想像以上に悪いと見るや、スパッと切り替えてドラフト2位指名を思い切って控えに回しました。
これは勇気の要る決断だと思います。
うまくいかなければ、「なんで使わないんだ」と非難されるのはHCですからね。
マリオ・チャルマーズを開幕戦から先発PGに据えたのも拍手ものですし、ジャーメインとジャマリオ・ムーンをすぐさま先発起用して、既にもうチームに溶け込ませているのも素晴らしいです。

選手を生かすも殺すも、HCの起用法一つなのかもしれませんね。。



適材適所で使うのも、HCの大事な役目なんだけどなあ・・・・


★マーベリー、ボストンデビュー


ついに来たねえ~



なんだか楽しそう



やっぱり楽しそう



ハンドリングできて



アシストもできて



ジャンプシュートもできる



意外と早く溶け込めそうだし



ヤル気マンマンだし



ファンも大切にするぞ



PG/SG両方できる



ベテランのガードは必要不可欠ですよ



マイキー・ムーア(左)とステフの貢献度が



連覇のカギを握りそう



果たして光は差すのか


最新の画像もっと見る

31 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (crz)
2009-03-05 10:35:28
お待ちしておりました(笑)

スターブリーがとうとうセルティックスに
来て、予想以上に楽しそうにしてるので
一安心しました。
これで、KGが帰ってきたら、チーム状況も
再び上向きになるでしょうね。
今シーズンは相当ノリノリのキャブスとの
プレイオフでの対決が楽しみになりました。

あと、AIがすねてますね(笑)
AIが欠場した途端にセルティックスにまで
勝っちゃうのですから、そりゃすねるって
感じも無きにしも非ず。。。
maruさんの言うとおり、HCの選手起用法で
こうまではっきりと違いが出るのか、って
感じですね。
なんとか上手くいってほしいものです。

では、また楽しみにしてます。

返信する
待ちに待っておりました (しんいち)
2009-03-05 12:57:28
私もmanuさん同様、Celticsの控えPGに大きな不安を抱いていたので、ステフの獲得に一安心しています。
とりあえず、ブランクを差し引いても、去年のキャセールくらいの働きはしてくれると期待しています。

「いる選手によって戦略は変えるべき」というお話は、なるほどな~と読み入ってしまいました。是非、HC達に読んでほしいくらいです。
返信する
お久しぶりです (rojo)
2009-03-05 13:30:54
今年もトレードの期限も終わって、バイアウトの選手に目を光らす時期も終盤といったとこでしょうか。
最近、映像として見れてないのでルーキー&2年目の若手事情が把握できず残念です。

マーブリー&AIはどーなりますかね~。
ともに起爆剤的な起用はハマるかなと思ってますが。
しかし、ほんとともにリザーブ起用されるようになってしまったんですね~~。

ところでホワイトって昔DENにいませんでしたっけ??
ホワイト違い???
返信する
crzさんへ (manu)
2009-03-05 22:37:44
お待たせしました(笑)

それぞれ補強を進めたセルティックスとキャブズの頂上対決は楽しみですねえ~
ガップリ四つの名勝負になりそうで、今から楽しみですw

AIは、次に復帰した時に気持ちよくプレーできるかどうかちょっと心配です。

成績の上がらないHCには、起用法に融通を利かせられない人が多いですね。
それと、自分のやり方を押し付けるよりも、選手の特性を生かした戦法にできるかどうかも大事です。

サンズでダントーニが成功したのは、選手の能力を生かした起用法をしたからだと思います。
ホークスで鳴かず飛ばずだったディオウが、サンズに来て別人のように大活躍し、MIPにまで輝きました。
ディオウ自身のプレースタイルは変わっておらず、急にうまくなったわけでもありません。
ただ適材適所で起用したことで、自然と力を発揮できただけなんですね。

その辺があまり報道されず、なんか知らないけど急にうまくなったんだろうと勝手に解釈されてしまうのは非常に残念なんですが、選手に合った使い方を考えることは、選手にとってもチームにとっても重要だと思います。
返信する
しんいちさんへ (manu)
2009-03-05 22:42:38
>ブランクを差し引いても、去年のキャセールくらいの働きはしてくれると期待しています。

僕もそう思ってます。
元々能力の高い人ですからね。

HCが考える理想の形に選手をあてはめるというタイプと、選手の特性に合わせて戦略を作るというタイプがいると思うんですね。
一概にどっちがいいとは言えませんが、うまくいっていないならば別のやり方を試してみることも必要じゃないかと思いますね。
返信する
rojoさんへ (manu)
2009-03-05 22:53:20
マーベリーはプレーすること自体久しぶりなんで、ただプレーできるだけで楽しいでしょうね。
それが勝てるチームでならなおさらでしょう。

AIの方はちょっと事情が違うので心配です。
AIも我慢して自分らしさを消して合わせるぐらいなら、気持ちよくプレーできるスタイルでセカンドチームを率いる方がいいかもしれません。
でもどこまでピストンズがAIのことを考えた戦略を取るかですね。

ホワイトがデンバーですか。
僕の記憶にはないですね。。
まあ、ちょこちょこいろんなチームに出たり入ったりしてますからね。
返信する
Unknown ()
2009-03-05 23:38:45
>マイキー・ムーア
ジョー・スミスが取れなかったのは残念ですが、ムーアもFG率は悪くないので困った時に確実性の高いオプションとしても機能してくれるはずです。さらにガーネットよりも背の高い選手がいなかったBOS待望の7フッター。体の線は細めですが、魂のこもったプレーが売りの選手ですので、守備に、リバウンドに、体を張ってくれるでしょう(多少押し込まれても)。

>アレン・アイバーソン
どこぞの名門であろうとチームに自分を合わせる気は全くないアイバーソン君。彼の時代はシクサーズで終わりました。AIをセカンドユニットに、というのは恐らくDET首脳部もファンも最初に考えていたことだと思います。AIが拒否したのでなくなりましたが。ベンチを通告された以上、彼が試合に出ることはないんじゃないですかねえ。プレーオフに進めれば分かりませんが。来年の契約先があるのか気になりますね。まぁAIがいなくてもDETは別に構わないのでしょう。来年はいない人ですし。
AIはダメですよ~。33歳にもなってチームを自分専用にカスタムしないと活躍できないようじゃ居場所が狭くなるばかりですよ。

>マイケル・カリーHC
今年のDETの迷走の真の原因はラシードにある気がしています。驚くほど体を張っていません。攻撃もキーからのスリーばかり。彼を先発で使う以上AI向けのランゲームは無理ですよね。ダイスは年齢、マキシエルは身長にハンデがあり、なんとしても序盤でクワミ、ジョンソンら6,11'sの戦力化を図りたかったのではないでしょうか。

>ビニー・デル・ネグロHC
今のデンを見る限り、サーモンズは先発で固定するかもしれませんね。ただローズのチームを作ろうとしてるシカゴ的にBミラーの先発化はないだろうと思います。個人的にはタイラスは開花の兆しが見えてきているような気がします。

>エリック・スポールストラHC
今年の新監督で一番健闘していますね! ただこのチームの場合健闘しているのは監督じゃなくてエースなのかも知れませんがw
チームの勝利は監督の実績なのでMIAにはこの調子でプレイオフに突き進んで欲しいです。ダンカンとポポのような関係を築ければ名将と呼ばれるかもですよ。

>ステフォン・マーベリー
とりあえず滑り出しは順調のようですね。ただ、監督には従うと言いつつ起用法に文句を言ったり練習に遅刻したりする選手もいるのでまだ気が抜けませんねw
プレイオフの上の方に進むとギリギリの状態が続くじゃないですか、去年だとコービーがキレたり。そういった時点でマーベリーが試合中や試合後のマスコミに対してどのように発言するかも気になりますね。チームのモチベーションを左右することになるやもしれません。
返信する
合格発表までメチャ暇です・・・ (K-Dream)
2009-03-06 12:27:11
とまあ二次が終わってようやくNBAを満喫できるわけですが。
まずマーベリーがベテランミニマム契約に合意したことに驚きました。ニックスの減額交渉をあれだけ渋っていただけに、優勝できるチームでプレーしたいのか、単に稼ぎたいのか分かりませんでした。でもミニマムでセルティックス入りしたということは、どうやら前者のようですね(いや、両方か?)ともあれ、自称スターベリーのプレーをようやく拝むことができそうです。

ピストンズは赤信号が灯っていますね。アイバーソンを控えに回したことで、向上のきっかけが掴めるといいのですが。でもこれでジャーメインのレイカーズ移籍の噂の時にもあった、20milのバックアップが実現しましたね(笑)

ブルズの選手起用はデルネグロHCの意思というよりも、取り巻きのベテランAC達の考えじゃないかと思います。ミラーもサーモンズもまだブルズのシステムに慣れきっておらず、パス回しがちぐはぐなので、それならば今までプレーしてきたノアやタイラスを先発で起用した方がいいだろうと・・・。攻撃を司るのがルーキーPGのため急激なスタイル変化は酷なので、試合をこなしながら少しずつ慣らしていこうという考えでは?まあプレーオフに行けるかどうかは微妙ですが、終盤になればミラーもスタメン起用されるのではないでしょうか。

何かブルズは若い選手達に加えてHCまで育成しようとしてるみたいで、なんだかなぁと思います。
返信する
Unknown (トラックボール)
2009-03-06 15:53:42
あのTNTでのC-Webbの発言(スタメンリップ、ベンチAIで行くべき、AIは周りを4人のロボットが取り囲んだ方が生きる:意訳)は、PHIでのシーズンでなくてセカンドユニットを意識した発言だったんですかね。なら納得。

ちなみに、バークリーは、西の本命をユタ(LALの対抗馬?)と予想してました。健康なら、という留保付きで。

タイトルから思い出しましたが、6th man awardは、ネイト、キリレンコ・テリーの争いでしょうかね。PHIのL.ウィリアムズを推したいのですが、上記3人よりはさすがに下でしょうし。
返信する
待ってましたw (HAL)
2009-03-06 19:03:51
AIはかわいそうですね。ナゲッツから放出されたらナゲッツが強くなり、来たらピストンズが弱くなったなんてね。AIに原因があるのか、HCの使い方がよくないのかどっちなんでしょう?

ルーキーHCの話も面白かったです。僕的にはルーキーだからこそ冒険できる気がするんですけどね。形にはまるのはベテランになってからでもいいのにって思いました。そうもいかないのかなぁ?方針を変えるのだって信念がないのではなく一つの形にとられすぎると勝てない時代になってるのではないかなって気がしますけどね。素人意見ですいません。

次回を楽しみにしています。
返信する