今日はひな祭り。
今年でおこしもの作り3回目。
いつものように、この道の大ベテランさんのお家にお邪魔して、作ってきました。
米粉を計り熱湯で練ります。ほど良いつやが出たら練りあがり。
ご主人様も手伝ってくださり、生地を型抜きします。

このおこしものの型は掘る人の技術により使い易さが別れるとは、奥様の弁です。
型抜きした生地は着色し
、蒸します。
蒸したら冷水に放してから取り出し自然乾燥。 
グリルで焦げ目をつけて、砂糖じょうゆを絡ませ、アツアツをほおばると、皆いっせいに「美味し~い」
一回目の出来具合も上々です。
次のおこし物の準備をしながら、おこし物の型抜きをしながら、さらに昼ごはんの準備をする…この家の奥様はほんとバイタリティがあります。
そして親としても威厳も備えもって。
私が見習いたいと思っている理想の女性像です。
今回も前もって用意してくださった「あらめの煮物」
。
あらめは昆布の一種ですが、昆布の縮みのような風合いは初めて見ました。
「ほうれん草と切り干し大根のあえもの」
はすった生姜の味が効き、手作りの切り干し大根のしゃきしゃき感とマッチしています。
その夜の我が家の食卓にさっそく登場です。でも先輩の味には程遠く…。
でも、レシピが一つ増えました。
このような発見こそ、よその家で食事をいただくうれしさです。

ご夫婦の温かい気遣いともてなしにすっかり甘えて、時計を見れば4時近く。
お暇の時間です。
余りにも心地よい時間を過ごし、現実に戻るのが怖い私です。