雑記帳

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大府の巨峰

2010年08月19日 | 日記
大府の巨峰です。

何年か前、TVで「大府の巨峰は一定の糖度があるものを出荷しています~」と聞いた覚えがあります。近年、スーパーの店頭に並んでいるスイカにも糖度のシールが貼ってあるのを見かけます。
この糖度の基準は、地域によってまちまちということですが、巨峰は20度前後位でしょうか。

巨峰は商品名・商標名で、品種名は「石原センテニアル」。他の種類のブドウと比べて、実が大きいことから、「ブドウの王様」と呼ばれ、日本原産の果実。研究所から見える富士山の雄大な景観にちなんで、大井上康が命名。1粒の重量は10g~12g程度。房の重量と糖度には関連性があり、数が増えれば糖度は下がり、色は薄くなる。

主な栄養分は、果皮と果肉の間にあり、大粒な実でも、粒ごと口に入れ、口の中で中身を皮から押し出して、皮と種を出すのが美味しい食べ方。糖度は茎に近い方が高いので、房の下の方から食べたほうが、最後まで甘さが均一に感じられる。

栄養価はどうでしょうか?
果実には、ブドウ糖やビタミンB1が多く、疲労回復、栄養補給、医薬品にまでも利用されている。ペンダペプチドという物質が脳の機能を改善するといわれ注目されています。
皮や種には、赤ワインで一躍有名になった「ポリフェノール」が多く含まれ、これは光合成でできた植物の色素や苦味の成分で、活性酸素を除去する抗酸化物質が、病気や老化を防ぐ。
生活習慣病・白内障・肌の老化の予防にも役立つ。ということらしいです。

時には、巨峰をシャーベットにして食べます。粒のまま冷凍して、食べるときは、水の中に入れます。しばらくして、表面が溶けて皮がつるっと剥けるくらいが食べごろです。今年の暑さの中で食べたら最高ですね。


いろいろ効用はあるようですが、先ずは旬の物をなんでも食べる。そして食べたものが美味しいと感じられる、心と体の健康が一番ではないでしょうか?