雑記帳

日々の雑記帳です。

観劇・松井誠

2010年08月06日 | 日記

今日、知り合いの方に誘われ御園座へ行きました。
午後四時開演です。第一部は今の時期にマッチした、特攻隊を題材にした戦争物。松井誠主演で、司葉子が母親役で共演していました。
第二部は、松井誠の本領…踊りの饗宴でした。さすが踊りの部は、水を得た魚のごとく、とっても生き生きして見えました。
イナバウナーもどきの体の柔らかさです。衣装もきれい。彼は背が高いのでとても見栄えがします。

松井誠は、大衆演劇から這い上がってきただけあり、お客さんへのサービス精神に感心しました。お客さんを飽きさせない構成にもなっていました。

花道からの出は数回。客席からも登場しました。
花道、かぶりつき、2階席のお客さんへの目線。お客さんあっての役者という気持ちが、いろいろな所作に見て取れました。

男衆姿で踊りますが、その時の手付きは、女性そのもの。

このような公演を見て、いつも思うことがあります。
俳優や役者に対して、画面を通して見たその役柄や、外観で好き嫌いを決めていることがあります。
でも生の舞台や公演を見ると、その役者さんに対する先入観とは違って応援したくなる人、ファンになりたくなる人がいます。

劇場を出ると、昼間とは打って変わって、とっても涼しくなっていました。