日比谷野外音楽堂は、歩くのもやっとなくらい、いっぱいでした。
のぼり旗、ショッキングな書き方です。
でも、トイレへ行くこと、食事をとること、着替えること、それらすべてがあたりまえのことだけれど、
障害者にとっては一人ではできないから、手助けをしてもらっているのに、
それを「益」だとみなし、お金を取るようになったのが、この障害者自立支援法であり、
それに対する怒りの大きさが爆発してる、と思いました . . . 本文を読む
やっと付きました。昇降機です。
工場の屋根は、2階建てくらいの高さがあります。だから、その上に住んでいるお母さんは
外階段を3階分上って、自宅の玄関にたどり着くのです。
ある日、具合が悪くなり、階段の上り下りができなくなったお母さん。
どうしたらよいだろうかとお電話をいただきました。
介護保険の申請や、昇降機の取り付けなど調べたのは、今年の初めのことでした。
昇降機の取り付けの算段ができ、お母 . . . 本文を読む
難病協会によると、多系統萎縮症は、筋肉がかたくこわばり、動作が遅くなり、
手先の細かい運動がしにくく、話しにくく、歩くのが難しくなります。
今日お会いしたお母さんは、62歳。3年前に発症し、徐々に進行をしているそうです。
ひとりでは動けない体になったことを、つらいと感じ、涙を流すお母さん。
でも、優しいだんなさんと息子さんが、懸命に看護をしています。
障害者手帳を取れるだろうかというご相談でし . . . 本文を読む
(Yさんの了解を得て、ともに喜んだことをみなさんにお分けします。)
刑務所から出てきたばかりの20代のYさん。
学校をでてから、職場を転々とし、派遣で働いたときにはお金も尽き、
パンと履歴書を盗んでしまいました。
「統合失調症」と診断を受け、刑務所でもお薬を飲んでいたと言います。
でも、いまは、お薬もお金もありません。
そのことも伝えて、あるメンタルクリニックへ一緒にうかがいました。
優しい . . . 本文を読む
雨がぼしゃぼしゃ降って、桜の花びらで道路が桜色に染まる中、
入学式が行なわれました。
養護学校は、この4月から特別支援学校と名前が変わりました。
公立中学の入学式と重なるのでこれまでは来られなかったのですが、
今年は、養護学校の節目の年となるので、こちらへ出席をさせていただきました。
白鷺には、中学部と高等部があります。
中学部に初めて入学をしてくる子どもたちと、中学部から進学をした子どもたち . . . 本文を読む
34年前、学校教育法の改定で、盲・聾・養護学校へ、寄宿舎の併設が義務づけられました。
すべての養護学校に寄宿舎を!という要望が大きくなっていったものの、
すべての養護学校へは併設されずにきました。
そして、これまでは、1通学困難、2家庭の事情、3教育上必要とする場合となっていた
入舎の理由を、今年度からは、通学困難のみにして、門戸をさらに狭めたのです。
通学困難、というのは、家から90分以上か . . . 本文を読む
知的障害を持つ中学生の男の子が、学校の帰り道で、上を見ていたので、
何を見ているの?と聞くと、「鳩をみているの」と。
どこにいるのかなあ。
そのときは、わからなかったのですが、
今日、くるっぅくるっと、
鳴いているのが聞こえたので上を見て探してみると、
もさもさした葉っぱの中に、いました。
風のにおいや、
日の光の反射や、
鳥のさえずりや、
そういうものに、心が開かれているってすてきなこと。 . . . 本文を読む
Sさんは、5年ほど前に、「障害者」となりました。
脊髄小脳変性症という神経系の難病を、突然わずらったのです。
それまでは、建築事務所に勤務をし、普通に働くサラリーマンでした。
最初のころの辛さは、想像に絶するものだったことと思います。
しかし、Sさんは、元来の明るい性格で、ひとつひとつの辛さを乗り越えてきています。
そして、昨年からは、一人暮らしを始めました。
発病する前は一人暮らしでした。発病 . . . 本文を読む
文教委員会に、寄宿舎をなくさないでという請願が出されています。
今日は、江戸川養護学校に併設されている寄宿舎の視察に来ました。
通学困難、家庭の事情、教育上の必要性などが、これまで寄宿舎に入る条件でした。
学校教育法では、盲・聾・養護学校への寄宿舎の併設を義務づけています。
すべての学校へ寄宿舎を!という要望が毎年出されています。
それなのに、東京都教育委員会の選んだ方向は、現在11しかない寄宿 . . . 本文を読む
まっすぐな瞳のお母さんのご相談で(ブログ*20070508)、教育委員会もすぐに動いてくださり、
つきました。「てすり」です。
そして、やんちゃな子が階段の上に上って落ちてしまうことがないようにと、
配慮してつけてくださったのが、上の部分です。
彼は手すりを伝って上り下りをし、階ごとにおいてある車椅子に乗り換えて、その階を移動します。
車椅子をおいておく場所は、主事さんたちが作ってくださったそう . . . 本文を読む
「お金のかかることだから、なかなか言い出せなくて…」
若いお母さんは、障害を思った5年生のお子さんのことで、
誰に相談したらよいか、悩んでいたとおっしゃいました。
そのひとつが、「てすり」がないことです。学校は、障害のない子用につくられているのだと
あらためて思うことがいくつもあるのですが、彼の学校もそうでした。5年生になって、
上の階の教室になりました。車椅子を置いて、手すりを伝って上ってい . . . 本文を読む
緊張した手が、美しい。
「手をつなぐ育成会」(「知的な障害」のある子のしあわせを求めて
手をつないだ親たちの会)
のみなさんの50周年式典が行なわれました。
そして、その中で、成人のお祝いもありました。
おとなになる緊張と、たくさんの人に祝ってもらう喜び、
私は彼の手がとてもすてきだと感じました。
そして、知的障害のある人たちが、幸せに生きていくために、
政治はもっと力を使うべきだと、あらた . . . 本文を読む
原則1割の「応益負担」ということが、どんなに重くのしかかっていることか。
「1割の負担は国民のコンセンサス(合意)」とおっしゃる区長の答弁は残念でした。
「サービスを受けたらその分払いなさい」ということを、障害者に求めることは、
ほんとうに国民の合意になっているのでしょうか。
少なくても私がご意見を伺う方々からは、与党を応援している人たちでも、
国はあまりに冷たいよ、という声のほうが圧倒的です。 . . . 本文を読む
この狭い階段は、傍聴席へ続く階段です。
4階でエレベーターを降りたら、階段8段を上がり、またこの8段を上がって、
ようやく傍聴席の入り口に着きます。車椅子の方が傍聴するためには、
職員の方にお世話になって、傍聴席へあがっていただいていました。
傍聴できるところを増やすこと、できれば皆さんが集まるロビーで映像を流すように
要望したものの、合意点は、議会棟にある委員会室での映像傍聴まで。
それでも、 . . . 本文を読む
写真がぼけてしまってごめんなさい。
みんなそりゃあ嬉しそうな表情だったのに。
雰囲気だけでも、感じてもらえますか。
* * *
今日は作業所の運動会。
「おねーさーん、来てくれたの?ありがとー」
にこにこして、女の子たちが声をかけてくれました。
(2006-03-24のブログをご覧下さい。女の子たちのことが書いてあります。
パソコンの方は、ブログ画面の左上にカレ . . . 本文を読む
*まみやゆみ相談所*ひとりじゃないよ。プロジェクト
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