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GMとトヨタの話について

2008-01-25 18:47:45 | 環境全般
米有力自動車専門紙オートモーティブ・ニューズ(電子版)は
24日、ゼネラル・モーターズ(GM)とトヨタ自動車が接戦の末、
GMがわずかの差で世界首位を守った2007年の年間販売台数について、
実際にはトヨタがGMを上回っていたと報道したそうです。

両社の発表では、
GMの936万900台に対して、
トヨタは約3000台及ばなかったのでしたが・・・。

同紙によれば、
GMの公表数字には
中国メーカー、上海汽車との合弁工場で生産された
「五菱」ブランド、51万6000台が含まれているということです。
同工場へのGMの出資比率は34%にとどまっており、
「過半数の株式を持っている工場だけで比較する
業界慣行に従ってこの分を除けば、GMは880万台余り。
トヨタが大差で一位となる」
としています。

そんなことだろうなあとは思っていました。

でも正直なところ、
いま車の売り上げ台数が世界一になること
の意味はさほど大きくないと思います。

いまの焦点は次世代エコカーの技術開発であり、
そのコストダウンです。

そして、5年後、10年後に
トヨタとGMが今の位置にいられるかどうかはわからず、
まさに正念場です。

ですから、
水増ししたGMはともかく、
トヨタにとっては、
1位でも2位でもどうでも良かったんじゃないかと思いました。

厳しい声も聞かれますが、
トヨタは環境技術に関しては、
大きな危機感を持っていると思います。

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