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WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

「成長法則 ひとつ上の自分に出会う3つのステップ」小田 真嘉氏・28才の限りない可能性を感じる

2007-10-06 12:13:18 | 自分の為の、効率化&時間捻出プロジェクト
小田 真嘉氏は、1979年生まれ。
え、28歳???
写真だけみると「ただの生意気な若造」だが、
書いていることもまともなら、お仕事もよくできる様子。
こりゃ、ただものではないと思いチェック!

*************

とここまでは前回書いたところ。
届いた本を読んで、凄さを実感。
とにかく「元気になり」「前向きになる」本です。
もうすでにブレイクしているが、更に大ブレイクの予感。

■著者プロフィール

小田真嘉(おだまさよし)1979年生まれ 宮城県出身。経営コンサルタント
ブースト・パートナーズ株式会社・代表取締役社長。

何回計算しても、2007年の現在、彼は28歳だ。
書いている内容の濃さも人間や人生への深い洞察も、とてもじゃないが普通の28歳ではない。
かといって、老成してしまっているのではなく、
若さがもつ清々しさ、限りない可能性ならばある。

なんという28才がでてきたことか。

(以下HPより)

母親の教え『人と違うことをやりなさい』の影響を受け「人々の違い」を意識。
小学校では、どもりと母子家庭などが原因で友達が少なかったことから「友達が多い人と少ない人との違い」を学ぶ。
さらに防衛大学校で「人を導ける人と導けない人との違い」を体感する。

大学卒業後ITコンサルタントを目指しSIベンダーに入社するものの半年で挫折し退社。自分の夢を見失っていたことからまずは身近な人である母親の夢に関わろうと決意。
セールスレップとして活動し資金を貯め飲食店経営を始める。
しかし、経営は上手く行かず経験不足とビジネススキルの無さを痛感。

それまでの挫折と失敗の経験から「成功する人と失敗する人の違い」に興味を持ち
人材教育事業、組織コンサルティング事業セミナー運営などを経験する。

さらに人脈ゼロの状態から1万人を超えるビジネスマン、1000社を超える経営者との出会いを活かして「成長する人と成長しない人の違い」を体系化。

そのノウハウをコンサルティングに取り入れたところ年商、人脈、年収が倍増する個人や企業が続出。

現在は人材と組織の成長をテーマに上場企業からベンチャー企業まで、経営コンサルティングを行っている。

***********

一度講演聴いてみるかと本気で思っている。(くま)

(以下アマゾンより)
ただご飯を食べるためだけに働くRiceワークから、大好きなこと
を楽しく働くLikeワーク、そして人から喜ばれて生きがいを感じるLifeワークへ
と成長したい人のための本。
「楽しく働いて幸せになりたい」「豊かになりたい」「自分だけの才能を開花さ
せたい」と5年前の著者は切実に願っていた。その答えを求めて10,000人以上
の経営者、著名人、ビジネスマンたちと出会い、本当に大切なことを教わった。
それは、ひとつ上の自分と出会うための「成長の法則」。

私たちが一番忘れてしまうこと。
それは、幸せになるために生まれてきたということ。
この本には自分の才能と可能性を知り、自分らしく成長して幸せで豊かになるヒントが凝縮。
自信と希望に満ち溢れ夢を叶えた人たちが歩んできた、成長のプロセスと成長のコ
トバを3つのステージにまとめ、その具体的な道のりを紹介。不安が希望に変わ
り、これからの自分をつくり出せる。

成長法則 ひとつ上の自分に出会う3つのステップ
小田 真嘉
PHP研究所

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枝廣淳子氏「思えば、そうなる!-なりたい自分になる為の7つの扉

2007-10-06 11:42:20 | ワーキングウーマンの●●!
今の枝廣淳子さんを知っている状態でこの本を読むと、非常に興味深い。
高学歴のエリートである枝廣さんが、決してまっすぐな道を歩いてきたのではなく、悩み、一生懸命考えながら決断を下し、努力を積み上げ、いまいる場所にたどり着いたことがよくわかる。「この方はこうやってキャリアを積み上げてきたのだ」と非常にナットク感を持つ。

段階的にビジョンを持つ、ビジョンを具体的に描く、壁を乗り越える、天職日記をつける、といったことを実行してみたいと本気で思わせてくれる。

朝2時に起きのスーパーウーマンでなくても、枝廣さんのような高い知能を持っていなくても、大丈夫。
普通の人間である私たちも、なりたい自分になれる仕組みがわかりやすく書かれているよ。


思えば、そうなる!―なりたい自分になるための7つの扉
枝廣 淳子
新潮社

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企業とNPOの協働。「じゃあ協働って?」

2007-10-06 11:00:10 | 企業が社会に出来ること
協働(Coproduction、collaboration、partnership)は、

複数の主体(会社とか団体)が、
①何らかの目標を共有し、
②ともに力を合わせて活動することをいう。

英語のCoは「共同の、共通の…」という意味ですよね~。
これにProductionと結合させて生まれたものであり、
これが協働と訳されたことで、日本語として定着。
コラボレーション・パートナーシップとか、そんなかんじです。

協働は責任と行動において相互に対等。
行政も企業もNPOもNGOも市民も同じ目線で協働に携わる。
(ことが望ましい)
ゆえに協働とは、みんなが相互に連携し主体的にやっていくこと。
だから「みんなが主役」。
相互にお互いの不足を補い合い、ともに協力して課題解決に向けた取り組みをする。
この流れが今、加速している。

PDCA(Plan Do Check Act)サイクルによるマネジメントが社会貢献活動にも必要、

2007-10-06 09:55:11 | 企業が社会に出来ること
PDCAサイクルとは、plan do check act の頭文字であり、製造業や工業の方にはもう説明するまでもないと思う。
この種の考え方や手法は、有効性が実証されているがゆえに、モノづくりの現場をはじめビジネスの様々な場面で利用され、効果をあげてきている。

しかし、こと「社会的貢献」「環境保護支援」等の「ビジネスではない」分野では、こうした効率化、リスク回避への具体的手法は、あまりみられないように思える。

一番いい例は、数年前にはじめてこの分野に入り、いきなり環境プロジェクトを行ったこの私。

幸い初年度の早い段階で良い上司と先輩、仲間に恵まれ、本番実施の前に組織的にきちんとすることは出来、その後は志を同じくする仲間とともに、PDCAもどきを行ってきた。

そんな個人的反省から
「およそ仕事と呼ばれるものは、不測の事態やトラブルであり、より良い活動をするためには、常に見直しと改善は必要だ」と強く思っている。

ちなみに、世間一般を見回して、人様のお金をお預かりしているのにも関わらず、
PDCAの無かった一番おそろしい例が、
「社会保険庁」
だということは、皆さんもうお気づきだと思う。

「社会保険庁にならないためのリスクを芽のうちに摘む」
のがPDCAサイクルによるマネジメントだ。

「社会貢献」という分野では、「私たちはいいことをしている」という気持ちが、スキや甘えにつながる可能性がある。

当然のことながら
「いいことをしている」からこそ、
きちんとしたマネジメントが大切だ。

これは、数年前に私が深く学び、この1年間にさらに痛感したことである。

では、具体的に、
ビジネスじゃなくて、いわゆる社会貢献系のプロジェクトのようなものをイメージしてPDCAをあてはめていくと、

★★「なんたらプロジェクト」★★
■Plan (計画)
「従来の実績や将来への予測をもとにして業務計画を作成する」。

でも、ちょっと待った!
その前に!
その「なんたらプロジェクト」には理念があるか?行動指針はあるか?

なければ、つくらなきゃです。

会社つくるときには創業者理念があるのと同じ。
プロジェクト理念(社会貢献理念、環境貢献理念)みたいなものをイメージです。

①「何の解決が最優先事項であるか」「私たちは何を目指すべきか」を考える
②①へ行くためには、どんなことを行えば一番実効性があるのかを考える。
③自社、自らの組織のパワーを生かせるのは何かを考える?
④理念を言葉にして、チームで共有する。
⑤その理念を外にむけて発信する。(わかりやすく)

「理念」ができたら、
それに基づき、ロードマップを考える。これも図式化とかして、みんなで共有。

前回実績があれば、必ず詳細に振り返りをする。
できるだけ客観的評価・指標をとりいれ、しっかり見直す。
反省会を行い、内容をフィードバック。
クレームやミスを放置しない。「失敗は成功の母」。これも必ずチームで共有。
特にネガティブ情報は隠さないで共有して同じ失敗を繰り返さない。

情報も理念も行動指針もとにかくなんでもみんなで共有。この方がうまくいく。

でもって、
コンセプトとか、スケジュールとか、予算とか、組織&人の配置とか、運営方法とか、広報・PR戦略とかを決める。

モチロンこれもみんなで情報を共有。これでみんな楽しく、生き生き働けて、しかもプロジェクトはワークする。

何より、枠組みを先につくると、私の(=あなたの)仕事は減り、有能な周囲の人達が有機的に動き出す。(筈)

■Do
計画に沿って、業務を行う。

■Check
業務の実施が計画に沿っているかどうか、定期的に確認する。
4M
(モレ、ムダ、ミス、ムリ)の洗い出し。

また特に企業とNPO、NGOとの協働とか、組織が大きくなる場合、
「組んでいるものどうしのコミュニケーション」
が大切だ。
「営利企業」が「非営利団体」と組む。
国際結婚と同じ。もっと異文化かも。
凄くうまくいくこともあれば、関係がボロボロになって離婚して口もききたくなくなることもある。
当人のパーソナリティにかかっているところも国際結婚に似ている。

ビジネスとしてのこういうイベントの場合、幹事機能を果たすのは、時に広告代理店だったり、PR会社だったりするのだが、

仮に非営利の社会貢献のプロジェクトを行う場合、決してこうした会社がやってはいけないということではなく、誰がやるにしても、

「これはお金儲けではない」
「普通のビジネス以上の透明性、アカウンタビリティが要求される」

という覚悟が必要。

内部でも外部でもアカウンテビリティ(説明責任)は常に要求されるのは、すごく覚悟しておいた方がよい。

そして、NPOさんやNGOさんとの関係が「協働」だとすると、
やはり大きな発想の転換が必要。

何しろ相手は非営利団体です。
しかもこれからやろうとしていることも、非営利の社会貢献活動。
しかも「協働」(コラボレーション・パートナーシップ)。

これについては、凄く大切だけど長くなるから、また詳しく書きますね。

このへんを間違えると、せっかくの社会貢献活動が顰蹙かって、かえって会社のイメージダウンに繋がる。

凄く怖いことが待っているのは、WBをみればよくわかります。

とにかく、
「大きな組織」「複数の団体が参加している」
とはいっても「世間的には内部」だから、
世間に対して、
「たらいまわし」「プロジェクト内での齟齬」があると恥ずかしい。

特に複数の組織がからむプロジェクトは初期の立ち上げ段階では「幹事」的役割の会社(又は人)は必要。

余談だけど、こういうコーディネイトができる人間まさに、CSRの時代の至宝なんで、大切にしてその人から学ぶべし(数年前の私)。

また、ビジネスとしてのイベントではありまえの、「組織表」や「役割分担」や
「そのプロジェクト内でのお約束」は明文化しておく。
当然何かあったときの「責任の所在」をはっきりしておかないとかえって対策が甘くなり事故がおこる。
「誰かがやっているだろう」は厳禁。
この種のプロジェクトで事故が起こり、その際の危機管理を誤ると、どんなに怖いことになるかは、いまさら私が説明するまでもないよね。
転ばぬ先の杖。
「なんたらプロジェクト」「なんたら作戦」と名乗る以上、
「世間にとっては、それはひとつの組織」。
事故を起こさない、何かあった時の体制を整えるのは、普通の会社の内部統制と同じ発想だと思う。

これを関係者全員が自覚し、きちんとマネジメントしていくと絶対うまくいく。

■Act(処置・改善)
実施が計画に沿っていないところを調べて処置する。
しつこいようだが、「ネガティブ情報を隠さない」「隠す風土をつくらない」
「隠蔽をしない」。
場合によっては、経験者や識者、上司に相談、会議で検討するなど。

ここで計画の最初に立ち戻って
①このまま継続
②修正をかける
③破棄する
かを決める。

これをくるくるやり続けるとうまくいく。

また、勇気がいるけど、あまりにもうまくいかなくなったら、
「計画そのものに修正すべきことがないかどうか確認する」
ことも時には必要。

割とありがちなのは、わからないまま走って、ごちゃごちゃになること。
(数年前の某プロジェクトの立ち上げの時の私がまさにこれ。大反省&そのとき一緒に修正してくれた仲間に感謝です。

こういうときは慌てずに、

「まず最初に立ち戻って」
「何が大切なのか」

を見直すこと、問題点を把握して「組織として」対処するのが大切だと思う。

モチロンこういうことをきっちりやっている組織は多い。

「反省会」をしっかりやると気持ちがいいですよね。
その某プロジェクトの反省会&お疲れ様会の気持ちよかったこと。お酒のおいしかったこと。

「よりよいものをつくっていこう」
「いいプロジェクトにしていこう」
「継続性を持たせよう」
何より
「世の中をよくしていこう」
「社会(世界、地球?)に貢献しよう」

という気持ちを、システム化というカタチにして、
「仕事師」としての任務をまっとうし、
参加している団体が皆、気持ちよく、楽しく、達成感を持って働け、
その結果として
一般の参加者(とか賛同者など)の方々に気持ちよく参加していただき、
「あのプロジェクトはしっかりしている」「また参加したい」
と思っていただくのが一番。

これがそれぞれの団体の信用に繋がり、より良い活動へと繋がる。

その為に、PDCAをまわし続けるの。

「Plan」→「Do」→「Check」→「Act」
→再び「Plan]と

図にできないのが残念だけど、円になってくるくるまわる。

そして、いいものができる。
気持ちいいじゃん。

想像しただけで「はうー」(うちの赤ちゃんが気持ちいいときにあげる声)