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WIND BENEATH MY WINGS

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コモンレール方式って何?低公害型ディーゼルを知るキーワード。

2007-10-02 11:03:41 | 環境全般
「低公害型ディーゼル」を理解するための「コモンレールシステム」について、取り急ぎ。

「コモンレールシステムって何?」

燃料の“加圧”と“制御”の両方を燃料ポンプで行っていた従来のディーゼルエンジンと違い燃料の“加圧”はポンプ(サプライポンプ)に、“制御”はインジェクタ(噴射装置)に分担させている「蓄圧式」といわれるものが、コモンレールシステム。
金属製の頑丈なパイプ(レール)に高圧燃料を蓄えてから、各インジェクタで噴射を行うため、ポンプ側は無理なカムリフトや噴射制御から解放された。

また電気式インジェクターは開弁行為のみを受け持ち、パイロット、プレ、メイン、アフター、ポストなど、5回噴射も可能となるなど、NOx(窒素酸化物)の発生を抑え、かつ、PM(粒子状物質)も少ない、完全燃焼のための理想的な噴射を実現する、自由な制御が可能となった。

ディーゼルエンジンの歴史に、コモンレールの名前が現れたのは、1910年代終盤のボッシュによるものが最初。
環境対策としての現在のコモンレール方式を初めて実用化したのは日本のデンソーであり、伊藤昇平、宮木正彦を中心として、ECD-U2という名称で開発された。
1997年末にはボッシュで乗用車用が実用化された。
以後、ボッシュとデンソーの2社がディーゼルエンジンにおけるコモンレールシステム開発を競い、市場でも圧倒的な地位を占めている。

ホンダアコード2.2-CTDi5M、ボッシュの第二世代コモンレール採用車試乗レポート発見!

2007-10-02 11:02:42 | 環境全般
ボッシュ第2世代コモンレールシステムを採用した「ホンダ・アコード2.2i-CTDi
(右ハンドルの英国仕様)の試乗レポートをWebCGにて、発見。

このレポートは、2004年に書かれたもので、ホンダの低公害型ディーゼルとしてはひとつ前のものについて説明されているが、日本のディーゼル事情(石原さん話も含めて)が極めてわかりやすく軽快に説明されている好レポート。

書いておられるのは自動車ジャーナリストの笹目二朗氏。

生き方

webCG」→「インプレッション」→「ホンダ・アコード2.2i-CTDi短評」(2004)

そして、これを読むと「コモンレールシステムって何?」と思われる方がおられると思うので、上に説明をつけておきます。

ホンダ低公害型ディーゼルアコード i-DTECの試乗レポート発見!

2007-10-02 10:49:58 | このブログについて・お知らせ
★★★お詫び★★★
すみません、昨日ご紹介した記事はすぐれた記事ですが若干古いです。

■ホンダが、が開発した新型ディーゼルエンジン車の最新レポートは、
同じWebCGの中にある、
ホンダ・アコード・ディーゼル(i-DTEC搭載/プロトタイプ)【短評】 (07.09.30) 、です。


昨年2006年9月25日に発表したホンダの最新低公害型ディーゼル「i-DTEC」は、2003年に登場した2.2リッター「i-CTDi」を発展させたもので、ガソリンエンジンに匹敵するクリーンさを謳う。この試乗会が最近プレス向けに行われ、それが記事になっている。

昨日、ご紹介した記事は、一個前の2.2リッター「i-CTDi」に関するもの。
ごめんなさい。

「i-DTEC」排気量はi-CTDiと同じ2.2リッターながら、より高出力・大トルクに対応するためアルミブロックを強化し、燃料噴射装置をソレノイド(電磁)からピエゾ(圧電素子)インジェクターに変更。

また、従来のマニュアルだけだったのが、オートマ登場!

このホンダの新しい低公害型ディーゼルは、日本の「ポスト新長期規制」(2009年施行予定)、欧州の「EURO5」(2008年施行予定)、そして2009年から北米はカリフォルニアで施行される予定の「Tier2 BIN5」(今のところは、世界で最も厳しい規制)による厳しいNOx(窒素酸化物)規制をもパスできるという、凄いものだというのは前回書いた通り。

あらためておさらいすると、
従来のディーゼル車は、ガソリン車に比べ燃料消費や二酸化炭素排出量が少ない反面、PM(粒子状物質)やNox(窒素酸化物)といった有害物質の排出量が多いのが課題だった。
そこでホンダは世界最先端の触媒装置を開発、窒素酸化物その他の排出量をガソリン車と同程度にまで抑えることに成功した。

i-DTEC搭載モデルの投入は、2009年予定。
車種はアコードとシビック、ガソリン車より1割程お高いことになりそう。

試乗レポートに行くには

WebCG」→「インプレッション」→「ホンダ・アコード・ディーゼル(i-DTEC搭載/プロトタイプ)【短評】(07.09.30) 」です。

ホンダの低公害型ディーゼルに関してはほぼ最新の情報。

おはようございます。クジラの加入顛末記と環境部門の充実

2007-10-02 09:36:15 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
おはようございます。
本当に秋らしくなりましたね。昨日の夕方、窓を空けていたら、こんな都会でも虫の声が聴こえました。

今朝もへんてこりんな題名ですみません。

昨晩、子供たちを寝かしつけてから、ネットで情報収集していたら、
夫が、すまなさそうに部屋に入ってきて(彼のPCは仕事部屋、私のPCはリビングにあります)
「さっき紹介したホンダの試乗の記事さ~、ちょっと古いからもう一回見直ししない?」
と。
「????」
と思ったら、コモンレールシステム搭載のアコード試乗の記事が、若干古いものだったのです。これはいけませんね。

モチロン執筆者の方は私たちが評価した通り、素晴らしく、紹介に値する記事でしたが、やはり最新の情報をお届けするべきです。そんな理由で、今日みなおすことにしました。

すみません。

夫は昨日私に
「今日から環境部門の理系の監修者になって下さい。車に関しては情報収集もお願いします」
と宣言され、
「ハンドルネームにするから、好きな動物教えて!」
と唐突に聞かれ、
「うーん、クジラかな、イメージと違うけど」

ということで「WindBMWの理系監修者クジラ」に任命されました。

「物理化学数学まるで駄目」
なくまが、この物理化学数学その他理系分野で息詰ったときに、いちおう国立理系の彼が助言を与え、間違った記載をしないようにつとめます。
同時にくじらの趣味を生かして「環境とクルマ」、
くじらの大学での専門を生かして「環境問題全般の中で生態系に関するもの」
などの情報収集や監修をすることになりました。

でも、よく考えると、これって「遊び」なんですよね。WindBMWは、あくまでも私の気付きや勉強の場。
それななのにこんなに気合入れている私たち夫婦って、かなり滑稽です。まあでも趣味ですから、本人たちが楽しければいいのですから、お許し下さい。

それにしても、真面目な彼は、さっそく自分ももたらした情報について、夜、裏をとったり、コモンレールシステムをもっとわかりやすく説明する方法を調べていたのでした。

なんて馬鹿真面目な人なんでしょう

このズレっぷりは最高に笑えます。

同時に、クジラ(=くまの旦那)はそういう人なので、私は情報提供者としての彼を信頼しています。ですから彼が関わるネタはそれだけ慎重に吟味されていると思って下さい。

長くなりましたが、クルマネタは修正してから再びアップしますね。

そして私が目指すものは、くまの文系的視点とクジラの理系的視点を融合させることです。
モチロン、この双方を持つ人は世の中にたくさんいて、そういう方達はやはりかなりご活躍されています。
しかしその才能のない人間は、足りないものを何かで補っていくしかありません。

環境問題がご存知の通り、非常に幅広く、それぞれに高い専門性が要求される実に奥深い分野です。

まだまだはじめたばかりの「環境とクルマ」「ああ環境って奥深い」「ポスト京都議定書」のカテゴリーですが、違った視点を持つ理系のクジラ加入により、より面白くすることが出来たらと思います。



それでは良い一日を!

WIND BENEATH MY WINGS くま

このブログの読者専用連絡先
windbeneathmywings73@gmail.com

素材は「ひまわりの小部屋」さんの作ったものです。