2023年正月3日、めでたい正月になぜか鬼が出る。
各地の御神楽に鬼が出ることは聞いていたが、お正月に「鬼」か。
まずは、神輿の御霊遷し 神輿に神社に祀る神様の御霊を遷す儀式から。
この階段の上に賀茂神社がある
拝殿に子ども神輿、
宮司が御霊を遷すため本殿で何やらとなえている。
階段下の神輿とともに里の家々を練り歩く。
御旅所で一休み
一通り巡行して御神楽の会場に到着する。
舞が奉納される。それぞれタイトルがあり意味もあると聞いたことがあるが覚えていない。
笛、太鼓、鐘の係と舞う人は入れ代わり立ち代わり二刀流、三刀流(刀は無理か)の大活躍。
鬼(ダイバン)の登場である
何でもダイバンに抱かれると健康で強い子に育つとのことで、親たちが泣き叫ぶ子どもを鬼に差し出す。ところが、中にはニコニコと鬼の顔を見てハイタッチする子どももいるから一概に「虐待とは」言えないだろう。周りの観衆も笑顔で見守っているが必死に逃げようとする子どももいる。
この子は自前の狐のお面をつけていた。
ひとしきり暴れまわったところで、少し若いダイバンと二人?二匹?
暴れているが正義の味方が現れる。
滑稽な演目もある。
クライマックスは大蛇退治
退治するのは須佐之男命だったと思うけど? 不勉強で困ったものだ。
希望としては、高千穂の夜神楽とか石見神楽など鑑賞してみたいなあ。
大蛇にお神酒を飲ませて
しっかり飲ませて
頭を切り落とす。
天岩戸に隠れていた天照大神がお出ましになり、めでたしめでたし。
こんな感じで、約4時間の御神楽の奉納を終え、神輿は神社で御霊をおさめて一連の行事が終了した。