銀杏の巨樹を訪ねて

銀杏の巨樹とその近辺の様子や興味のある事柄などを綴っていこうと思います。

三瓶町.須崎 垂直に立つ地層の観察会に参加

2021-03-14 08:47:45 | 日記

 3月13日(土)せいよ自然と暮らしのカレッジ「須崎海岸の斜面崩落を考える」に参加した。

 三瓶町朝立のみかめ本館前から隅田川で運行している屋形船と同形の「住吉丸」に乗船し観察現場の須崎海岸へ。

 上の写真は講師の了解の上アップした研修資料の表紙

 企画の趣旨は陸路でこの地層を観察するための遊歩道が斜面崩落のため通行不可になっていることへの対策等について考えるというものだった。

 なお、この上には観音様や釣鐘があり、さくらの植栽がなされている。斜面の緑はウバメカシ。

 須崎海岸は小学生のころ長早から引き潮を狙って、釣竿を担ぎ波打ち際を先端の方までポイントを狙い釣り歩いたことがある。ベラの一種で地元の漁師の言うギザミ、モグマ、ナベタ・カンナベなどが釣れた。ちなみにこの種の魚名は集落によって異なる場合がある。

 このほぼ垂直に立つ地層が黒瀬川構造帯と言う地層で岩石の中から「ハチノスサンゴ」の化石が見つかったそうだ。

 約4億年前の地層がむきだしで縦に並んでいるのを観察できる。

 中央の島の左上端に見える島の地層と手前の島の地層が重なって見えるポジョションがあり松山空港の到着、手荷物受取のエリアに大きく写真が展示されていた。(このところ空港に行ってないのでどなたかご存知なら教えてください。今もあるのかなあ)

 この辺で重なって見える。

 右側の地層が古いと教えていただいたのだが講師の方に直接聞けてないので・・。

 通常ルートは、向こうにみえる島の外側を通り北側からさらに毘里島を左にみて一回りするのだがこの日は強風注意報が発令されており、ここでUターン。

 風に押されて湾内奥深く桟橋まで帰りました。

 アップしてから気付いたんですけど、

上の写真の右端から70%くらいをじっくり見ると何かの動物に見えませんか? 

港はこんな感じ。上の写真の右下の角から下の写真の左中ほどに続く。

この日は、小型の漁船や鮮魚運搬の船が係留されていた。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

震災、原発事故被害施設支援 職員派遣の思い出

2021-03-12 09:52:11 | 福祉

3月11日、10年目の3.11。

 2013年の3月から「福島県の特養(特別養護老人ホーム)への介護職員派遣」について協議を始めた。全国老人福祉施設協議会から各県の協議会あてに介護職員派遣についての照会(依頼?)があったようで、すでに派遣している県(施設)もあり、3か月単位で各県の協議会会員施設から希望を募り実施とのこと。7月、8月、9月に職員派遣を希望する施設を県内から募るという。4月から6月までの3か月は山口県からの派遣が決まっていたと記憶している。

 介護を要する高齢者が生活しているが、勤務していた職員が退職したり、避難先から返って来ることが困難であるため事業継続に支障が出ていた施設が複数あった。

 そういう施設の一つとして福島県広野町の特別養護老人ホームはなぶさ苑への介護職員派遣ということで協議を重ねた。老施協の希望としては職員1人当たり最低でも2週間の勤務が条件だったと記憶する。3人から6人程度の希望者が必要だ。

 それ以前に、現地の除染は進んでいるとの報道は耳にしていたが果たして2週間から1ヶ月の間、いわき市(いわき市内にアパートと通勤用の車が用意されている)から広野の施設への通勤と介護をさせてよいものだろうか?

 当時ネットから広野町の広報誌や福島県の地方紙、テレビ局などの情報を集めて、避難解除にはなったが避難先から返って来る住民が極めて少ないことや、まったく専門外の放射線量、被爆等についての勉強会を行った。

 避難解除になってもなお、住民が返ってこないというのは? 避難解除と言っても除染作業が終わったのは幹線(生活)道路や住宅地。地元の人はまだ安全を実感できないのか?本当に安全なのだろうか?不安が・・・。

 仮に応援に行きたいとの希望者があり送り出すにしても、現地のことを知らずして職員だけを派遣するのはいかがなものか、との考えがあり現地での情報収集のため福島へ行くことになった。

 2013年4月8日、1泊2日の予定で法人の特養管理者2名が松山空港から羽田経由で福島県広野町への途についた。

 羽田空港で「悪天候のため福島空港へのフライトは・・・・。」のアナウンス。

 結局、福島空港への乗り継ぎ客は羽田で降りるか仙台空港への変更の選択を余儀なくされた。我々は羽田で降りて浜松町経由、東北新幹線にて郡山までのルートを選択した。

 福島空港で予約済みのレンタカーはJR浜松町駅から電話して、新幹線の郡山駅近くのレンタカー会社営業所に変更してもらい福島県内の足を確保。予定より大幅に遅れて広野町のはなぶさ苑に到着した。

 はなぶさ苑では勤務時間がとっくに過ぎた事務員さんが我々を迎えてくれた。新設オープン1年余りで原発の事故のため一時閉鎖していた全室個室ユニット型特養で1ユニット10名×4ユニット 定員40名。入所者数や職員配置の関係で2ユニットのみ稼働している状態であった。施設内を一通り見せてもらいながらそれとなく入所者の様子も見せてもらった。

 原発事故直後、施設閉鎖のため一時的に退職した介護職員の再雇用や新規介護職の採用がままならない状況について話を伺った。その中で、近隣のいわき市などで避難生活をしている人は、新居住地で3年目となり新たな職に就き、子どもも新しい学校に慣れてきているとか、大型店舗など商業施設の充実した都市での生活に慣れてきた。それと、その頃はまだ町内で営業している商店が少ないため日常的な買い物も大変だ、との話も伺えた。町に人が返っていないから商店も再開しずらい。

 除染が進んだとはいえ子どものいる家庭ではまだ警戒して帰っていない人もいるとの話もあったが、いわき市とこの施設間のみを車で往復して2週間から4週間の勤務なら被ばく線量的にも健康への影響は考え難く、お手伝いできるのではとの考えをもった。

 その後、6月28日から9月30日まで5名の職員が順にはなぶさ苑での介護協力につき無事にその職責を果たした。

 この経験から事業継続計画を策定し同様な事故があった場合の避難先施設は決めている。あってはならない事故に備えて。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わらマンモス 西予市宇和町

2021-03-09 20:37:43 | 日記

 

予讃線無人駅伊予岩城駅の西(かな)、何年前から作られているのかワラのマンモス。「ああ、出来てるなあ」と眺めながら通っているけど、これって珍しいのかなあ。なんとなく夫婦とBabyマンモス。作成後雨風にさらされて歴史を感じるけど、Babyマンモスが一番最近誕生したみたい。

わらぐろがメインみたいだけど、映したいのは向こうのマンモス。大きいマンモスの前足の間にBabyマンモスが。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春はそこまで つくし

2021-03-07 13:51:51 | 日記

毎年土筆が頭を出す狭いエリアが通勤路脇にあります.。今年もこんな具合に

にょきにょきと。3月5日に撮影しました。

初めて探すときにはなかなか見つからなかったけど。

私有地のようですが市道に面しており通りがかりの人はすぐ目に付くと思いますが。毎年どなたも摘んで帰る人はいないようです。スーパーには出てますが。

ウグイスは2月28日と3月1日に「ホーホケッキョ」と当たり前に鳴いているのが聞こえました。

今年は、練習のへんてこな鳴き声は聞けなかったなあ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

しまなみ海道通過

2021-03-05 09:52:55 | 旅行

 開通して20年以上になったのか、と思いながら飛び石にかかる橋を通った。開通当初は島内の道路がまだまだ未整備で橋と田舎道を交互に運転していく的感じだった。当時を思うと、ずいぶん走りやすくなったと思いながら

愛媛県の知事さんがサイクリングに熱心で、自転車通学の高校生にヘルメットを無償配布したのは5、6年前だった。また台湾の自転車メーカー「ジャイアント」との関係ができていたようで友好的交流が続いているようだ。そういえば全国的には多いのかもしれないがJR四国予讃線「宇和海」の車両の一部に自転車を分解しないで積めるスペースがあった。

2月とはいえ、温かい土曜日でサイクリストや遠足と思しき幼児を追い越したりすれ違ったり。

感染防止対策をしっかりとって県内の札所参りはどうだろう。

トイレ休憩を兼ねて昼食の尾道ラーメン、こんなに濃かったかなあ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする