彫刻家、チェ・ジンホ(崔眞豪)先生の個展に行ってまいりました。
八方美人という言葉はこの人のためにあるようなもの。韓国語で八方美人(팔방미인)と言うと、諸芸に秀でた多才な人という意味ですが、若い頃はモデルとして活躍される傍ら、彫刻の研鑽を積まれ、弓道の名手でもあります。
先生と私は、先生の義父様であるRobert Liddicoat画伯の絵画がきっかけ。たまたま立ち寄った仁寺洞のギャラリーで画伯畢生の大作Austalian landscapeに出会い、どうしても欲しくなって、直接、画伯に購入を申し込んだのです。
チェ・ジンホ先生の作品にはソウル市のシンボル、ヘチ(해치,HAECHI)がよく登場します。善悪を見分けるという伝説上の動物ですが、ソウル市庁前にあるヘチ像も先生の作品です。
何はともあれ、先生の作品を観賞してみましょう。
石彫刻の源流を捜し求めた末に、韓国石彫刻の原型と表現という主題のもと、ヘチ像というモチーフにたどり着いたとのことです。
モデルとして活躍されていた頃の先生。かっこいい
ランチタイムに撮影した現在の先生。今でも十分、イケメンですね
外交官をされていた奥様と。まるで映画の一場面みたい。
イケメンの先生の後で、気が引けるのですが、一応、私の写真も。モデルだった先生から、逆に撮影して頂きました。(モデルさんから撮影してもらうのは、初めてです!)
音楽や映像の分野では、日韓の文化交流がずいぶん進行していますが、絵画や彫刻の分野はいまひとつ。私のブログが韓国の美術界に関心を持たれるきっかけになれば幸いです。
本ブログでは、音楽や合唱のみならず、韓国美術界のホットな話題も積極的に取り上げていきたいと思います。
最後になりましたが、崔先生、個展にお誘い頂き、どうもありがとうございました。おいしい御昼ごはん、ごちそうさまでした
個展が開かれた三清洞の한벽원ギャラリー
おまけ)三清洞の裏通り。私のイチオシ観光スポットです。毎週でも行きたいぐらい