本日(11月10日)より山本典子先生による混声のご指導が始まりました。
当初は2時30分から3時30分まで練習する予定でしたが、開始を2時に繰り上げ、4時近くまで練習しましたから、予定の2倍、練習したことになります。
ご多忙中にも関わらず、大勢のご参加、どうもありがとうございました。
練習曲目は、「花は咲く」と「からまつ」。ゴールまであと少しのところまで来たと思います。
今日の先生のお話で、合唱中の体の姿勢に関するご指摘がありました。
練習が進行し、コンサートが近づいてくると、団員の集中力は、譜面から指揮者の指先に移ります。
私の場合ですと、先生の指先を見つめるあまり、無意識のうちに前かがみとなって、先生の指先と私の視線が完全にシンクロしているような状態です。おそらく、私の上体も一緒に動いているでしょう。
ところで、声楽的に考えると、どうでしょうか?
外国の合唱団を見ると分かりますが、合唱が佳境にはいっても、姿勢はきちんと維持されています。
指揮に対する集中力は大切ですが、食い入るように猫背になって、指揮者の指先を追う姿勢は、声楽的に良いとはいえない....。
あと、もう一つはスマイル。眉間にしわを寄せ、顔を引きつらせて、歌っている人がいますが、これも声楽的にはマイナス....。
先生のお話はそんな内容だったように記憶しています。
考えてみれば、プロの合唱団や声楽家は、みんな背筋をピンと伸ばして、リラックスした良い表情で歌ってますよね。
私も反省すること、しきりです....肩の力を抜いて歌わないと....。
「無くて七癖」と言いますが、こういう指摘を受けると、合唱をやっていて良かったと思います。
「花は咲く」は今日が最初の練習日でしたか、最初から、なかなかの完成度で、驚きました。
皆様、優秀ですねえ....。私もがんばります。