東北電力・女川原子力発電所2号機は、1990年の津波評価で、貞観地震での津波を考慮し、高さ 9.1m に設置したことが報じられています。
貞観地震の津波を全く評価から除外していた「東京電力・福島第一原子力発電所」が、3.11 の大震災&大津波に襲われ、原発をコントロール出来なくなり、遂に「レベル7」の放射能被害を拡散させてしまい、安全を希求する姿勢有無での明暗が実証されてしまいました。
又、福島県の残雪からも基準を超えるセシウムが検出され、ヤマメ等の淡水魚から基準を超えるセシウムが検出された事実も裏付けられました。
それと、東京電力と日本政府に共通した問題は、危機的な情報や悪い情報を隠すことです。
そして、その危機的な情報の発表を遅らせることです。
一昨日の福島第一原発5号機の海水ポンプの停止に関する危機的な悪い情報も、その発表が翌日になっていました。
危機管理では、悪い情報ほど素早い対応と同時に国民への情報公開でしか信頼が得られません。