今日の東村山は、初夏を感じる陽気となり、気温も 24℃ へと上昇し、とても快適です。
今日の富士山は、薄いピンク色の高曇りでしたが、北アルプスの笠ヶ岳は好天となっていました。
<ライブカメラ参照>
2011/05/09 AM 7:27 <忍野からの富士山>
2011/05/09 AM 7:32 <逆さ富士>
2011/05/09 AM 7:28:13 <笠ヶ岳>
中部電力が政府から浜岡原子力発電所の全原子炉運転停止を求められたが、その対応にもたついています。
3.11 福島第一原子力発電所が人災事故を発生させ、全6基の原子炉が運転不能となっていますが、中部電力は浜岡原子力発電所の危険性を自覚することも無く、3.11 以降も原子炉の運転を継続し続け、あたかも今回の原子炉運転停止要請を外的要因としてとしか捉えていない愚かさがあります。
少なく共、3.11 福島第一原子力発電所の原子炉の事故から放射能が放出され続ける危機的状況を、中部電力は別世界の現象としか捉えていなかったことも判明してしまいました。
従って、中部電力は、政府の浜岡原子力発電所の全原子炉運転停止の要請を受けても、直ちに対応策を発表出来ないことで判明してしまいました。
国会や毎日新聞紙上等でも、地震震源地の真上に立地していることで、あれほど浜岡原子力発電所の危険性が指摘され、即時運転停止を求める声が拡大していましたが、中部電力は、これらの声を無視・放置し続けたことの付けが降りかかって来たものです。
今回のドタバタ劇は、「安全を軽視する電力会社」の実態が表面化し、その姿がさらけ出されただけです。
社会的な責任感が欠如した企業が「独占的に電気事業が出来る」、これが問題の根幹です。
企業間競争の厳しさを想像することさえ出来ない企業体に問題発生の根幹があります。
管直人は東京電力・福島第一原子力発電所の事故の急所を突いた対応が出来ずに、モグラタタキに次ぐモグラタタキの対応に終始し、現在でも数十テラベクレルの放射能が放出し続けています。
今回の福島第一原子力発電所の放射能放出事故は、人災で発生したものであることが明白となっており、単に、事故への直接的な対応と、その発生原因の究明も同時並行で迅速な解明が求められ、さらには、他地域の原子力発電所の安全を確保することも同時並行での迅速対応をも求められます。
しかし、未だに、事故原因の究明作業がストップしており、その迅速さが欠けていますが、昨日の浜岡原子力発電所の全原子炉運転停止要請は、中部電力や地元自治体への事前説明も無く、突然 「管直人のモグラタタキ」 による、「浜岡原子力発電所の全原子炉運転停止要請」 が、突然、管直人が記者会見で、あたかも、自分自身の熟慮で決断した様に印象付けるべく、腐心していることがミエミエです。
昨日の記者会見でも、記者の質問を2問しか受け付けず、国民の疑問に答える姿勢が、著しく欠如していました。
どうも、管直人の頭の中には、自分自身に向けられている「批判と非難」を回避する方策を模索するのみで、物事の本質の追究から「今後の方策が理路整然と立案」されていません。
中部電力も、地震と津波による全電源喪失の問題に対しても、福島原発が襲われた津波高さ15mよりも低い12mの堤防を建設する案、さらに、福島原発原子炉建屋が爆発で粉々に吹き飛ばされた、その原子炉建屋屋上へ予備電源を設置する事等、どう考えても、合理的な安全性が得られない方策が立案されており、原子力発電事業への取り組みの幼稚さも露呈していています。
管直人と中部電力は、頭の使い方が「へたくそ」です。
尚、現在、日本には 54基の原子炉があるが、定期点検や事故発生で 32基(59.3%)の原子炉が運転を停止しており、今回の浜岡原子力発電所の全原子炉が運転を停止すると、計 34基(63.0%)が停止することなります。
しかし、中部電力以西は全ての電気が 60サイクルであり、電力会社間の電気の融通は容易い。
今日の東村山は風も無く、高い白い雲間から薄っすらと明るい太陽の光がこぼれ、気温も 18℃ と快適です。
富士山も白い雲の上に白い雪の富士山頂を観せてくれました。<ライブカメラ参照>
2011/05/06 AM 10:26
<管直人の反転攻勢>
今日の記者会見で、管直人が福島第一原子力発電所事故発生から、放射能汚染の拡大等、悪化し続ける原子力発電所事故に対し、今現在稼働中の原子力発電所の中でも大地震発生の確率が最も高い浜岡原子力発電所の全ての原子力発電機の運転停止を中部電力に要請したことです。
管直人の支持率が低迷している理由<国民が望む政策をタイミング良く実施しない>に自身が気付き、反転攻勢を狙い、特にインパクトが大きい「浜岡原子力発電所の全原子力発電機の運転停止を中部電力へ要請した」ことで、その意図が読み取れます。
浜岡原子力発電所の全原子力発電機の運転停止に関しては、僕を含む、毎日新聞も数回提言していたことであり、むしろ遅すぎる決断と感じがします。
東京電力・福島第一原子力発電所は、津波への弱体化をわざわざ図って建設されたことを、2011/05/05 10:30 付けで中日新聞のサイトが伝えています。<詳しい図解付きです>
この東京電力・福島第一原子力発電所は、元々、海岸が高さ 35m の絶壁となった台地となっていたが、それを、わざわざ 25m削り、海水面からの高さを 10m へ低くして建設されたことが、建設当時に東京電力から国へ提出された資料などで分かったとのことです。
折角、津波に強い自然の立地条件であったものを、わざわざ 25m も削り、海面からの高さを 10m へと低くしたことで、今回の高さ 15m の津波に襲われてしまい、とても残念な結果となってしまいました。
当時、この原発の建設に係わった、東京電力・元副社長・豊田正敏(87) は、「申し訳ない」と謝罪されたとのことだが、今更謝罪されても、残念ながら、現在の原発の危機的な状況を改善することは叶いません。
保育園・幼稚園・小学校・中学校等の子供達の年間被曝放射線量の大人の最大値の 20ミリシーベルトに設定されたことで、国内のみならず、世界の放射線の専門家から非難されています。
放射能の拡散マップに付いても、情報を隠蔽していたことが明らかとなり、許しがたい行政となっていることも判明し、「悲しきかな日本」 となっています。
今日の東村山は、高気圧が北に偏ったことで、冷たい一日となり、気温も 17℃ の肌寒さとなっていますが、そのお蔭で、北アルプスの笠ヶ岳は快晴となっています。<ライブカメラ参照>
2011/05/05 12:37:13
2011/05/05 12:38:19
東京電力・福島第一原子力発電所の事故で放出された放射線の学校に於ける年間被曝放射線量に関し、20ミリシーベルトを上限に設定したことで、この値が大人の被曝量の上限値であることから、年間被曝放射線量の許容する下限値の 「1ミリシーベルト以下にすべきである」 との声が専門家を含めて発言が相次いでいます。
しかし、日本政府は、これらの抗議を無視し、子供達の年間被曝放射線量の上限値 20ミリシーベルトの見直しを、「福島第一原子力発電所の状況が平常時に戻ったら、見直していかなければならない」と云った、ノンキ過ぎる発言をしています。
現在も福島第一原子力発電所からは、毎日 10テラシーベルト以上の放射線が放出され続けているとのことですので、子供達の年間被曝放射線量を決めなければならないのは、今現在なのです。
日本政府の対応は、あまりにも矛盾に満ちた対応です。
今日の東村山は、白っぽい薄い高曇りを透かして明るい穏やかな太陽を浴び、気温も 23℃ と、とても快適、スズメも庭の木の巣穴に盛んに出入りしています。
富士山も薄い白い雲と霞の中ながら、雄大な姿を横たえています。
<ライブカメラ参照>
2011/05/04 AM 11:15
今日の東村山は、高曇りの肌寒さ、気温も 18℃ でひんやり、それでも、風が無いので快適さを味わえます。
新穂高のライブカメラも、高曇りでもクッキリとした姿の笠ヶ岳と、少し黒さを増した山肌を観せてくれていました。
2011/05/03 AM 11:28:05
今日の東村山は、快晴で風も穏やかなポカポカの日和でしたが、富士山も黄砂でボンヤリとした姿となっていました。<ライブカメラ参照>
2011/05/02 17:36
日本政府が、子供達の放射線年間被曝量を 20ミリシーベルト以下としたが、世界中から「放射線に安全なレベル無し」と、厳しく非難されています。
以下は、共同通信が 2011/05/02 09:45 付けで報じているものです。
福島第1原発事故で政府が、福島県内の小中学校などの屋外活動制限の可否に関する放射線量の基準を、年間20ミリシーベルトを目安として設定したことに対し、米国の民間組織「社会的責任のための医師の会(PSR、本部ワシントン)」が2日までに「子供の発がんリスクを高めるもので、このレベルの被ばくを安全とみなすことはできない」との声明を発表した。
PSRは1985年にノーベル平和賞を受賞した「核戦争防止国際医師の会」の米国内組織。
声明は、米科学アカデミーの研究報告書を基に「放射線に安全なレベルはなく、子供や胎児はさらに影響を受けやすい」と指摘。「年間20ミリシーベルトは、子供の発がんリスクを200人に1人増加させ、このレベルでの被ばくが2年間続く場合、子供へのリスクは100人に1人となる」として「子供への放射線許容量を年間20ミリシーベルトに引き上げたのは不当なことだ」と批判した。
今回の日本政府の子供達への年間放射線被曝量に対し、はっきりと 「放射線に安全なレベル無し」と、指摘され、又、そのリスクも具体的に明示されたことで、学校や親が、その危険性を具体的に理解し易くなっています。
ポントは、「放射線に安全なレベル無し」 との、はっきりとした助言(suggestion) です。
今日の毎日新聞・朝刊・日曜くらぶ「心のサプリ<大震災によせて>」で、「エビデンスと現実の直視」との題で、海原 純子さんが危機的な状況にある日本を鋭く指摘されています。
その第一が、「エビデンス(evidence)の欠如」であり、即ち、エビデンスとは「証拠」と訳されますが、放射線物質の検査数値を示すだけでは足りないこと等を、詳しく述べられています。
もしも、自分自身で、ご自分自身の安全を願望されるなら、このコラムがとても解り易く解説されていますので、ぞうぞ、閲覧されることを推奨します。
昨日 4月30日、東電の鼓紀男副社長ら一行が、飯館村の原発・放射能被害で避難された方々へ謝罪されていたが、とても違和感を覚えました。
その謝罪会場となった体育館の板の間に座った避難住民の方々に対し、謝罪する側の東電・鼓紀男副社長ら一行が全員が座布団に座って、まるで「お殿様謝罪」をされている様子を、今日の毎日新聞・朝刊が、その謝罪の様子を背後から撮影した写真が掲載されていましたのを観せられ、ただただ唖然とさせられました。
こんな、東電・鼓紀男副社長ら一行の謝罪姿勢に皆さんは、お気付きでしたか?