この日はいつもより20分早く実家へ。
日の出前で今年一番の冷え込みだったので、バイクで行くにはホントに寒かった〜。
ま、だいぶ慣れては来ていますけれどね。
この日は父の三七日忌なので祭壇にお供えをしてから、祖母と一緒に近くのお地蔵さまへの奉納へ。
それから農作業に取り掛かりました。
夏の暑さもさることながら、冬の寒さもなかなかです。
とくに今年は冬型が強いので雨は降らないし、乾燥が進んでいるとともに、寒いです。
で。
丘の下の畑で作業していたら、兄が丘の上の畑から「makoto、ちょっと来て」と呼びます。
そっちで何の作業?と思っていたら、農業用運搬車に取り付けている部品が取れないというのです。
イヤイヤ、兄の本気の力で取れないのに、私じゃあムリだよ⋯と思うものの、兄がテコの原理とかで無理やり取ろうとしています。
見かねて私が「機械油とかシリコンスプレーとか、なんか潤滑油になるものを注いでみたら?」と。
それでもビクともしません。
力尽くしで取り外そうとしても、運搬車の車体が浮き上がるほどです。
その様子にドン引きしている私。
兄が力持ちなのは知っていますが、ちょっとビックリするほどの力加減です。
ところが暫くして外れました。
部品が取れなかった理由は、それが挿してある穴の中に水分が溜まっていたので、それが凍結していました。
なかなか強固な凍結で、全然取れなかったという次第でした。
ふと思ったのですが、南関東の当地では、冬は晴天続きで果樹園の剪定作業は冬の間じゅうかけてできますが、日本海側だといつやってるの?と。
まさか吹雪の中で作業はできないでしょう?
降雪前に終わらせないと雪の重みで枝が折れないか?と。
そんなことをチラチラ考えながら作業していました。
実家の果樹園の広さは、全国平均には満たないのですが、それでも人手不足気味。
集団栽培をしている地域の果樹園は、どうやって
作業をしているのか?と不思議に思えるくらいです。
この冬は兄1人で剪定作業をしていまして、剪定枝の太枝切り、束ね、癒合剤塗布は母や私、ご近所のオジサンの3人がだいたい取り組んでいます。
束ねた剪定枝の運搬(運搬車利用)は兄が担っていますが、じつは私も運搬車を運転できるようになりたいと思っています。
だがしかし、ガンコな兄は「危ないから」と私には運転させないンですよねぇ。
保守的というか、別に気にするほどとことでもないのに。
兄の優しさというよりも、私には過保護に思えてなりません。
彼も過保護で育ったから、その枠からは飛び出ない性格なんだろうな。
兄の思いもあるので、私は少々じっと待つとしましょうか。
次回も楽しくお手伝いしたいです。
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