もう古いエプロンなのですが、使うといつもイマイチと感じる着用ごごちの1枚。
綿ブロードよりも少し薄い布地くてしなやかなので、ボイルかな?
薄手なので夏は着用しても暑苦しくない点はお気に入り。
でも何がダメな着用ごごちなのかな…と不思議に思っていました。
もしかして、この首に引っ掛けるタイプがダメなんじゃあないかな?と思い当たりました。
私が持っているエプロンの殆どは後ろがクロス(ばってん)になるタイプ。
この首引っ掛けタイプの紐が細めなのも実は好きじゃあないな、と気づきました。
そこで作り変えることにしました。
ウエスト部分の紐の縫い止め部分を解いて、横から上向きに付け替えました。
これもいつも通り手縫い。
しかもかなり雑に縫いました。
暑くて、やる気がいつもの半分くらいでした。
このエプロンは、母からのいただきもの。
多分15年くらい使っているので、そこそこシミもあるのですが、地色がベージュなので殆ど目立たないから気にせず使っています。
縫い目を見ると家庭用ミシンの縫い目ではないし、商品タグもありません。
どなたの手作りにしては所々他人様に差し上げるには雑な仕上げ、かと言ってミシン目の形、型が職業的なデザインや素材感…。
もしかして、刑務作業の製品か?と思う仕上がりです。
私も矯正展に何度か行っていますが、刑務作業の製品では布製品は素人っぽさがあるのに、ミシン目が家庭用ではなくて不思議だな、と感じます。
それは日本製の布製品は、縫製レベルが高いことの裏返しではあるのだけれど。
さて紐を付け替えて着用してみたら、これがまぁとても動きやすい!
だだし紐の幅はそのままなので、少し捻れやすいけれど、手直しして良かったです。
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