DELL Inspiron15-3521の故障修理(再起動を繰返す)とwin10のDL方法

パソコンの修理依頼がきました。

症状は再起動を繰返し、パソコンが起動しない。HDD、DVDドライブが故障している(メーカのサポートより)

機種：DELL Inspiron15-3521

　　

Windows10のアップロード途中で電源を切ったため、それ以降、再起動を繰返し、Windowsが立ち上がってこない。

早速、状態を確認、電源投入⇒DELLのロゴマーク⇒自動修復メッセージ表示⇒PC診断中⇒自動修復・・・の繰り返し

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詳細選択で、PCの初期化等何をしても症状は変わりませんでした。

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次に、HDDから起動ができないので、HDDをPCから取り出し、外付けUSBとして他のPCで確認しました。(外付けUSBとして使うため、SATA⇒USB変換機を使いました。変換機はここをクリックしてください)

ネジ2本を外す

右：HDD(500GB)、左：MEM

ディスクの管理でHDDの中身を確認しました。３つに分かれ(パテーション)ていました。

恐らく、アップデートの途中で電源を切ってしまったため、OSが起動できないので、回復用パーテーションのアプリが起動し修復しようとしたが、修復できずに再起動となり、繰り返したと思われます。

また、後でわかったことですが、CD/DVDドライブが故障していたため、DVDを読み込めず初期インストールすることもできませんでした。

【修復処理】

★1、故障しているCD/DVDドライブの交換

　ドライブの詳細：LITON　DU-8A5HHスーパーマルチ　厚さ：9.5㎜

　念のため、PCの持ち主から、預かっていたドライブに交換し、正常に起動することを確認しました。しかし、CD/DVDドライブ交換後も、回復アプリが起動して初期インストールがで来ませんでした。

★2、下記の順に実施する

　HDDをフォーマット⇒win8.1をインストール⇒win10にアップグレードする。

１、HDDをフォーマット

　外付けHDDでWindows10からフォーマットを試みましたが、結果できませんでした。

　赤い部分をフォーマットする

　・OS部分はフォーマットの項目があります

　

　・残りの２コのパーテーションとドライブ　全体(ディスク１)については、フォーマットの項目がありません

 

　

　・WindowsのOSではフォーマットができないため、LINUXのOSを使ってフォーマットを実施しました。

　500GBをフォーマットする

　HDD全体をフォーマット実施

　フォーマットを選択

　

　・正常に起動するWindowsのPCへ、SATA-USB変換を使い接続し、ドライブを確認。3つに分かれていたパテーションが1つになっています

　

２、Windows8.1 Pro 32bitをインストール

　　電源投入直後画面右下に表示

　　F２かF12で、CD/DVDドライブから起動を設定し、OSが入ったDVDで初期インストールを実施(詳細は省略)

　　コンピュータ名、ユーザ名、パスワード等を設定します

３、win10にアップグレード

　マイクロソフトからダウンロードしたwindows10 32bitが入ったSDメモリからアップグレードを実施(windows10のダウンロード方法は下記「windows10のダウンロード方法を参照)

　・setupをダブルクリック

　

　・同意する　をクリック

　

　・更新プログラウは　今は実行しない　を選択　また、品質向上に協力する　はレ点を外しました。次へをクリック

　

　・確認処理が完了したら　次へをクリック

　

　・空き容量が確認できたら　次へをクリック

　

　・個人用ファイルとアプリを引き継ぐに　レ点　があることを確認し　インストールをクリック

　

　・インストールに必要なプログラムをコピー、設定等を実施(約1時間程度)

　

 ・アップデートが完了しアカウントの入力画面が表示

　

これで、無事、修理が完了しました。

追記：バッテリーのはめ込みの不具合

バッテリーをロックする爪の部分が、左が曲がっているため、正しくバッテリをロックできません。

少し浮いていて、ヒビもあります。無理にロックしないで、正しくはまった状態でテーピング等で固定する。

 

 

 

 

【windows10のダウンロード方法】

１、windows10のダウンロードするホームページを開き、ツールを今すぐダウンロード　をクリック

　・上には書いてありませんが。今すぐアップグレード　と　ダウンロード　がありますので注意してください

２、ツールの実行をクリック

３、準備ができたら　次へをクリック

４、同意する　をクリック

５、別のPCへインストール　メディアを作成する　を選択　次へをクリック

注意：メディアをUSBメモリ、フラッシュドライブ(SDメモリ等)を選択した場合、メモリが初期化されるため、空のメモリを用意してください。

６、32bitか64bitを選択

この場合、win8.1が32bitだったため、ツールが自動的に32bitを選択します。

6-1、64bitを選択する場合、こもPCにおすすめのオプションを使う　のレ点を外す

6-2、アーキテクチャが選択できるようになります。

6-3、ただし、起動したPCと同等のエディション以外だと　下記メッセージが表示する

　起動したPCと同等であれば、無料でwindows10へのアップグレードができます。

７、USBを選択(両方以外は32bit：3GB、64bit：3.9GBが各々容量です)　次へをクリック

８、保存先のUSBドライブと注意メッセージ(ファイルが削除される)　が表示　良ければ　次へをクリック

９、ダウンロードを実行　終了したら　次へをクリック

10、ダウンロードを検証します　完了したら　次へをクリック

11、USBへ書き込みが完了したら、次へをクリック

１２、完了をクリック

13、書き込んだメモリを確認します。

以上、ダウンロード手順です。詳細はマイクロソフトのホームページを参照してください。