突然,不治の病になりましたとさっ。

病気が大っキライです。
何年経っても受容できず、コントロールの愚痴、毎日の出来事を愚痴る後ろ向きブログです。

DM+他の疾患

2012年12月17日 | コントロールについて
 
昨日のネタの中に、「週末とか、医療機関がお休みの時、【DM+他の疾患】になると、困る事がありますよね。」と、書きました。
 
仲良しのお仲間さんが、まさに、【DM+他の疾患】で入院なさったんだそうです。
 
 
 
 
さんは、勉強熱心のベテラン患者さんで、私とは、勉強会仲間なんです。
 
CSII使用でコントロールも良好な成人患者さん。
 
通院先は、大学病院ではない公立病院で、主治医の先生は、代謝内科の糖尿病専門医。
 
今回、よくある疾病で緊急入院、手術となり、術後の血糖コントロールのご苦労をお教え下さいました。
 
 
 
 
 
 
 
さんの手術前後のご様子です。
 
 
 
 
手術(腹腔鏡術)当日、絶食
 
200mg/dl以上で2単位、以後50mg/dlごとに2単位追加のスライデングスケール
 
ヒューマリンR
 
基礎は従前のまま、CSII
 
 
 
 
 
 
手術直後の血糖値250mg/dl  スライディングスケールにより、R2単位
 
 
 
 
 
 
手術翌朝、朝食抜き。
 
 
昼食、食事再開、(さすが、腹腔鏡)
 
食前血糖値、278mg/dl (やっぱ、普段、コントロールの良い方でも、高めになるんですねぇー)でR4単位が指示インスリン量
 
 
  ここで、さん、反論に出る!!
 
 
 「いやあ、この食事量で4単位じゃ足りないですよー、これじゃあ、高血糖になっちゃいますっ。」
 
外科病棟Ns.さん 「そんなこと言われても、先生の指示なんですから困ります。
 
 
 
 
 
さん、外科の執刀医のセンセに要望、「先生、これじゃあ、高血糖間違いないです。」
 
執刀医の外科センセ 「キミの、代謝内科の先生にも相談したので、この単位数で様子を見てください。」
 
 
 
さんは、しぶしぶ引き下がり、それでも、絶対、高血糖になると確信の上、「じゃあ、様子見とします、でも、コレが二食も続くと、ケトアシも心配になります。また、結果を見て考えてください。」
 
 
 
 
 
 
 
 
そして血糖測定結果は、さんの読み通り、385mg/dl
 
術後の感染症を防ぐ意味でも、高血糖はよろしくありませんよねぇー。
 
 
 
ということで、糖尿病の主治医と直接相談し、結局、それ以後のインスリンの管理はさんがなさることになったそうです。
 
 
 
 
 
もちろん、やっと100mg/dlの血糖値に落ち着いたそうです。
 
 
 
 
 
さんが仰っていました。
 
 
 
「自分が通っている病院ですら、こんな状態です。1型、2型もあまり詳しくない(知識はあっても)と思っていたほうが良さそうです。他の病院などの内科以外にかかる時は相当説明が必要だということを身にしみて感じました。」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さんの仰るように、地域医療の中核を担うような、そこそこの大きな病院ですら・・という事です。
 
MY病院だったら、ほーんと、どーしましょ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 オマケ
 
 
 
さんは、食事が摂れるようになったら、注射器でRを射って貰ったようですが、点滴と一緒に落とせるのは、Rインスリンだけだそうです。
 
だから、術後のインスリンは、Rで正解、っていうか、選択肢がないようです。
 
 
 
 
 
 
 
私なんて、毎日の血糖コントロールだけでも右往左往しています。
 
それに、シックデーが重なれば、半べそで、主治医センセに泣きつきたくなります。
 
 
 
 
 
 
ですが、入院、手術、そういう未知の血糖管理の時、「センセー」と泣きつくより、自己管理を主張できるくらいに、知識、経験を身につけるべきでしょうか?
 
 
【DM+他疾患】のご経験はおありですか?