1月も早くも22日となり、街のクリスマスツリーも消えてすっかりいつものバンコクの景色に戻ったようだ。
日本ではサンタクロースはその年のうちに街から姿を消すが、バンコクでは1月になってもあちらこちらにサンタクロースのおじさんの人形を見掛けるが、真夏のような日差しの中でとても暑そうでしのびないような気がする。
さて、前回、前々回と「海老のニンニク蒸し」をタイ料理と、中華料理で作ってみたが、今回は「地中海風」にしてみようと思う。
「地中海風?」と言うとどんな料理か分からない人も多いと思うが、日本では地中海風料理と言うとフランスのマルセーユの「ブイヤベース」、そしてスペインの「パエリア」等をイメージする人が多いのではないかと思う。
実際には、「地中海料理」とは地中海沿岸の料理の総称で、スペイン、イタリア、フランス、それにギリシャ、トルコ、モロッコ、チュニジア、そしてポルトガルの主に魚介類やオリーブオイルにトマト等の野菜やハーブを使った料理のことだが、「地中海ダイエット」という言葉があるように、地中海料理はとてもヘルシーでダイエット効果があるとも言われている。
また、その地中海式ダイエットとは、1960年始めのギリシアのクレタ島や南イタリアの伝統的な食事法をさしているという。
その研究を行ったのはイタリアのフィレンツェ大学のフランチェスコ・ソフィ(Francesco Sofi)氏らで、過去30年間のデータから、魚介類、穀物、果物、野菜、オリーブオイルが豊富な食事で、肉類や乳製品の少ない食事と適量のワインが健康を促進することを示した。
そもそも「ダイエット」という言葉は古代ギリシャの「DAITA」が語源で、「良い生活の方法」という意味が込められ、良い生活を送るにはバランスの取れた食事が必要ということで、痩せる方法という意味とはまったく違う。
現代では肉の摂取量も増え、ファーストフードで食事を済ませてしまう人が多い時代だが、『健全な精神は健全な肉体に宿る』というギリシャ時代から伝わる言葉を今こそ思い起こす必要があるのではないかと思う。
さて、今回の「海老のニンニク蒸し」地中海風だが、オリーブオイルにニンニク、鷹の爪、アンチョビを使ってソースを作って海老に掛けて、白ワインで蒸すことにした。
「アンチョビ」を使った料理の多いイタリアをイメージした料理だが、ニンニクとアンチョビの相性が良いので、ぜひ、実際に作って食べてみるといいだろう。
ソースを多めに作って、パンに付けて食べると美味しすぎてパンが止まらずダイエットどころではないが、バターではなくオリーブオイルなのでとてもヘルシーだ。
また、この料理と一緒に飲むワインは、よく冷やしたイタリアの白ワイン「Soave」 (ソアーヴェ)がお勧めだ。
それでは、早速、作ってみよう。
◆「海老のニンニク蒸し」地中海風の作り方。
<用意する物>
写真手前の左から「イタリアンパセリ」1株、「鷹の爪」4~5本、「アンチョビ」大さじ1/2、「ニンニクのみじん切り」大さじ2、写真中央の左から「海老」5本、「オリーブオイル」大さじ3、「白ワイン」25ml、塩・コショー少々。
<作り方>海老の下処理。
中華料理の海老のニンニク蒸し「蒜茸蒸蝦」の時と同じ。
<作り方>ソースを作る。
①アンチョビをみじん切りする。ニンニクもみじん切りにしておく。
②鷹の爪を水で戻して柔らかくなったら、ヘタを切り取り縦半分に切って種を取り除く。
③フライパンを弱火に掛けてオリーブオイルを大さじ3を加える。
④ニンニク大さじ2を加える。
⑤アンチョビを大さじ1/2加える。
⑥香が立つまで炒める。
⑦鷹の爪を加え1分程したら火を止める。(鷹の爪を焦がさないように注意する。)
⑧小さなボウル等に移しておく。
<作り方>本調理
①海老にうすく塩をする。(アンチョビの塩分があるので少しでよい)
②海老にコショーを振る。
③フライパンを中火に掛けてオリーブオイル大さじ1を加える。
④海老を並べる。
⑤海老の上にソースを掛ける。
⑥白ワインを25ml(大さじ2位)加える。
⑦直ぐに蓋をし、1分程蒸す。
⑧蒸し上がり。
⑨イタリアンパセリの葉をちぎって皿の上に散らして完成。
さて、日本ではイタリア料理と言うと、パスタやスパゲッティー、それにピザを思い浮かべる人が多いと思うが、実際にイタリアのいろいろな場所を旅してみると様々な特色のある郷土料理に出会うことができる。
今回の「海老のニンニク蒸し」地中海風には「アンチョビ」を使ったが、アンチョビはニンニクととても相性がよく、ニンニクを茹でてからペースト状にしてアンチョビとオリーブオイルを加えたソースが、「バーニャーカウダ」で、皆さんもイタリア料理店「で食べたことがあるかと思う。
次回は、その「バーニャーカウダ」を作ってみることにしよう。。。
日本ではサンタクロースはその年のうちに街から姿を消すが、バンコクでは1月になってもあちらこちらにサンタクロースのおじさんの人形を見掛けるが、真夏のような日差しの中でとても暑そうでしのびないような気がする。
さて、前回、前々回と「海老のニンニク蒸し」をタイ料理と、中華料理で作ってみたが、今回は「地中海風」にしてみようと思う。
「地中海風?」と言うとどんな料理か分からない人も多いと思うが、日本では地中海風料理と言うとフランスのマルセーユの「ブイヤベース」、そしてスペインの「パエリア」等をイメージする人が多いのではないかと思う。
実際には、「地中海料理」とは地中海沿岸の料理の総称で、スペイン、イタリア、フランス、それにギリシャ、トルコ、モロッコ、チュニジア、そしてポルトガルの主に魚介類やオリーブオイルにトマト等の野菜やハーブを使った料理のことだが、「地中海ダイエット」という言葉があるように、地中海料理はとてもヘルシーでダイエット効果があるとも言われている。
また、その地中海式ダイエットとは、1960年始めのギリシアのクレタ島や南イタリアの伝統的な食事法をさしているという。
その研究を行ったのはイタリアのフィレンツェ大学のフランチェスコ・ソフィ(Francesco Sofi)氏らで、過去30年間のデータから、魚介類、穀物、果物、野菜、オリーブオイルが豊富な食事で、肉類や乳製品の少ない食事と適量のワインが健康を促進することを示した。
そもそも「ダイエット」という言葉は古代ギリシャの「DAITA」が語源で、「良い生活の方法」という意味が込められ、良い生活を送るにはバランスの取れた食事が必要ということで、痩せる方法という意味とはまったく違う。
現代では肉の摂取量も増え、ファーストフードで食事を済ませてしまう人が多い時代だが、『健全な精神は健全な肉体に宿る』というギリシャ時代から伝わる言葉を今こそ思い起こす必要があるのではないかと思う。
さて、今回の「海老のニンニク蒸し」地中海風だが、オリーブオイルにニンニク、鷹の爪、アンチョビを使ってソースを作って海老に掛けて、白ワインで蒸すことにした。
「アンチョビ」を使った料理の多いイタリアをイメージした料理だが、ニンニクとアンチョビの相性が良いので、ぜひ、実際に作って食べてみるといいだろう。
ソースを多めに作って、パンに付けて食べると美味しすぎてパンが止まらずダイエットどころではないが、バターではなくオリーブオイルなのでとてもヘルシーだ。
また、この料理と一緒に飲むワインは、よく冷やしたイタリアの白ワイン「Soave」 (ソアーヴェ)がお勧めだ。
それでは、早速、作ってみよう。
◆「海老のニンニク蒸し」地中海風の作り方。
<用意する物>
写真手前の左から「イタリアンパセリ」1株、「鷹の爪」4~5本、「アンチョビ」大さじ1/2、「ニンニクのみじん切り」大さじ2、写真中央の左から「海老」5本、「オリーブオイル」大さじ3、「白ワイン」25ml、塩・コショー少々。
<作り方>海老の下処理。
中華料理の海老のニンニク蒸し「蒜茸蒸蝦」の時と同じ。
<作り方>ソースを作る。
①アンチョビをみじん切りする。ニンニクもみじん切りにしておく。
②鷹の爪を水で戻して柔らかくなったら、ヘタを切り取り縦半分に切って種を取り除く。
③フライパンを弱火に掛けてオリーブオイルを大さじ3を加える。
④ニンニク大さじ2を加える。
⑤アンチョビを大さじ1/2加える。
⑥香が立つまで炒める。
⑦鷹の爪を加え1分程したら火を止める。(鷹の爪を焦がさないように注意する。)
⑧小さなボウル等に移しておく。
<作り方>本調理
①海老にうすく塩をする。(アンチョビの塩分があるので少しでよい)
②海老にコショーを振る。
③フライパンを中火に掛けてオリーブオイル大さじ1を加える。
④海老を並べる。
⑤海老の上にソースを掛ける。
⑥白ワインを25ml(大さじ2位)加える。
⑦直ぐに蓋をし、1分程蒸す。
⑧蒸し上がり。
⑨イタリアンパセリの葉をちぎって皿の上に散らして完成。
さて、日本ではイタリア料理と言うと、パスタやスパゲッティー、それにピザを思い浮かべる人が多いと思うが、実際にイタリアのいろいろな場所を旅してみると様々な特色のある郷土料理に出会うことができる。
今回の「海老のニンニク蒸し」地中海風には「アンチョビ」を使ったが、アンチョビはニンニクととても相性がよく、ニンニクを茹でてからペースト状にしてアンチョビとオリーブオイルを加えたソースが、「バーニャーカウダ」で、皆さんもイタリア料理店「で食べたことがあるかと思う。
次回は、その「バーニャーカウダ」を作ってみることにしよう。。。