マダムあっこの明日はもっと・・・・・

雨にも負けず、風にも負けず、忍び寄る‘老い,にも立ち向かい、
マダムあっこの毎日はこうして過ぎてゆくのであった

昭和の男

2009-05-26 | 日記
朝、制服に着替えた長男、
「今日から半袖で行く」というので
出しておいたら・・・

            やっぱり、ちょっと小さいね・・・

入学してから買ったシャツ、
ちょっと肩の辺りが・・・

    もともと、ちょっと‘なで肩ギミ,だが
    弓道をしてるおかげか、肩のあたりが張ってきた

    それに、入学してから10センチ以上伸びたし・・・
    買わなきゃね

元来、貧乏なわりには
格好だけはうるさい私・・・
     デカすぎたり、小さすぎたりは気になってしまう
     違和感ない大きさと清潔感を重視する

   今どきの‘腰パン,なんて、絶対無理
   街角で見かけたら、見知らぬ若者でも
   「見苦しいでしょ もー、こーやってあげなさい
   と、この手でズボンを持ち上げたい衝動にかられる

だいたい、あれってすごーく足短く見えるのに・・・


      おばちゃんには、わからない



その血を受け継いだ長男、

一時期、体育ズボンを周りの友達に「あげすぎだ」と言われて
少し下げ気味にしていたことがあったが、
3日と、もたなかった

    今は、一応‘気持ちだけ,程度には下がってる気がするが・・・



そう言えば、彼が5年生の時だった・・・

地元の教育委員会主催の大学生との交流キャンプからの帰ってきて

「おかあさん、まったくイマドキの大学生は

      ‘イマドキ,って・・・
       どちらかというと、あんたもその部類に近い年齢なんだけど・・・

「みーんな‘チャパツ,なんだよ


えっ・・・茶髪



「いやぁ・・・おかあさんも茶髪だけど・・・ダメ?」
       と言っても、白髪染めだけどね

「おかあさんはイイの、大人だから
でも大学生は、親の仕送りとかでやってんでしょう
そんなの良くないよ

なんだか、びっくり 


親が言うのもなんだが、

        こいつは、まるで‘昭和の男,だ



そんな長男も、今はそれなりに周りと合わせようとはしているが、
そんなに大人がびっくりするような刺激的な恰好はしない・・・

        ずーっとこうだといいが・・・


この反動で、いつかすごい恰好で
「おー、おふくろー ちょっと金くれよー」
なんて来たら・・・


       そん時は、母ちゃんがもっとすごいことになって、グレてやるぅ

       そのすごい恰好で、PTAとか行ってやるぅ
       
       街中も歩いてやるぅ

       ついでに、夫の職場周辺もウロウロしてやるぅ

       それから・・・


呆れたように長男が言った

「わかったから、僕は絶対そんな事にならないから

         だから、おかあさんも落ち着いて・・・」