本能のままに

我が家のフミはミニチュワダックスフンド、元来アナグマ、穴ウサギを獲るための狩猟犬。
普段は家の中が好きな甘えん坊なペット犬だが、数年前の春
家の裏庭に放しておいたら、大抵１０分位で家の中に入るのだが
中々戻ってこないので窓から覗いたら、草むらの中で何か夢中になって掘っていた。
しばらく経って、息絶えたウサギの赤ちゃんを自慢気に銜えて戻ってきた。
フミ本来の姿を目にし、怒ることもできず驚いて声も出なかった。
それ以来、ウサギの姿を見るたびに「子ウサギ狩猟事件」を思い出す。


ミニチュワダックスフンド
元々が猟犬であるがゆえに、時として攻撃的で負けず嫌いな性格を見せることもあるらしい。
そう、普段は主の膝にまったりと乗っているのが、時として、まさにこの性格を主にむき出しにすることがある。
ある時、フミのご機嫌を損ねさせた主は噛まれ流血事件が起きた。

これらの事件でフミは動物、共に生活するには犬種の特徴をしっかりと把握しなけばならないと
思い知らされた。




夕食はぎょうざ