下北半島とのんびりオートバイ

下北半島をのんびりツーリングした記録。また、青森県内やその他の地区の旅の記録です。へたくそライダーの日記です。

下北の3.11・・・。三年前の記録から。

2014年03月15日 | つれづれ
 3.11は六戸町にいました。
会社に電話すると、交換の熟女の方に?「なに、電話してんの!今、黙祷してるのよ!」
おしかりを受けました。
 うっかりしていました。そうです、この日のこの時間は、東日本大震災・・・。
 新聞やテレビでも、復興が風化して、忘れ去られようとしている・・・。自分もそうだったのか・・・、と深い反省をしてしまいました。

 確かに、下北では、家の倒壊や津波、原発など難を逃れた感?がありました。
が、ライフラインが停止して、生活用品が不足して、大変な難儀でありました。あの、3.11を忘れてしまったとんでもない下北人でした。(泣き)

 そこで、三年前の画像を取り出して、再度、3.11の悲しみや苦しみを振り返って、自分自身も風化しないようにすることにしました。

ブログを恥ずかしながら、見直してみると、東日本大震災の当日はダックスくんと雪道ツーリングをしていて、家に着いて、足を台地に着いた瞬間・・・、ド~ンと地響き!


 とんでもない男ですね。まさか、この時が東北を襲った悲劇の一瞬だったとは・・・。
なぜか、奥さんはテレビを見ていたとか・・・?肝っ玉?さすが・・・?

 家の中では、家具も食器も人間も?落下していません。被害、というものがありませんでした。
しかし、ここからが下北にも、じわじわと悲劇が広がっていきました。


 食料品が下北へ入らなくなりました・・・。
食料品の流通基地である仙台が津波でやられてしまいました。さらに、道路や鉄道の寸断。
下北まで、食料品が入らなくなりました。





 某大型店のスーパーです。許可をいただいております。
決して、営業時間前?ではありません。商品がないのです。お客様が来ていても、品物がないのです。

 
 パン、カップラーメン、水、レトルトカレー、レトルトごはん、缶詰、惣菜、おにぎり、お米など次々となくなります。お客様も、かいまわり、買占めが始まりました。
 おまけに、ガソリンも底をつきました。下北は八戸港からガソリンが入荷していましたが、八戸が津波にのまれ、ガソリンが手に入らなくなりました。
 ガソリンスタンドは、給油の制限がはじまり、車が給油待ちで行列をつくりました。
 ガソリンの次に、なぜか牛乳、ヨーグルトなどの乳製品がスーパーから消えました。

 最後は、タバコ。すべてが、物流なのです。関東以南には、食料品や商品が豊富にありますが、それを運ぶ道路が、列車が、飛行場が全く機能しないのです。まさに、下北は陸の孤島になりました。

 ごらんのとおり、タバコの陳列ケースもこの通り。カートンでまとめ買いをされるため、あっという間に消えます。もちろん、お一人様1カートンとという制限を設けました。

 販売価格にも、気を使います。便乗値上げ、という汚名を受けないよう、正当な価格で販売です。

 下北は、原発半島です。
福島で津波による大きな災害を巻き起こしてしまいました。下北半島もビクビクでした。

 幸い、下北半島の原発は地震に打ち勝つことができました。ですが、福島のように、想定外の大津波が襲った場合は、どうなっていたことか・・・。他人事ではありませんね。
 東通原発は現在、運転中止。下北の経済は大打撃?
 大間原発は再開が決定しましたが、函館市が停止を訴えています。
 六ヶ所はリサイクルセンターだったので、再開。

 八戸に工場のある「しみず食品」さんは、津波に工場がのまれて、廃業に追い込まれました。

 大好きなおやきが消えました・・・。

 おまけに、むつ市運動公園の野球場の土が放射能に汚染されていた?という事件。
 土の入れ替えで、福島から持ってきたものが検出されました。野球場は使用中止になりました。(現在は再開)



 なにやら、こんなにすったもんだしていたのに、記憶から忘れかけられそうだったんですね。

 下北でも、震災の影響がヒタヒタと忍び寄ってきた、というのは驚きでした。
ただ、海の幸だけは変わりませんでした。やっぱり、下北は最高?なんです!自分的には・・・。

 これからは、震災の想いを忘れることなく、心に刻んでいきます!

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