ここは、ジョグジャカルタ特別州バントゥル県
約6000人が亡くなったジャワ島地震の中心部です
ジョグジャカルタの街だけみると、「へ?!どこに地震が?」ってくらいふつーに市民が生活しているし、建物もよく見ないと壊れているところに気づきません
でもちょっと市街地からはずれて農村部に入ると、家という家がすべて粉々に壊れています。まるで空爆にあったみないです。家のつくりが日本とは違い、かなりお粗末で、がれきの上を歩いていると、壁であったはずの煉瓦が、ぼろぼろと簡単に崩れていきます。うーん、たぶん朝青龍の四股いっぱつでも壊れたんだろうなぁ・・・
とはいえ、それでも大勢の人が亡くなっていったのは事実です。
日本を含め海外からの支援も本格化しています。医療チームが手当をしたり、薬を与えたり、レスキュー隊が農村を走りまわったりと、のどかな農村が一変しています。支援物資も続々と到着しています。国外だけでなく、このジョグジャカルタよりももっと貧しいインドネシア国内からもインスタントラーメンや水、クッキーなどが届いています。
問題は、ここの地方政府や中央政府です。せっかく各国が支援物資や資金を提供しているのに、あいかわらず、この国では末端にまでなかなか行き渡りません。日本だと、すぐに物資支援のために窓口が一元化され、各被災地に等分にかつ迅速に配られるのに、ここではまともに機能していないのか、物資が偏在していて、ある村では大量にあるのに、ある村にはほとんど来ていないって状態が続いています。
そのあたりの行政のお粗末さをよーく理解しているインドネシア人のNGOやボランティアグループ、他の地域の有志、民間企業などは、行政に頼らず、自分たちで直接各村に配るため走り回っています。
日本政府は、約1000万ドルの支援を決めました。日本政府の立場として、インドネシアの役所を通さず勝手に配るのも難しいのでしょうが、しかし単純に金をインドネシア中央政府に渡しただけでは、結局のところ上級官僚や政治家たちの懐を潤すだけで終わってしまう気がするのですが・・・
バイクの彼女は、もっとも被害の深刻な村の中で遭遇しました。これが災害じゃなければ、すぐにでも話しかけて、デートの約束でもするんだけどなぁ・・・
約6000人が亡くなったジャワ島地震の中心部です
ジョグジャカルタの街だけみると、「へ?!どこに地震が?」ってくらいふつーに市民が生活しているし、建物もよく見ないと壊れているところに気づきません
でもちょっと市街地からはずれて農村部に入ると、家という家がすべて粉々に壊れています。まるで空爆にあったみないです。家のつくりが日本とは違い、かなりお粗末で、がれきの上を歩いていると、壁であったはずの煉瓦が、ぼろぼろと簡単に崩れていきます。うーん、たぶん朝青龍の四股いっぱつでも壊れたんだろうなぁ・・・
とはいえ、それでも大勢の人が亡くなっていったのは事実です。
日本を含め海外からの支援も本格化しています。医療チームが手当をしたり、薬を与えたり、レスキュー隊が農村を走りまわったりと、のどかな農村が一変しています。支援物資も続々と到着しています。国外だけでなく、このジョグジャカルタよりももっと貧しいインドネシア国内からもインスタントラーメンや水、クッキーなどが届いています。
問題は、ここの地方政府や中央政府です。せっかく各国が支援物資や資金を提供しているのに、あいかわらず、この国では末端にまでなかなか行き渡りません。日本だと、すぐに物資支援のために窓口が一元化され、各被災地に等分にかつ迅速に配られるのに、ここではまともに機能していないのか、物資が偏在していて、ある村では大量にあるのに、ある村にはほとんど来ていないって状態が続いています。
そのあたりの行政のお粗末さをよーく理解しているインドネシア人のNGOやボランティアグループ、他の地域の有志、民間企業などは、行政に頼らず、自分たちで直接各村に配るため走り回っています。
日本政府は、約1000万ドルの支援を決めました。日本政府の立場として、インドネシアの役所を通さず勝手に配るのも難しいのでしょうが、しかし単純に金をインドネシア中央政府に渡しただけでは、結局のところ上級官僚や政治家たちの懐を潤すだけで終わってしまう気がするのですが・・・
バイクの彼女は、もっとも被害の深刻な村の中で遭遇しました。これが災害じゃなければ、すぐにでも話しかけて、デートの約束でもするんだけどなぁ・・・
新聞の、子供達が瓦礫の上で勉強している姿。とても救いになりました。