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満月の下の大岐の浜に、圧倒された。
写真を撮る時、常に予測をたて、計算をし、レンズを、露出を、立ち位置を、それぞれ選び、シャッターを押す。
予測通りの結果が出ると、安堵し、自分の計算を、経験を、1人誇る。
しかし往々にして、予測は裏切られる。
計算の範疇を越えたシーンに出会った時、目の前の光景に感嘆する間もなく、自分の予測の甘さに嘆く間もなく、急いでかつ冷静に露出と立ち位置を決め、シャッターを切る。
大岐の浜には今夜、大きく裏切られた。
裏切られた時に撮った写真ほど、迫力が増す。
それが、写真に命が宿った瞬間だと、僕は思っている。