LIFE is PHOTO Masa Takahashi

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黒の伝統 土佐打刃物黒鳥

2018年02月23日 | モノ

野鍛治。

鎌、鍬、鉈、包丁・・・

農村で育まれて来た鍛治屋が選んだ道は、

農家が日常で使う刃物を作る、だった。

土佐打刃物の伝統を引き継ぐ「黒鳥」。

高知県高岡郡四万十町の田んぼの真ん中で、

代々、鍛冶屋を営んで来た。

生姜専用の包丁。

毎日、朝から夕方まで生姜を切ると、

すぐに刃は、切れなくなる。

農家は、それゆえ、何本もの同じ包丁を持つ。

10本ほど切れなくなった包丁がたまると、

研ぎに出す。

研いでも、またすぐに切れなくなる。

それを何年も繰り返すうち、刃は徐々に、短くなっていく。

刃の長さで、年月が見えてくる。

黒鳥はいま、若き6代目が、

何百年と培われて来た伝統と現代の技術を融合させ、

新しい伝統を生み出そうとしている。

土佐打刃物 黒鳥

http://shimanto-town.net/kuro/

0880-24-0291

営業時間:8:00〜18:00

786-0004 高知県 高岡郡
高知県高岡郡四万十町本堂430

黒鳥では、さまざまな野鍛治や包丁の展示や販売をしています。

お気軽にお問い合わせください。

四万十町観光協会では、四万十川の流れてともに育まれて来た

「営みと暮らしを観光」をコンセプトに、新しいパンフレットを作成中です。

 

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