夢民―ゆめたみ―

現実逃避といわれようと、
日々の生活の中に
心地よきことや楽しきことを探し
記録してみるカナ。

いよいよ野馬追い!

2005-07-22 14:12:43 | 四季便り。
「早いね~、野馬追いだね~
が、最近の挨拶になっている今日この頃

野馬追い(のまおい)とは
武芸訓練の為に野馬を追って藩主である殿様に見せていたのが始まりらしい。

相馬市から総大将(藩主の子孫が毎年この日に来る)が『出陣』し
各地から騎馬武者達が原町市の祭事場まで行列して歩きます。

翌日原町市の祭事場 雲雀が原 にて『神旗争奪戦』を繰り広げ
(夜は駅前通りで盆踊りもある
3日目には小高町の小高神社で『野馬懸』というお馬様のお祭り


国の重要無形文化財になっている
現代にヨミガエル戦国絵巻なのでございます



観光客の方へ、ちょっとお気をつけあそばせ
この日は客で行っても
庶民が武士を見に来てるということで
騎馬武者より高い位置で見ていると一喝されます

「コラ~下に降りろ下に
「キサマ~この無礼者~
などとお酒の入って身も心も武者となった武者殿に注意されますので

私は子供の頃に、
二階から見ていたが為に「無礼者~」と刀を抜かれ
馬ごと家に突入されたという事例も聞かされました

相馬市内の歩道橋なども、間違って入らないようにロープが張られます

その辺り十分お気をつけあそばせね


今月の初めから、相双地区(福島県沿岸部の相馬郡と双葉郡)の
旧国道沿いでは旗印が街灯にかかげられており
昨日は道路上のマンホール蓋やグレーチング蓋などに
ゴザ等をかぶしてガムテで固定という役場職員等による作業が見られる。
(お馬様の足を痛めないように

今日は明日からの祭りに備えて
民謡の相馬流山や祭りの時の音源などが商店街で流れている

明日から3日間はいよいよ夏の風物詩である『野馬追い』

『野馬追いを2度見る奴はバカ』と言われるとおり
毎年この日は快晴となる事からこの日に開催とされており
炎天下の元、人でごったがえした土手で神旗争奪戦を観戦する。
(帽子と飲み物は最低限の必需品救急車待機してますけどね

女性は未婚の人でないと参加出来ない・・・
とはいえ、男性社会(戦国時代の再現だもんね)の中で参加の女性は子供位。
だからこそ?疎外感があるからこそ尚更好きなんだよね~、野馬追い
この日こそは男に生まれて鎧を着て馬に乗って暴れたいと思うもん

そうして、毎年見に行く私はかなりの大バカ者

でも、今年は行けないな~

義弟の結納で福島脱出だもんね~
浴衣着て盆ダンス位は行きたかったかな~

その分、結納旅行を楽しんでくるぞ~
(旅行じゃなくて結納だっつ~の


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2 コメント

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野馬追いだ~ (ひなたけ)
2005-07-23 18:55:49
今年は土日に重なっているから、いつもより多くの来客者が見込まれるのではないでしょうか?

(地元活性化!ガンバレ)

雲雀ヶ原は屋根が無いから暑いんですよね~



でも、そんな暑さの中で見る騎馬戦や競馬(?)は結構興奮しました。
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ひなたけさんへ (おたふく)
2005-07-24 22:32:04
どうだったんでしょうね

今日足利からの帰りに

大熊町のミニ神旗争奪戦は見かけました

子供が混ざっていてかわいかったです
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