2013年06月07日(金)記
(極々久しぶりです)
この春、近年になくなんともはや農家泣かせの天候でした。真冬と盛夏が日ごと入れ替わると言ってもよいほどの激しい変動でした。
これが原因だと思うのですが中信、特に松本や伊那のリンゴやナシをはじめとする果樹に大きな被害が出ました。主に受粉しためしべの枯れ死です。
開花が若干遅い北信に位置する私のリンゴ園はこの時には被害がなかったのですが、空梅雨でおろおろしていたさ中の昨日の6月6日夕方、待望の雨が降ったと思ったら、我がリンゴ園のある極めて限定的な狭い地域に雹が降り、親指大の大きさに育っていた果実に傷がついてしまい商品価値が著しく低下してしまう(生食用商品にならないかもしれない)という状況になってしまいました。
リンゴ以外ではソラマメ、ツルムラサキ、ズッキーニは全滅。イチジクは枯れ死。キウイフルーツのメス樹の芽も枯れ死(オスは大丈夫)。ルッコラ、ホウレンソウ、ダイコン菜などは薹(とう)だちしてしまいました。
加えて久しぶりの昨日今日の雨で、一度にわっと雑草が覆い出してきました。
季節の移り変わりの時期は難しいですが、今年は特別です。