40代のダイエット日記

レコーディングダイエット 1年間の記録

読売新聞 世界からのエール

2011年04月21日 | 雑感

以前にも読売新聞の記事で、ケニアの貧しい村から日本を支援したいという声が届いている・・・という内容がありましたが、17日にも「世界からのエール」として、下記の内容の記事がありました。

 

トロッコ募金26万円 パプアニューギニア

西太平洋の島国・パプアニューギニアで、貧しい山あいの村落で東日本大震災に対する募金運動が拡大、これまでに2000人以上から義援金約8000キナ(約26万円)が集まった。

児童100人分の年間教育費に相当する額だ。

同国中部のゴロカ教育大学で情報管理部長を務める原田武彦さん(38)が、ローカルのFM放送番組で被災状況を伝えたのがきっかけ。

地元住民は数百世帯に一台しかないテレビに群がり、震災のニュースを見ており、「被災した子どもを預かりたい」「水を届けたい」との申し出が原田さんのもとの殺到した。

同大日本語学科の学生らは募金活動に立ち上がり、工事用トロッコを募金箱代わりに村々を訪問。現金収入が限られているため、ピーナッツや果物のグアバを寄付する行商の女性もいた。

小学校では「日本人と心の痛みを分かち合いたい」とのプラカードを掲げた児童約500人が出迎えた。

                                                       (シンガポール   岡崎哲)

 

もうひとつ記事があります。

 

「恩返し」水1万本 グアテマラ

中米の小国グアテマラは日本の被災者向けに、ペットボトル(600㍉・㍑)入りの水一万本や缶詰などを送った。

一人当たり国内総生産(GDP)が3000㌦未満の同国が他国に支援物資を送るのは極めて異例で、「これまでの日本からの援助に少しでも恩返ししたい」(同国外務省)という。

同国は地震やハリケーンが多く、日本は1975年以降、9件の緊急災害援助を行っている。

                                                       (リオデジャネイロ  浜砂雅一)

 

どちらもけっして豊かな国ではありませんが、気持ちだけでも本当に涙が出るほどありがたいです。

私自身、このような記事を見るに付け、普段行っている様々な国に対する支援活動の大切さを、改めて実感しました。こういうことは、ただ、物を援助するということだけでなく、人と人、国と国とのつながりを作っていたんですね。

「情けは人のためならず」ということわざを、ふと思い出す出来事でした。