甲子園の選抜も残すところ今日と明日ですね。毎年、選抜が始まると「春だな～」と思います。
今年は甲子園の旗も半旗となっていました。ブラスバンドの演奏はなく、応援団が声を張り上げての声援のみ。
応援の自粛については意見の分かれるところかもしれませんが、実際に行ってみて、私はやはりブラスバンドの応援があったほうがよかったかな・・・と感じました。
なんだかパワーをもらえるような気がするのですが、逆に、球音がよく聞こえるのが良いという意見もあったりで、人それぞれの感じ方がありますものね。
甲子園より少し前に行った大阪城公園。
梅はもう終わりでしたが、桃の花が満開でした。
ちょうど華道の「未生流笹岡」次期家元、笹岡隆甫さんの本にある、「桃」についての件を読んだばかりでしたので、なるほどな～と思いながら鑑賞させていただきました。
本には、桃の花は枝の曲線がなく単調な枝ぶりで、いけばなではこの単調さは好まれない。ただ、桃に関してはこの単調さが持ち味となって、天真爛漫で無邪気なかわいらしさをかもし出している・・・というような内容がありました。
青い空に向かってまっすぐ伸びる枝、かわいらしい花たちが連なるように咲いている姿に、こちらも元気をもらいました。