40代のダイエット日記

レコーディングダイエット 1年間の記録

余韻にひたりすぎ

2012年04月24日 | フィギュアスケート

フィギュアの国別対抗戦の余韻に浸りすぎています。

普段だったら、演技の部分だけのリピートがほとんどなんですけど、今回はキス&クライの様子が楽しすぎて、ついつい続けて観てしまっています。

しかしまあ、本当に楽しい。フィギュアスケートは好きではあったけれど、ここまで楽しいのは始めてかもしれません。まず、ここまで笑ってしまうなんてこと、ありませんでしたから

 

どの選手も素晴らしかったですが、特に気に入っているのは、アイスダンスのアメリカとイタリアの演技。デイビス&ホワイト組は、曲の盛り上がりと共に鳥肌が立つくらい素晴らしかったですスピード感や躍動感があって、とても素敵な演技でした。

カッペリーニ&ラノッテ組は、「道」の世界を素晴らしく表現していて、涙が出てしまいました映画のシーンが思い起こされるようでした。

フランスのペシャラ&ブルザのファラオとミイラも素晴らしかった

 

男子のシングルも良かった~。ジュベール選手が調子を戻してきてくれたのが嬉しいですね。ジュベール選手、アボット選手、そして高橋選手など、ベテランががんばっている姿にも感動してしまいます。女子の鈴木選手も、まだまだ現役を続けてくれるし、一日でも長く彼らの演技を見ていたいな・・・

日本の観客も改めて素晴らしいと思いました。ここはどこの国かと言うほど、大量の星条旗であったり、フランス国旗などの、各国の旗が振られています。アウェイ感なんて、ほとんど感じられないんじゃないでしょうか。

来年もあるそうなので、できれば行って見たいという思いにかられますが、行けるかな~

 

 


日本優勝!

2012年04月22日 | フィギュアスケート

フィギュア国別団体戦、日本チームが優勝しました。選手のみなさんおめでとう。

今回は本当に楽しい大会でした。日本が勝ったからというのもありますけれど、なんというか素敵な、爽やかな気持ちにさせてくれる試合でした。

そこそこに緊張感があり、砕けた部分もあり。バシバシと火花が散るような雰囲気でもなく、特にイタリアチームやフランスチームを見ていると、大会自体をとても楽しんでいる感じがしました。シングルの選手より、ペアやダンスの選手たちの方が盛り上げ上ですね。

国同士の対抗戦ではあっても、他国のチームに在籍していたり、国籍を変えている選手もいるし、コーチなども国を超えていろんな国の選手と仕事をしているわけで、フィギュアってボーダレスな競技でもあるんだなぁ・・・と、キス&クライや応援席をみていて実感いたしました。

日本の観客も素晴らしかったですよ。優勝を争うアメリカのアシュリー選手の演技にスタオベでしたもん。もちろんそれに値する演技でした。彼女のハマリプロになりましたね。なんというか「逆転のブラックスワン」みたいな感じです。

しかし、オリンピックの時には今回のような雰囲気になるんでしょうかね?もっとピリピリした感じになったり、お祭りのような応援ができなっかったりするのかな。

なにはともあれ、今回の大会、当初はホントに期待していなかったんですが、とても素晴らしい楽しい大会でした。

 

 

 


ラスト ブルース

2012年04月21日 | フィギュアスケート

フィギュアスケートの国別対抗戦、思っていた以上に面白いです。世界選手権も終わり、あまり良い演技を観ることが出来ないのではと思っていたのですが、嬉しい誤算です。

そしてなんといっても高橋大輔選手の素晴らしかったこと!ショートは世界最高得点、フリーも自己ベストを更新して、トータルでは今季の最高得点をたたき出しました。

全体的に点数が高くなり気味ではありましたが、今シーズンの最高得点が出るにふさわしい演技だったと思います。でも、改めて点数の出方って、よくわからないですね。世界選手権は、あまりにも押さえられていた感がぬぐえません。

まあ、何はともあれやっと納得の点数が出たことを、素直に喜びたいと思います。PCSでは10点を付けているジャッジもいましたね。すべてP・チャン選手を上回っていたことに感激。ジャッジよ、やっと正しい仕事をしてくれた・・・。

P・チャン選手はもちろん素晴らしい選手ですが、もし、今回の二人の内容で、P・チャン選手の方が上だったら、もう、どうしようかと思っていましたから。

なにより感動したのは、他の国の選手たちもキス&クライに集まって、祝福してくれたシーン。得点を待つ間、客席の拍手と一緒になって壁をたたいていましたね。

勝手な妄想ですけれど、ちゃんと高い評価を示す得点を出してくれと、後押ししてくれたように感じてしまいました。他の国のスケーター達にも、愛されているんですね。

なにより今シーズン、ボルトの除去手術から始まって、なかなか4回転ジャンプが決まらず、さらに、厳しいジャッジの評価でも苦しんだであろう高橋選手の、心の強さに頭が下がります。

今日はキャプテンとして、応援に専念する姿が見られるのでしょうね。チームとしても優勝して、シーズンの優秀の美を飾れることを期待します。

 


クライシス

2012年04月06日 | フィギュアスケート

フィギュアネタが続きますが・・・。

シーズンが終わって、(といっても国別対抗戦が残ってはいますが)ついつい見てしまうのは「クライシス」。シーズン当初はそんなにお気に入りのプログラムではなかったんですけれど。

帰国後のテレビ出演の中で、高橋選手自身が語っていたのですが、「クライシス」というプログラムは、観ている方がその間だけも「ホッと」した気持ちになってくだされば・・・、というニュアンスの内容を語られていました。

プログラムの細かいことは、ご本人や振付師にしかわかりません。私の勝手な妄想ですけれど、きっと震災後のこのシーズンに、被災された方々に向けた、高橋選手の気持ちが込められたプログラムではないのでしょうか。

少しの間でも、つらいことを忘れて「ホッと」していただければと・・・。震災に関して、直接多くを語らずとも、この「クライシス」を観れば、高橋選手の思いはしっかりと伝わってきます。

激しいシーズンを戦い終えた高橋選手の心情も加味されて、世界選手権のエキシビションでの「クライシス」は本当に素敵でしたね。明るく激しいナンバーをついつい期待してしまうのですが、今シーズンはやっぱり「クライシス」だったんだと実感。

あ~、でも来シーズンはノリノリのエキシをそろそろお願いしたい!

 


世界選手権が終わって

2012年04月04日 | フィギュアスケート

しばらく気ぜわしい状態で、なかなかブログを書くこともできずにいました。

気がつけば春です・・・。

 

フィギュアスケートの世界選手権も終わりました。金メダルこそありませんでしたが、合計4個のメダルを取れたのは、日本のフィギュアスケートの強さを感じさせてくれましたね。

特に、ペアでメダルが取れるとは・・・夢にも思っていないことでした。今後、この種目が日本の中で発展するきっかけとなって欲しいものです。

この大会・・・というか、男子シングルを観て、色々と考えさせられました。

 

PCSってなんだろうか?

 

結果については、まあ、妥当なのかなとは思うのですが、パトリック選手と高橋選手のPCSの差だけが、どうも納得がいかないのです。スケーティングスキルやトランジッションはパトリックが上でしょう。でも、演技力、振り付け、曲の解釈もパトリックが上と言うのが何とも解せません。

しばらく考えているうちに、結局PCSといのは昔で言う「順位点」みたいなもんなんだなと。

表現とか芸術性とかを評価するのではなく、ジャッジが選手を何位に評価するか・・というためにあるもの。今回ジャッジは、1位パトリック、2位高橋、3位羽生という順位を付けたということなのでしょう。

完璧なジャッジシステムなんて無理なことは承知ですが、もう少しなんとかならないものでしょうか。そもそもジャッジに、あらゆるジャンルの音楽、芸術を評価できるのか・・・なんてことを言い出すと、それこそ切がありませんけれど。

 

高橋選手は本当に素晴らしいシーズンを見せてくれました。ひざのボルトを抜く手術をした今シーズン。当初はここまで来るとは思いませんでした。苦手と言われたスピンも改善して、四回転も最後の最後に、確率を上げて本番に決めてきました。

ファンというものは欲張りなもので、ここまで順調だと、ついつい結果の理想を高く持ちすぎてしまいます。最終目標は「ソチ」で、今はステップを少しずつ登っている段階なのに。高橋選手は、現時点での目標以上の結果をのこしてくれた思います。

でも、欲張りなファンは、来シーズン、もっと進化した高橋選手の姿を期待してしまいます。そしてきっと期待にこたえてくれると信じています。

それから、27歳という年齢で3位に入った鈴木選手。年齢の壁を超えて、まだまだ進化する可能性を感じさせてくれました。羽生選手は、震災という中から初出場3位という結果残しました。いろんなプレッシャーがあったと思いますが、ものすごくタフな精神力を持っているのだと思います。

 

日本男子は羽生選手の台頭で、ますます戦国時代の様相になってきました。日本代表になることが、とても厳しい戦いです。来シーズンもまた、心臓に悪い試合ばかりになりそうです。