内容はナイジェリアでクーデターが勃発し、暴虐の限りの尽くす反乱軍が大統領一族に死刑を執行、国内は深刻な内戦状態に陥っていた。
そんな中、アメリカ海軍特殊部隊SEALの隊長A.K.ウォーターズ大尉は、今なお辺境の村で難民の治療に当たっているアメリカ国籍の女医リーナ・ケンドリックスの救出を命じられる。
任務遂行率100パーセントを誇り、上官から絶大な信頼を寄せられているウォーターズ大尉は、7人の精鋭を率いてジャングルの奥深い場所にある教会に易々と到着し、そこからリーナを脱出させようとする。
ところが、リーナは難民を見捨てて自分だけが助かるわけにはいかないと軍の救出を拒否し、患者も一緒に連れてゆくよう要求する。
当惑するウォーターズ大尉だったが、リーナの強硬な姿勢に負けて歩行可能な患者だけを連れて軍用ヘリとの合流地点に向かって行軍を始める。
夜のジャングルを進み、なんとか救出地点に到着したウォーターズはリーナを欺くようにしてヘリに押し込み、難民を置き去りにしたまま飛び立つ。
だが、自力で歩けない患者を残してきた教会の上空にヘリが差しかかった時、眼下に広がる地獄のような光景を目の当たりにしたウォーターズたちは、自分たちが置き去りにした難民たちを救うため軍の命令を無視して引き返すのだった…。
(NTT-X STOREより抜粋)
といった感じの内容です。
個人的にはそこそこ面白かったです。
なぜ医師を救出しないといけないのかという理由や命令重視で任務遂行を優先する人間が軍機違反をする動機付けなどに疑問を感じる部分はありますが、最後は感動できるつくりになってました。
出来れば、始めにあの中盤のアフリカの内戦での悲惨な現状を見せておいて、救出に向かい、そして軍機違反を犯す・・・・という作りだったらもっと感動できたかも。
前半はちょっと納得行かない部分が多いかも知れないので、あまり集中しないで流れだけを把握して、思い込みの状況を作らないで見ればおいらみたいに楽しめると思います。
アメリカ万歳的な映画なので、その点が許せない人はいるかもしれませんが、おいらはちょっぴり泣けたし、楽しめました。
絶対悪と正義がはっきりしている映画なので、そういう映画が好きな方は楽しめるかもしれませんね。
何処まで表現できているかわかりませんが、ナイジェリアの現状はかなり酷いそうです。
善なる人々が行動を怠れば・・必ず悪が勝利する!
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