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1階にはすすきのの台所と言われてる『すすきの市場』魚屋や八百屋、酒屋、駄菓子、クリーニング、おにぎり屋など軒を並べ、2~5階に住宅、そして地下には1971年8月に誕生した飲食店街【すすきのゼロ番地】がある。
建物の中央、東側、西側と3ヵ所ある階段を下りると、元気をくれるお母さんがいるスナック、酒をじっくり味わえる様に程よい距離感で接してくれるマスターがいるバー、シンプルだが愛情がたっぷり入った料理を楽しめる居酒屋など様々な魅力を持った31もの店が待っている。
ネオンに彩られた街ではなく個性溢れる「すすきのゼロ番地」で、通いつけたくなるお気に入りの一軒を見つけてみたい。
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すすきのでも珍しい管理組合が運営する、すすきのゼロ番地の由来はゼロからの出発という事で名付けられたとされている。
31店舗のスナックや居酒屋、バーなど店主1人で営む店舗が多く、30年以上営業している老舗と新しい店が混在する不思議な空間だ。
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《昔は廊下に出ると人とぶつかりながら歩いていたけど、ここ数年ススキノで遊ぶ人も少なくなってゼロ番地も客足が減りました。しかし昨年度末で8店舗が新規オープン、若い客が足を運んでくれるようになって、少しずつ客足が戻ってきたので嬉しいですね》。
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スナックで飲んでいてトイレに行く途中の店に立ち寄り一杯だけ飲んだり、隣店に席がありながら小腹が空いたからと居酒屋で食べるなど、一つの建物内で雨風関係なく自由に行き来できるのが、すすきのゼロ番地の魅力なのかもしれない。
その魅力を自分なりに見つけてみるのも実に面白い。
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