すすきのゼロ番地飲食店街

再発見!中央区南6条西4丁目に昭和レトロな雰囲気を漂わせる建物
1階が市場、その地下にすすきのゼロ番地飲食店街がある

魅力、再発見!すすきのゼロ番地

2008-06-14 | Weblog
中央区南6条西4丁目。札幌のメインストリート駅前通りを南に下ると、配達用の自転車が並び、昭和レトロな雰囲気を漂わせる建物。
1階にはすすきのの台所と言われてる『すすきの市場』魚屋や八百屋、酒屋、駄菓子、クリーニング、おにぎり屋など軒を並べ、2~5階に住宅、そして地下には1971年8月に誕生した飲食店街【すすきのゼロ番地】がある。
建物の中央、東側、西側と3ヵ所ある階段を下りると、元気をくれるお母さんがいるスナック、酒をじっくり味わえる様に程よい距離感で接してくれるマスターがいるバー、シンプルだが愛情がたっぷり入った料理を楽しめる居酒屋など様々な魅力を持った31もの店が待っている。
ネオンに彩られた街ではなく個性溢れる「すすきのゼロ番地」で、通いつけたくなるお気に入りの一軒を見つけてみたい。


 独り言
すすきのでも珍しい管理組合が運営する、すすきのゼロ番地の由来はゼロからの出発という事で名付けられたとされている。
31店舗のスナックや居酒屋、バーなど店主1人で営む店舗が多く、30年以上営業している老舗と新しい店が混在する不思議な空間だ。


 理事長に伺う
《昔は廊下に出ると人とぶつかりながら歩いていたけど、ここ数年ススキノで遊ぶ人も少なくなってゼロ番地も客足が減りました。しかし昨年度末で8店舗が新規オープン、若い客が足を運んでくれるようになって、少しずつ客足が戻ってきたので嬉しいですね》。

建物の老朽化や構造上の問題で冷たい風が吹き抜けるため、寒さ対策として東側出入り口に自動ドアが’06年12月に設置され、トイレに行く時に酔いが醒めたり、店内なのに厚着をすることもなくなり快適な空間になった。
スナックで飲んでいてトイレに行く途中の店に立ち寄り一杯だけ飲んだり、隣店に席がありながら小腹が空いたからと居酒屋で食べるなど、一つの建物内で雨風関係なく自由に行き来できるのが、すすきのゼロ番地の魅力なのかもしれない。
その魅力を自分なりに見つけてみるのも実に面白い。

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