すすきのゼロ番地飲食店街

再発見!中央区南6条西4丁目に昭和レトロな雰囲気を漂わせる建物
1階が市場、その地下にすすきのゼロ番地飲食店街がある

すすきのゼロ番地・飲食店のご案内

2008-06-19 | Weblog
          
  すすきのゼロ番地 [ 日曜・休日・休み ] 

 スナック 《 ちろる 》 番地歴41年 TEL.011-521-4482
◆広々とした店内でゆっくり酒と会話を楽しむ◆
聞き上手な関憲子ママをはじめ、女性スタッフの会話を楽しめる『スナック・ちろる』ゼロ番地の中でも広々とした店内は20席のみ、ゆったりとしたスペースで腰を据えて酒を楽しめる。店内にはスタッフが常連の似顔絵を描いたものが貼られ、客との距離感も近い。開店38周年記念には憲子ママの圧倒的人気は今でも衰える事はない。
 チャージ2,000円、ビール700円、焼酎2,500円、スーパーニッカ7,000円


 《 綾 》 番地歴14年 TEL.011-512-3848
◆暖かい人柄のママが作る愛情たっぷりの家庭料理を堪能◆
二ツ森紀代子ママが作る「お袋の味」と酒を堪能できる『綾』。すすきのに店を構えて33年目を迎える老舗。店内は使い込んでいい味が出ている木のカウンターとボックスがあり、大人数にも対応。常連からプレゼントされた絵が随所に飾られ、紀代子ママの温かい人柄が垣間見える。料理は1品300円~500円、焼酎の飲み放題が3,000円と低料金なので、給料前で懐具合を気にせずに通えるので気軽に足を運んでみよう。
通し1,000円、一品料理300~500円、本格焼酎2,500円より


 スナック 《 紫 園 》 番地歴43年 TEL.011-531-6011
◆「ゼロ番地のお母さん」の愛称で親しまれているママがいるスナック◆
元関取で札幌出身の田代岩や、ゼロ番地の取材で訪れた歌手の前川清らが「お母さん」と慕う、今井ミツ子ママが笑顔で出迎えてくれる『スナック・紫園』。「手作りじゃないと食べてくれない」と言うほど、オープン当初から通う常連の間ではミツ子ママが作る煮物や一品料理を目当てに訪れることも多く、手を抜けないのだとか。店内には貴乃花や若乃花などの色紙や田代岩のイラストなどが随所に飾られ、相撲ファンのママの人柄が伺える。
 チャーム1,000円、ビール700円、ウイスキー5,000円、焼酎3,000円


 スナック 《 マミー 》 番地歴30年 TEL.011-531-5950
◆気軽にふらっと立ち寄れる清潔感溢れるスナック◆
赤を基調としたレトロな雰囲気の店内は清潔感あり、ホッと一息付ける癒しの隠れ家的スポット『スナック・マミー』。ダンデーで聞き上手なマスター・北原正博さんが程よい距離感で接してくれ、一人でじっくり酒と向い合いたい時や、誰かと話をしたいときにオススメ。毎日でも通える低料金もうれしいポイントの一つ。
ワンセット(ウイスキー&焼酎お通付)1,500円・飲み放題3,000円


 BAR 《たこまんげつ》 H18年5月23日開店 TEL.090-6699-6924 
◆スタイリッシュなバーで酒も料理も一度に味わえる◆
平成18年11月、バーにリニューアルした『たこまんげつ』。白を基調とした店内は、連日若者が集い賑わっている。90分飲み放題で1,500円と低料金で酒を楽しめるのが、同店一番のオススメ。さらに塩辛や冷奴など酒の肴にぴったりのおつまみから、チャーハンやカレーライスなども充実しているので、腹ペコで訪れても大丈夫。「みんなと仲良くなれる雰囲気なので、気軽に足を運んで下さいね」と、店長さん。
 90分飲み放題1,500円(+500円ビール付)、塩辛350円、冷奴400円


 スナック 《 忍 》 番地歴40年 TEL.011-511-2201
◆かしわソバがチャ―ムのすすきのでも珍しいスナック◆
赤いカウンターとボックスシートが印象的な『スナック・忍』。オープンしてから40年間ずっとチャームに、八谷美枝子ママ手作りのかしわソバを出していて、ソバを目当てに足を運ぶ常連がいるほど。ママがいつも優しい笑顔で出迎えてくれるので、仕事帰りにふらっと立ち寄りたくなるのだ。飲み放題にカラオケ5曲が付いて3,000円と低料金なプランもあるので、2次会などの利用に最適。「気軽にきてくださいね」と美枝子ママ。
 チャーム1,000円、ビール800円、焼酎3,500円、飲み放題3,000円(カラオケ付)


 スナック 《 カトレア 》 番地歴28年 TEL.011-531-6710
◆昭和レトロを感じながらゆっくりと酒を楽しむ◆
「レトロな店と言われるんですよ」と、微笑みながら語る綿谷節子ママが出迎えてくれる『カトレア』。店内には年季の入った分厚いカラオケの歌詞本があり、訪れる客から驚かれるのだとか。「カラオケ用のモニターが入ったんですけど、歌詞本で歌いたいというお客さんの為に今後も続けて行きたいです」。店の前を通ると、中から昭和の歌が聞こえてくるので、目印にして足を運びたい。
 チャーム1,700円、ウイスキー5,300円~、焼酎3,500円、ビール700円


 《 AmafasA 》 H18年4月25日開店 TEL.011-532-0550
◆南国ムード満天の店で世界各国の料理を楽しむ◆
サモア語で人が集まる場所という意の『アマファサ』。白い扉を開けると、アジアの屋台を思わせるかのようなカウンターや、インテリアがディスプレイされ南国の雰囲気の店内で、世界各国の料理を堪能できる。豊富な種類の料理と酒で、何度訪れても飽きることなく通える。深夜2:30迄営業しているので、仕事帰りや飲んだ後、ちょっと小腹が空いたときに立ち寄って〆の一杯、〆の食事が楽しめる。
 魚料理430円~、飯物430円~、ビール420円~、カクテル450円~、


≪ラ・ジール≫ 番地歴9年 TEL.011-562-2990
◆隠れ家的大人の空間で上質な酒を味わう◆
'50年代のJAZZやビートルズ、ファドなど懐かしい音楽をレコードで聴きながら酒を堪能できる『ラ・ジュールⅡ』。味のあるマスター・藤村忠義さんの豊富な洋酒の知識にも驚くが、取り揃えられているスコッチ・ウイスキー、ブランデー、カルウァトスなど豊富な種類にも驚きだ。ゆっくりと進む時間の流れに身を任せて、1人でじっくりと酒との会話を楽しみたいならもってこいの店だ。
 チャージ2,000円、ショット300円~


 居酒屋 《 藤 》  番地歴15年 TEL.011-531-7707
◆丹精込めて作られる家庭料理とママの笑顔でリラックスできる◆
旅行好きの北川孝子ママが1人で切り盛りしている『居酒屋・藤』。常連からプレゼントされた観光地みやげが所狭しと飾られている店内は、L字型のカウンターが置かれ囲炉裏端を思わせる雰囲気。その日仕入れた魚介類を様々な家庭料理で味わえ、旅行話を肴に酒を楽しめる。夕方5時からオープンしており、サラリーマンや年配客で早い時間から賑わっている。孝子ママの人懐っこい笑顔に癒されに通う人も多い。
 通し2品1,000円、ビール600円、酒500円、焼酎2,000円、リザーブ6,000円


 そばびより 《 朱月菴 》 H18年10月2日開店 TEL.011-562-8081
◆手打ちソバ屋で酒を楽しむ飲んだ後の〆にもピッタリ◆
大正浪漫をテーマにダークブラウンを貴重にした店内で、手打ちソバを堪能できる『朱月菴』。東京で修行を積んだ店主・松倉さん夫妻が丹精込めて作るソバは、ツルリとしながらコシがあり飲んだ後の〆として最適。「ソバ屋で酒を飲むということを楽しんでもらいたい」と、その言葉通りだし巻きたまごや天ぷらなどの一品料理と、希少な日本酒や本格焼酎も揃えており、一人で軽く一杯の飲みたいときにピッタリな店だ。
 せいろ600円、かけ600円、鳥わさ600円、ビール550円、酒半合400円~


 BAR 《 あきら・House 》 H18年8月14日開店 TEL.011-520-0044
◆レアなウイスキーに出会える確率120%カウンターバーでしっぽり1人酒◆
老舗のバー「スタンドバー・みのる」の後に、H18年にオープンした(あきらHOUSE)バックバーにはリキュールや50種類ものスコッチウイスキーが揃い、ザ・バルブェニシングルバレル15など滅多にお目にかかれない希少な物も並ぶ,間接照明で落ち着いた雰囲気の店内には、懐かしいおもちゃがディスプレイされ、童心に返って酒を楽しめる。マスターとの程よい距離感もあり、ゆっくり酒を味わいたい人にオススメの店だ。
 ショットチャージ500円、カクテル500円~、飲み放題2,500円


スナック 《 札ちょん 》 番地歴44年 TEL.011-512-4325
◆ひとり飲みするなら断然ここ.粋なマスターがお出迎え◆
オープンから44年のゼロ番地歴最長の『札ちょん』。マスターの太田正師さんが一日の疲れが吹っ飛ぶような心和む笑顔で出迎えてくれる。ウイスキーや焼酎など男ならしっとりと飲みたい酒と酒の肴として、マスターが作る焼きソバやチャーハンなどの軽食もあり、小腹が空いたときにピッタリ。懐かしい歌謡曲や演歌が店内に流れ、昭和の雰囲気を感じられる。「お客さん同士で仲良くなれるので、1人でも気軽に足を運んでください」とマスター
 チャーム・チャージ1,700円、カラオケ200円


 《 Quarter・1/4 》 H19年10月19日開店 TEL.011-531-9339
◆純粋に酒を楽しむならココ! 自分好みの使い方ができるショットバー◆
こじんまりしたショットバー。ガラス張りの扉から、間接照明のほのかな灯りが心地よい空間を演出し、つい長居したくなる店内の様子が伺え、他店で飲んでいる客がトイレに行った帰りに一杯引っ掛けて行くことも多い。軽く飲みたい時や〆の一杯、ゆっくりと酒を楽しみたい時など様々なシチュエーションに利用したい店だ。


 スナック 《 かつら川 》 H19年7月20日開店 TEL.090-1643-4908
◆様々な用途に利用したい落ち着きのあるスナック◆
ゼロ番地の中でも広い店内を誇り、カウンターとボックスを合わせると25席もある心和む木目調で統一された『スナック・かつら川』。桂川隆吉マスターの手作りの料理は常連の間でも大好評。ウイスキーや焼酎、日本酒などを片手にゆっくりとした時間を過ごせる。カラオケはスタンドマイクで歌えるし、料金は無料が嬉しい。まだ開店したばかりなので、気軽に来てほしい。


 居酒屋 ≪わか乃≫ 番地歴34年 TEL.011-531-3158
◆元気いっぱいのママが営む客同士交流できる居酒屋◆
お姉さんから店を引継ぎ今年で34年目を迎えた『居酒屋・わか乃』は、若能幸子ママがパワー溢れる笑顔で出迎えてくれ、元気をもらえる店だ。ゼロ番地には珍しく小上がりがあり、靴を脱いでリラックスしながら、幸子ママの作る一品料理と酒を堪能できる。夕方5:00からオープンしているので、仕事帰りやちょっとした待ち合わせにと自分思いの使い方ができ、1人で訪れる客も多い。
 お通し1,000円、一品料理300円~、ビール600円、焼酎2,000円


 《 ta!sixun 》 番地歴3年 TEL.011-552-3988
◆ほのかな明かりの中で落ち着いて酒が楽しめる◆
看板がなくダークブラウンだけの扉があり、初めて訪れた人は迷ってしまう『タイスケサン』扉を開けるとほのかな間接照明が店内を照らし、洋楽のBGMが流れる。スタイリッシュな空間のバー。カクテルはもちろん、ワインやシャンパンをグラスで気軽に楽しめる。ボルドーやブルゴーニュなど50種類ものワインがあり、ワインに合わせたチーズも揃えられ、気軽に一杯だけ飲みたい時にピッタリだ。11席のみなので、事前に電話連絡を。
 チャーム1,000円、ビール600円カクテル800円~、グラスシャンパン800円~


 酒肴彩庵 《 花だいこん 》 番地歴4年 TEL.090-9082-5068
◆アットホームな雰囲気の中でホッと一息付ける温かな料理を堪能◆
野菜をふんだんに使った体に優しい家庭料理を堪能できる『花だいこん』。料理好きな能戸幸子さんが、昔からの夢だった店をだしたのが'05年5月のこと。幸子さんの上品な話し方や、女性ならではの細かい心配りを随所に感じられる、店内は、ホッと一息つける我が家の様だ。幸子さんの人柄に惹かれてか女性の友達同士の客が多く訪れる。ゆで卵を酢に漬け込んだオリジナルの「酢たまご」は、常連に大人気。
 お通し(3品)2,000円、一品料理300~500円、飲み放題3,500円


 Cafe’&Bar 《 B・T 》 H20年3月3日開店 TEL.011-563-8865
◆オープンのご案内◆  
拝啓、春寒の候、皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。ボニートにおきましては、皆様の一方ならぬご支援を頂き誠にありがとうございます。お陰様で、この度、ススキノゼロ番地にボニート2号店として新店舗<B.T>をオープンさせて頂くことが出来ました。これもひとえに皆様方のご支援ご厚情の賜物と深く感謝いたしております。お気軽にお立ち寄り頂ける小さなバーです。ススキノの喧噪を逃れ、ひとときの安らぎの場としてご愛好頂けたら幸いです。ご多忙中とは存じますがご来店頂けますよう心からお待ち申し上げております。     敬具


 《 devil・heart 》 H20年5月17日開店 TEL011-552-2188
◆豊富に揃えた銘酒が自慢!酒Bar◆
落ち着いた和の空間で、豊富な日本酒、本格焼酎が味わえる店。品揃えは各地の限定品から女性に人気のすず音、苺、桃、梅酒など幅広い。日本酒等で作るオリジナルの和カクテルも珍しい。日本酒専用の冷蔵庫で保存しているので風味を損なうことなく楽しめます。大型の液晶完備でカラオケは無料!!BOX用のミニ液晶まであります。虎杖浜より直送の酒の肴を、いつでも楽しめます。呑み切りイベントも行われているので、銘酒やレアなお酒が格安で飲める時もあります。
チャージ1,500円(2品付) ビール600円 日本酒500円~ 焼酎500円~

 お店です
◎スナック ≪ふるさと≫ 秋野ツヤ子  ◎酒 房≪利 尻≫  河部チヨ
◎居酒屋  ≪野武士≫ 山崎マサ子   ◎酒 房≪すいづ≫牛島八重子
◎酒 坊  ≪小 京≫  牧野トミエ .. .... ◎酒 房≪あお柳≫高山千恵子
◎スナック ≪ミ エ≫ .......宮本美栄子

すすきの発祥の地

2008-06-18 | Weblog
すすきの発祥の地・ゼロ番地飲食店街

すすきのゼロ番地は今年で44年目を迎えました。
「すすきのゼロ番地」の特徴はいろいろあるが、警察や暴力追放運動推進協議会、他、関係団体等に参加し、すすきの地区の環境浄化に積極的に取り組んでいることから料金、雰囲気ともに安心して楽しめる所である。
建物の歴史上老巧化は否めないが、管理され古いなりに磨き込んだ廊下に並ぶ店舗は、スナック、居酒屋、そば屋、スタンドバー等、店主1人で営む小さな店が多い集団であるが、30年以上営業している店は半数以上あり、親子二代にわたる常連客も多数です。
ススキノの発祥地とも言われるこの場所、時代と共に街の様相が変わって行く中、「すすきのゼロ番地」の健全で暖かな雰囲気を守り、何よりも多くのお客様に愛されるよう、組合員一同で取り組み続けたいと思います。

◆平成18年頃から新規開店する若い経営者が多くなり、ゼロ番地の客層も少しずつ変わりつつありますが、今では3分の1が新規のお店です(お客さんも若い人たちが多くなりました)昭和の雰囲気を残す昔のイメージが少し変わってきた感じがします。

★ 新規開店のお店を紹介
 H18年04月25日  開店 dining AmafasA  ...久保裕嗣さん
 H18年05月23日  開店 たこまんげつ    ...川上貴史さん
 H18年08月14日  開店 あきらHouse     .成澤知美さん
 H18年10月02日  開店 そばびより朱月菴  松倉隆浩さん
 H19年07月20日  開店 スナック.かつら川  .桂川隆吉さん
 H19年10月19日 .. 開店 Quarter.1/4    .. ..田中真一さん
 H20年03月03日  開店 Cafe'&Bar.B.T   ..原田栄子さん
 H20年05月17日  開店 Devil.heart    ........池上則幸さん

  開店おめでとうございます。






すすきのゼロ番地の歩み

2008-06-15 | Weblog


◎資料に基づいて歴史を振り返ると 
大正11年(1922年)に札幌第二公設廉売市場がこの地に設置されたのが最初 昭和20年代に引揚者用住居付店舗として三棟が建設(290坪)される。
昭和33年(1958年)環境が劣悪化であったことから日本住宅公団東京支所に依って建て替えられ、建物は現在50年を迎える事で、すすきの発祥の地と言われている。
建設当初地下1階部分は現在のような飲食店街ではなく、雑貨店や歯科 医院などがあった。
その後、昭和36年に土地は札幌市から(株)札幌振興公社に売却された。

◎昭和40年代に入り、大きな転機を迎えることになった。
地下1階の店舗が営業不振のため(株)北海道振興に一括賃貸することになり、飲食店街「すすきのゼロ番地」として誕生する。

◎昭和46年8月地下1階部分を(株)札幌振興公社から買い受けた。
これを契機に【札幌市薄野零番地飲食業協同組合】を結成する。
現在 スナック、居酒屋、そば屋、酒房等31店舗が営業中

魅力、再発見!すすきのゼロ番地

2008-06-14 | Weblog
中央区南6条西4丁目。札幌のメインストリート駅前通りを南に下ると、配達用の自転車が並び、昭和レトロな雰囲気を漂わせる建物。
1階にはすすきのの台所と言われてる『すすきの市場』魚屋や八百屋、酒屋、駄菓子、クリーニング、おにぎり屋など軒を並べ、2~5階に住宅、そして地下には1971年8月に誕生した飲食店街【すすきのゼロ番地】がある。
建物の中央、東側、西側と3ヵ所ある階段を下りると、元気をくれるお母さんがいるスナック、酒をじっくり味わえる様に程よい距離感で接してくれるマスターがいるバー、シンプルだが愛情がたっぷり入った料理を楽しめる居酒屋など様々な魅力を持った31もの店が待っている。
ネオンに彩られた街ではなく個性溢れる「すすきのゼロ番地」で、通いつけたくなるお気に入りの一軒を見つけてみたい。


 独り言
すすきのでも珍しい管理組合が運営する、すすきのゼロ番地の由来はゼロからの出発という事で名付けられたとされている。
31店舗のスナックや居酒屋、バーなど店主1人で営む店舗が多く、30年以上営業している老舗と新しい店が混在する不思議な空間だ。


 理事長に伺う
《昔は廊下に出ると人とぶつかりながら歩いていたけど、ここ数年ススキノで遊ぶ人も少なくなってゼロ番地も客足が減りました。しかし昨年度末で8店舗が新規オープン、若い客が足を運んでくれるようになって、少しずつ客足が戻ってきたので嬉しいですね》。

建物の老朽化や構造上の問題で冷たい風が吹き抜けるため、寒さ対策として東側出入り口に自動ドアが’06年12月に設置され、トイレに行く時に酔いが醒めたり、店内なのに厚着をすることもなくなり快適な空間になった。
スナックで飲んでいてトイレに行く途中の店に立ち寄り一杯だけ飲んだり、隣店に席がありながら小腹が空いたからと居酒屋で食べるなど、一つの建物内で雨風関係なく自由に行き来できるのが、すすきのゼロ番地の魅力なのかもしれない。
その魅力を自分なりに見つけてみるのも実に面白い。