すすきのゼロ番地飲食店街

再発見!中央区南6条西4丁目に昭和レトロな雰囲気を漂わせる建物
1階が市場、その地下にすすきのゼロ番地飲食店街がある

昭和レトロの癒しの穴場

2008-08-03 | Weblog
すすきのゼロ番地の魅力を探る
     老若男女から愛される 
すすきの中心部の一角(南6条西4丁目)に、ひときわ異彩を放つビルが建っている。
1階に『すすきの市場』(所有者=札幌振興公社)、2階~5階に公営住宅(同土地再生機構)、地下1階に飲食店街 《 すすきのゼロ番地 》(同すすきのゼロ番地飲食業協同組合)が入居するこのビルは、大正11年に設置された札幌第二公設廉売市場が前身。
地下1階部分についていえば、昭和33年に現在の建物に建て替えられたのち、(株)北海道振興の管理運営時代を経て、昭和46年に協同組合へ売却されたのを機に、現在の《ゼロ番地》の名称で呼ばれるようになった。
《ゼロ番地》の由来は、『地下で番地がなかったから』『ゼロからのスタートという意気込みから』など諸説があるようだ。
戦後63年、すすきのは大きく様変わりしてしまったが、『ゼロ番地』は今も昭和のレトロムードを色濃く残しており、癒しを求めて訪れるファンが少なくない。最近は老舗店に加え、スタイリッシュな新店舗も登場。
若者にも注目され始めるなど、新たな魅力も備えた『ゼロ番地』の店を紹介する。


   ≪AmafasA≫
真っ白な壁やアジアンチックな小物などで南国をイメージしたとても涼しげな店内。「共益費が安いから」との理由でゼロ番地を選んだと言う店長の久保裕嗣さんだが、ホンネは隠れ家的な雰囲気にちょうどいい場所だったからのようだ。
(めしがうまいのが自慢です)と言うのでメニューを見てみると、店長いちおしの(はい、ジャークチキン)から始まり(好きだな、鶏唐揚げ)(やればできるさ、タスコ)(恋のスパムおむすび)など変わった名前のものばかり。
閉店時間は2:34。「3:00まで、じゃ面白くないでしょ」と久保さん。
店に来る常連さんには79歳のおばあさんもいるそうで、店長の笑顔と面白さに惹かれるお客さんも多いのだろう。
TEL 011-532-0550


 スナック ≪ 札ちょん ≫
薄野ゼロ番地飲食業協同組合の理事長でもあるマスター太田正師さんのお店は、来年でオープン45周年。
お店のスタッフとお客さんとの家族のような語らいで思わず微笑ましくなってしまう。ゆったり、まったり時が過ぎていくアットホームで明朗会計なスナックだ。ゼロ番地はここ2、3年で店が入れ替わり、若い人が運営する店も増えた。
「昔からある店がなくなってしまうのは寂しい気もするが、ゼロ番地の改善点など、アイディアをだしてくれるので、刺激があり嬉しい」と太田さん。お店同士仲が良く、ゼロ番地が一体となって協力し合ってる様子が、どの店からもうかがえる。
TEL 011-512-4325


スナック ≪ ちろる ≫
開店から40年になる<ちろる>。「開店した頃は札幌五輪の直前でススキノ中が元気でしたね」と当時を振り返る関憲子ママ。
「今では親子二代で来られるお客様もいらっしゃるんですよ」と長く店に通う常連客も多い。奥行きのある広い店内にはママと女性スタッフの笑顔があふれ“アットホーム”という言葉がぴったり。
夏は北海道の豊かな四季を肌で感じるため?に大きな扇風機2台で乗り切る。「店にエアコンはありません。今の時代はエコに専念しないと」と憲子ママは笑う。
ゼロ番地の“温かさ”を知り、ゆったりとした時間の流れを楽しめる店だ。
TEL 011-521-4482


  ≪ 綾 ≫
玉すだれをくぐって店内に入ると、恰幅のよい二ツ森紀代子ママが笑顔で迎えてくれた。“お通し”を仕込んでいる姿は家庭的でまるで家族の一員のようだ。
「ウチは常連さんが多いね」と話していると、早速、お客さんがやって来て親し気に挨拶を交わし、白いレジ袋に入ったお土産をママにわたす。気心が知れたどうしの会話は日常的で飾り気がない。
常連さんが多いスナックにみられる風景が、ほのぼのとした雰囲気を醸し出していた。変化の無い日常の中で長年の知り合いと酒を酌み交わす時間。ごく普通の光景に感じるがススキノはそれを最高の時間に変える力がある。
TEL 011-512-3848


  ≪ devil heart ≫
「デビルハートとは変わった名前ですね」と尋ねると「珍しい名前に魅かれてお客さんが来るんです」と店主の池上則幸さんが照れ笑いで答えてくれた。
レトロ調かつ斬新なデザインのサインボードは確かに目立つ。日本酒のバーをやろうと場所を探してゼロ番地にめぐり合った。組合の太田理事長と前のオーナーの面接を受けてパス。念願だった開店にこぎつけた。
これまで様々な苦労があったはずだがそれを見せずに表情はいつも明るい。日本酒の品質を保つことは難しく、とくに温度管理が大変で大型の冷蔵庫を備えた。
「他の店のオーナーが親身になって教えてくれるので助かります。各店とも仲間意識が強く支えあっているのもゼロ番地の魅力です」と池上さんはしみじみと語る。
TEL 011-552-2188


 BAR ≪あきらHOUSE≫
東階段を下りるとすぐにBARあきらHOUSEがある。店主の成澤章さんはテナントビルを出てゼロ番地に移ってきた。共同トイレの清掃が行き届いて管理がしっかりしているとのこと。
毎月9月、組合の親睦会があるのもテナントビルには無い伝統だろう。店内には様々なスコッチウイスキーやリキュールが所せましと並び間接照明の中にポップ調のディスプレイが浮かぶ。気取らず居心地がいい空間がコンセブト。
「沖縄からわざわざ来てくれるお客様がいましたね」と成澤さん。店の評判はホームページや口コミで広がっているらしい。老舗BAR「みのる」の跡地を引き継いだ「あきらHOUSE」はゼロ番地にしっかりと根付いている。
TEL 011-520-0044


 ≪ちゃどらこっく≫  8月5日(火曜日) PM6:00 オープン
はじめまして ちゃどらこっくです。
長年の夢が叶い、すすきのゼロ番地に小さな店を出すことができました。
ちゃどらこっく・・ってどんな意味とよく聞かれますが、その理由を語り出すと止まりません。
とにかくどんな所か是非、いらしてみて下さい。まだ不慣れなところが多々ありますがよろしくお願いします。お酒を飲んで語り合いましょうお待ちしております。
前日までにご連絡頂ければお好みの家庭料理などお作りすることもできます。
お気軽にお電話下さい。080-6089-0941
 ※チャーム¥1.000  ビール¥600  ウイスキー¥5.000~ 焼酎¥2.500~


                札幌市すすきのゼロ番地飲食業協同組合
                      TEL・FAX-011-521-0116 

第44回すすきの祭り日程

2008-08-02 | Weblog

花魁道中 {豊川稲荷→ロビンソン}
8月6日(水)
 17:00~21:30 前夜祭(第5回すすきのはしご酒大会)・ステージ前・ススキノ地区

8月7日(木)
 17:00~         安全祈願式                      薄野稲荷(豊川稲荷内)
 17:30~17:50 祝太鼓演奏                      ステージ
 18:00~18:20 オープニングセレモニー      ステージ
 18:30~18:50 寿獅子・お囃子披露            ステージ
 19:00~19:45 連合太鼓演奏                    ステージ
 19:45~21:10 花魁道中                         豊川稲荷→ロビンソン
 16:30~22:30 ワゴンセール                    会場内8ヵ所

8月8日(金)
 17:30~         神興御霊入れ・宮出し         ステージ前~町内渡御
 18:00~         すすきの囃子町内お披露目 ステージ前町内お披露目
 18:00~19:30 阿波踊り                           ステージ前~会場内
 18:30~19:20 ステージLIVE(予定)            ステージ
 19:30~22:00 YOSAKOI、ソーラン踊り     ロビンソン前~ステージ前
 21:00~21:15 こんこん神興・女衆神興宮入   ステージ前
 16:30~22:30 ワゴンセール                     会場内8ヵ所

8月9日(土)
 18:00~19:30 青森県・青森ねぶた            ステージ~会場内
 19:00~19:20 木造り 梯子乗り                ステージ前
 19:30~          連合神興渡御                    ロビンソン前スタート
 20:30            こんこん神輿・女衆神輿宮入り ステージ前
 20:45~21:45 YOSAKOI、ソーラン踊り ロビンソン前~ステージ前
 22:00~         閉会式                              ステージ
 16:30~22:30 ワゴンセール                     会場内8ヵ所