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※症例は患者様の同医済み.

春の胃痛、口内炎、精神的落ち込み。

2012-04-07 21:53:17 | 内科(風邪.呼吸器.胃腸.消化器)
花粉症が終息したと思ったら、胃の調子が悪いとか、背中がこり痛む、または口内炎が出るという方もおられます。 のべつ幕なしに、病気は目白押しです。
今日は、新入職員歓迎お花見会でした。 お花見もいろいろな所でやってますが、飲み過ぎるとこういう症状は更に悪化します。 胃薬とかを飲む前に、まず胃をよい状態にしていく必要があります。 食事はゆっくりと、よく咬むことは必要ですが、冷たい飲み物を控えることが大切です。

春というのは東洋医学的には「肝」の陽気が盛んになる時期です。 この肝気は、胃に入り発散され熱が出るのが正常です。 胃胃が冷やされ機能が低下すると、肝気は滞ってしまい、胃の陽気がうまく上がりません。 そうすると、胃痛や口内炎ばかりでなく、元気が出ず、やる気が出なくなり精神的にも落ち込みます。 人によっては腰痛や坐骨神経痛も悪化しますがその説明は割愛します。 鍼灸治療では、胃と肝の経絡に治療しますが、反応としてツボにはっきり出ています。
稚拙な言い方をすると、元気のよい肝臓の気が、胃という場所で、燃焼せず、不完全燃焼で、行き場を失い上へのぼり精神にダメージを与えてしまうような感じです。
この胃の機能低下は冷たいものだけでなく、ストレスも同様の影響を与えます。 職場や家庭環境のごたごたで、このような症状の方もおられるはずです。

やる気満々の新入職員が、冷めた職場で、正論を言っても通らず、上肢も正常ではなく、行き場を失いボロボロになっていくという状態と似てます。 僕の職場のことを言っているわけではないので誤解のないように。

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