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東洋医学的、季節のお茶の選び方

2012-04-13 22:20:02 | 内科(風邪.呼吸器.胃腸.消化器)
東洋医学的に季節でお茶を選ぶ

体調を考えた、その季節に合うお茶について。



春は胃を冷やさないようにと言いましたが、暖かいお茶でも、種類によっては冷やしてしまいます。 その代表的なものが緑茶です。 ピンとこないかもしれませんが、東洋医学的というか薬膳では、温度そのものは大きな問題ではなく、むしろその特性を重視しています。 冷たいペットボトルの緑茶を飲むと胃を思いっきり冷やすことになり、気持ち悪くなることもあります。 たぶん、そういう経験はけっこうあるんじゃないですかね。

ではこの時期、何がよいのかというとズバリ、「ジャスミン茶」です。 冷やすこともなく、興奮作用も少なく、気を穏やかにします。東洋医学的には、湿を除き脾の運化作用を助けます。

東洋医学では「五行」という考え方が根本にあり、万物を5種類に分類してます。 季節も、春夏秋冬と土用を5種に配当しています。 万物と言いましたが、お茶に関しては、その分類がありません。

薬膳では、春はジャスミン茶、夏は、緑茶、秋は烏龍茶、冬は紅茶、と季節ごとにマッチしたお茶を提案している薬膳料理家もおられますが、土用がありません。 土用というのは、各季節の間に入るもので、季節の変わり目でのニュートラルというか準備期間というふうに理解してます。

そこで、自分なりに何のお茶がよいか考えました。 冷やすこともなく、暖めることもなく、刺激も少ないとなると、番茶しかありません。 お茶にこだわるとそうなってしまいますが、一番よいのは白湯ですね。

ちなみに甘いものは胃を冷やすので、緑茶を飲みながら和菓子というのは、ほんとうはよくない組み合わせなんです。
今、ジャスミン茶と、かりんとうまんじゅうをいただきましたが、ジャスミンの香りの中、黒糖とこしあんの甘さがぜつみょうなんです。
この写真の「かりんとうまんじゅう」は広島堂というところのものです。 タイプは違いますが「青柳屋」というところのものもお勧めです。では。

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