なんでも入っているから自然水

日本の水の質は世界でもトップレベルです。まず山の森林の面積の割合が多いことと、水道水は塩素で衛生的に保たれているからだと思います。
しかし塩素の強さはプールで結膜に炎症が起きるほどで、最近では目の洗浄も真水でするように指導されてます。
また皮膚が弱い人は塩素入りのプールで泳ぐと皮膚表面のバリアが破壊され炎症がおきてしまう場合もあります。
手荒いするにしても塩素いりの水道水にさらに石鹸で洗うというのは皮膚にとってダメージは大きいことは言うまでもありません。

水道水は塩素濃度は低いにしても、それが胃腸に流れ込んでいくのだから、善玉の腸内細菌にとって決して居心地のよい状態ではないはずです。減らないにしても増殖はできないと思います。
免疫の７０㌫は腸内で生成され、その主役を成しているのが腸内細菌と言われています。免疫は、癌を含め細菌やウイルスに対抗できる身体の協力な武器なので塩素を取り除かなければいけないはずです。
ですが、幸いなことに塩素は時間をかけて放置していると、減っていきます。一晩も置いておけば大丈夫みたいですが、塩素濃度は地域によって差があるようです。一概には言えませんが、都心部は濃く、郊外ほど低い傾向があるので都心部では十分な時間をかけて塩素をとばす必要があります。
ただ、水道水をいきなり煮沸すると、塩素は、トリファロメタンという塩素よりも毒性の高いものに変化しますので、先に放置しておく必要があります。

じゃあ天然の水なら問題ないということになりますが、井戸水やわき水は塩素の心配もなくミネラルも豊富ですが雑菌も豊富です。その雑菌が人体にとっていい悪いは別にして、自然が何でも入っています。

僕の田舎は井戸水で、いちおう水質基準はクリアしてるんですが、そのまま飲むとお腹を壊します。免疫力が弱まっているんですね。日本人が海外旅行でお腹を壊すのと同じです。
祖父は、井戸水をそのまま飲んでましたが全く問題なかったですね。

水道水か、自然水か、このディレンマ！とりあえず混ぜて飲みましょうか。