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九星盤と東洋医学

2012-05-21 21:32:21 | 自然と医学
東洋医学では、人体に「気」が流れていると考えておりますが、自然界にも「気」が流れています。

人体の「気」は経絡などの経路を通り体内を循環しており、
常に循環していれば病気にならないのですが、その流れが滞ったりした時に病気になります。
鍼灸はその流れを整えることで正常な循環に戻し病気を治します。

しかし自然界の「気」の流れは人為的に整えるということはできません。そこで古人は統計を取り続け自然界の「気」の規則性を導き出しました。その法則を計算するために作られたのが図の表で「九星盤」と言います。これを見て、よい「気」を取り入れたり、悪い「気」をかわしたりし、自然界の「気」に同調していました。

見てわかるように中国の「五行思想が入っています。鍼灸を学ばれている方はこの盤をご覧になって気づかれたことと思います。経絡治療の腹診の五臓の見所と近いということです。
身体の陰陽の部位は四つん這いになり太陽が照らされているところが「用」で影が「陰」と習いました。その状態で、この盤を地面に置いて盤の中心の「五黄土星」が臍の真下に来るように置きます。「九紫火星」が上腹部、「一白水星」が下腹b下腹部とした場合に腹診部位とほぼ同じとなります。

補足として、東洋医学では五臓を次のように配当してますので表の各星に当てはめてください。
木は肝。火は心。土は脾。金は背。水は腎。

ということで自然界の法則も身体に当てはまるわけです。人間は自然界の一部で自然に生かされていることがわかります。

西洋医学では右季肋部が肝臓の診察部位ですが東洋医学では左側というのも不思議です。

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