SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

ぶっつけ本番

2024-02-07 08:52:00 | 日記



1789年の
フランス革命で
多くの教会が
破壊されました。

19世紀のフランスでは
国が資金を提供して
各地で新しい教会が
作られていましたが
それに合わせて
パイプ・オルガンも
制作されることに
なりました。

この時代に活躍したのが
オルガン制作家の
アリスティド・
カヴァイエ・コルでした。

コルは音の強弱が
操れるように
あるいはオルガン1台で
オーケストラの音色が
出せるように
改良したのです。


先日、東京の教会で
弾かせて頂いた
オルガンは真新しい
フランス製のオルガン
でしたが
この機能が無くて
デリケートな音は
出せないのです。




急遽、本番には
リードオルガンを
使う事にしました。






しかしお客様は
パイプオルガンの音色を
楽しみにしておられる
とのこと。
開演2分前に
突然、ソロのリクエスト❗




無茶振りでしたが
オルガンへの階段を
上がりながら
曲目を考え💦💦
お祝いに相応しい曲を
前奏曲として2曲
演奏しましたが
華やかな音は
いくらでも出せる
オルガンなのです。

前日に東京入りし
オルガンの
下見をしておいて
良かった!

合唱団との演奏には
リードオルガンを
使わせて頂きました。
20年振りに
弾きましたが
素晴らしい音色で
音色の増減も
自由自在。
事無きを得ました。