ただのサッカーブログ

世間知らずの人間が書くサッカーを中心とした個人ブログ。2020年からはサッカー以外の事も少しずつ。

2022 FCロッケン 対 KITASUMA

2022-08-16 | Weblog
サッカーサイトGoalNoteクラウド参照

第25回兵庫県社会人サッカートーナメント大会

2022/06/05(日) 11:10 播磨光都 第3G

FC.ROKKEN 3-0 KITASUMA

得点
35分(前半35分)81 坂上 遼 (1-0)
66分(後半26分)81 坂上 遼 (2-0)
73分(後半33分)81 坂上 遼 (3-0)


FC.ROKKEN

77 GK 大庭 浩輔
4 DF 中塚 光
18 DF 藤原 誠二
27 DF 大前 龍哉
95 DF 高井 颯仁
11 MF 若吉 海知 (Cap.)
80 MF 山本 哲司
81 MF 坂上 遼
88 MF 唐木 広翔
3 FW 堀 暁翔
9 FW 南 智大

9

81 3

88 27 80 11

18 4 95

77


KITASUMA

1 GK 高橋 克
13 DF 井倉 直人
15 DF 灰谷 祐紀
19 DF 片芝 一
16 MF 玉井 陸
20 MF 梶浦 心
39 MF 杉村 勇紀
7 FW 凪 健吾
10 FW 河原 大樹
18 FW 渡辺 絋也
33 FW 山田 直弥 (Cap.)

16

33 39 10 18

20

13 19 15 7

1


第1試合に観たオブリガード対姫路SCより
レベルが高いように映る。

KITASUMAは、県2部リーグで苦戦しているが
それを感じさせない丁寧につなぐサッカーを披露するも
結果には、反映されず。得点が取れぬまま、完敗。

神戸市リーグ1部のロッケンが
県1部首位のオブリガードへの挑戦権を得た。




8月15日(月)閲覧数:706PV 訪問者数:444人

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fc大阪

2022-08-15 | Weblog

2020.09.10、09.11
「東大阪を日本のイングランドに」という壮大な夢 FC大阪が花園の指定管理者になった理由

今週は久々に、JFLのクラブにフォーカスすることにしたい。コロナ禍の影響により、今季のJFLは7月18日(第16節)から後半戦のみの開催となった。第19節(4試合)を終えての順位は、1位がHonda FC(勝ち点10)、2位FC大阪、3位ヴェルスパ大分、4位松江シティFC(いずれも勝ち点9)となっている。昇格圏内の上位4チームのうち、Jリーグ百年構想クラブの承認を得ているのはFC大坂のみ。今月末、J3クラブライセンス交付が認められれば、FC大阪はJ3昇格に向けて一気にはずみがつくことだろう。

「大阪第3のJクラブ」を目指すFC大阪が、J3ライセンスの申請を行ったのは6月30日。実はその11日前の6月19日、重要な決定が下されていた。ホームタウンの東大阪市が、花園ラグビー場を含む花園中央公園エリアの指定管理者を「東大阪花園活性化マネジメント共同体」に定める議案を、市議会本会議で可決したのである。同共同体を構成するのは、株式会社東大阪スタジアム(今年8月よりHOS株式会社)、天正株式会社、そしてFC大阪の3社。今年10月から運営が始まり、期間は2040年まで20年間に及ぶ。

 花園といえば、言うまでも日本ラグビーの聖地であり、昨年のラグビーワールドカップの会場のひとつにも選ばれた。公益財団法人日本ラグビーフットボール協会は、株式会社ヒト・コミュニケーションズとともに「ワンチーム花園」として指定管理者に名乗りを挙げたものの、あえなく次点。一方、指定管理者となったFC大阪は、花園第2グラウンドの改修整備の協定を市と結んでおり、5000人収容の試合会場とすることが決定している。早ければ来年にも、花園でJリーグの試合が定期的に開催されることとなるのだ。

 この件に関しての報道は、どうしても「ラグビーvsサッカー」という構図で語られることが多い。だが、それほど単純な話でもなさそうだ。FC大阪の疋田晴巳代表取締役社長は、ことあるごとに「花園がラグビーの聖地であることは歴史的事実」「ラグビーとサッカーが共存しながら、それぞれ底辺が拡大していけばいい」と発言している。FC大阪が東大阪市をホームタウンに定めてから2年。クラブは今、どのようなビジョンを花園に描いているのだろうか。疋田社長に話を聞いた。(取材日:2020年7月9日@大阪)

■「ラグビーもサッカーも、もともと同じフットボール」
──今日はよろしくお願いします。さっそくですが、今回のJ3ライセンス申請がFC大阪にとって、どのような意義があったのかをお話いただけますでしょうか。

疋田 ようやくここまで来たか、という想いですね。と同時に、ここがさらなるスタートでもありますので、もっともっと地域から認められる活動に厚みを持たせないといけない。クラブとして、より重い責任を担うことになったと思っています。

──おりしも、このコロナ禍での申請ということで、その意味でも感慨深かったのでは?

疋田 そうですね。百年構想クラブの承認を受けて、この勢いに乗っかろうと思っていた時にコロナの向かい風に見舞われました。われわれも試合が半分になってしまいましたが、社会全体がコロナの影響を受けている中、われわれのクラブに何ができるのか。われわれが社会に還元できる価値とは何なのか。あらためて考える機会にはなりましたね。

──のちほど、花園ラグビー場について詳しく聞きたいと思いますが、FC大阪は2018年から東大阪市をホームタウンにしています。私自身は、去年のラグビーワールドカップの取材で初めて訪れたんですけど、セレッソの大阪市ともガンバの吹田市とも明らかに異なる雰囲気を感じました。東大阪市の独自性というものを、東京から来た私にもわかりやすく説明していただけるとありがたいのですが(笑)。

疋田 東大阪市というのは今から50年以上前(1967年)、布施市、河内市、枚岡市が合併して生まれたんですね。このうち旧河内市というのが東大阪の中心でして、いろいろな面で大阪の色が濃い土地であります。また東大阪は「ものづくりの街」としても有名で、ここにはおよそ6000もの事業所があるんですね。これは大阪府でも突出した数で、中には人工衛星の打ち上げに関わっているようなベンチャー企業もあるんです。

──それはすごいですね。一方で地域の課題を挙げるとしたら?

疋田 中小企業が多いということで、どこも後継者問題を抱えているというのが、まずありますね。それと市全体での課題としては、観光の目玉がないこと。もちろん「ラグビーの街」というのはありますけれど、どうやってスポーツツーリズムを盛り上げていけるのかというのは、行政の中でも課題としてずっとあったようです。

──そんな中、FC大阪はどのようにして、東大阪をホームタウンにするクラブとして、受け入れられるようになったんでしょうか?

疋田 もともとガンバさんが北摂、セレッソさんが大阪市ということで、われわれが最初にアプローチしたのは政令指定都市の堺市だったんです。まだセレッソさんのホームタウンになる以前、10年くらい前の話ですね。いちおう打診はさせていただいたんですけど、当時はわれわれも関西リーグのちっぽけなクラブでしたから、本気で受け止められることもなく、そうこうしているうちにセレッソさんに決まってしまったと。

──そこで方針転換して、東大阪にアプローチするようになったと。いつからですか?

疋田 これが8年前ですね。東大阪市は、ガンバやセレッソの影響は少ないですし、大阪におけるプロスポーツの空白地帯だったんです。しかも、堺市に次ぐ人口(約50万人)を持っています。何のつてもないまま、地道に通っているうちに市役所の方とつながりまして。

──東大阪が「ラグビーの街」という認識は、当然お持ちだったわけですよね?


疋田 もちろんです。でも、ラグビーもサッカーも、もともと同じフットボールだったわけじゃないですか。しかもイングランドに行けば、サッカーとラグビーのグラウンド、両方を持っている街も多いと聞きます。もともとラグビーが盛んな街に、われわれがサッカーを持ち込んだとしたら、東大阪市は日本のイングランドになれるんじゃないかと(笑)。新しい競技団体が加わることで、雇用が生まれて経済も回っていくかもしれない。そういう主張をしていたら、2018年にホームタウンに認められることになりました。

「競技ありき」ではなく「どう活性化させていくか」
──現在、クラブのオフィスは大阪市と東大阪市にあります。本日伺ったのは大阪市のオフィスですが、いずれはベースを東大阪に移すのでしょうか?

疋田 できれば今年中にそうしたいと思っています。ただ、今の東大阪のオフィスは若干手狭で、そこは何とかしないとあかんのですけど。ライセンスのこともありますし、そこは最初から計画に入っています。

──なるほど。そして、いよいよ本題の花園の指定管理について伺いたいのですが、FC大阪が獲得したというのはサッカー界にとってもラグビー界にとっても、なかなか衝撃的なニュースでした。どのような経緯だったのか教えていただけますでしょうか?

疋田 花園というのは、もちろんラグビー場が中心なんですけど、(隣接する)花園中央公園も市の中心にあってアクセスしやすいんですね。ここに良いコンテンツを提供することで、何か貢献できないということで、東大阪スタジアムさんと以前からお話をさせていただいていたんですよ。

──東大阪スタジアムというのは、それまで花園の指定管理をしていた会社ですね?

疋田 そうです。ラグビー場の他にも、フットサル場やゴルフ練習場といった、さまざまなスポーツ施設の指定管理をやっておられるところで「じゃあ、一緒にチャレンジしましょうか」という話になりました。

──ラグビー側から「FC大阪に袖にされた」みたいな報道もありましたけど(笑)。

疋田 ありましたねえ(苦笑)。決してそういうわけではなくて、単純に考え方の違いだったと捉えています。われわれは、もちろん花園でサッカーの試合を開催することを目指していますが、決して「競技ありき」というわけではない。むしろ花園中央公園を「どう活性化させていくか」という、そちらのほうがメインだったんですね。

──つまり「サッカーだ、ラグビーだ」という話ではなくて、スポーツを使ってどう地域を活性化させるかという話ですよね?

疋田 そうですね。(ラグビー)協会側との間で、考え方の相違というのはあったと思うんです。ですので「それでは、われわれは独自で頑張ってみます」ということになりまして、行政の方々に(指定管理者に)選んでいただいたと。

──なるほど。決め手となったのは何だったと思います?

疋田 これは推測ですが、行政の側も今後の活性化について問題意識をお持ちだったと思うんです。もちろん花園が「ラグビーの聖地」であることは、揺るぎない歴史的事実だし、そこにはものすごい価値があることは私どもも認識しています。そのことと、公園全体の活性化を考えていくこととは、何ら矛盾するものではないということですよね。そこの思いは、われわれのほうが行政に近かったのかもしれません。

──ちなみにFC大阪は、これまで花園で試合をしたことは?

疋田 一度だけ、去年の5月18日に、花園第3グラウンドで開催させていただきました。相手はヴェルスパ大分さんで、残念ながら0−1で負けてしまったんですけど、それでも2685人のお客様に来ていただきました。

──ヴェルスパ戦でその人数というのは、大健闘だと思いますよ!

疋田 そうでしょうね。しかもラグビーの街でありながら、Jリーグではないサッカーの試合でも、これだけのお客様が来ていただけたことに自信が持てました。それと以前であれば、セレッソのピンクのユニを着た人をちらほら見かけたんですが(苦笑)、その日はウチのライトブルー一色だったんですよ。ですから東大阪をホームタウンとしたことに、一定以上の手応えが感じられたのが、5月18日にあの試合だったんですね。

■花園第2の改修で「高校生ラガーにもよりよい環境を」
──結局のところ、東大阪市がラグビー協会ではなくFC大阪を選んだ理由のひとつは、疋田さんが8年かけて行政との関係性を築き上げたことも大きかったんじゃないでしょうか?

疋田 それもあるかもしれません。ただし、行政に常々申し上げてきたのは「われわれもラグビーの街を大切にしていきます」ということ。われわれのことをアピールするのではなく、サッカーとラグビーが一緒になったほうが、より広がっていくのではないか、ということなんですよね。「サッカーさえ良ければいい」という話ではない。サッカーとラグビーの共存共栄で、どちらも底辺が広がってファンが広がればいいという考え方です。

──なるほど、説得力があるアピールですね。そういえば神戸とか豊田とか磐田とか、Jリーグとトップリーグのホームタウンが重なっている自治体はありますけれど、共存共栄しているイメージってあまりないですよね。

疋田 プロ化の話もありますけれど、ラグビーはまだまだ企業スポーツですからね。サッカーもかつてはそうでしたが、Jリーグができてからはただプロ化するだけでなく、地域密着に軸足を置いて今に至っています。ラグビーも地域スポーツになっていけば、より底辺が広がっていって普及していくと思うんですよ。それを、われわれと一緒にやっていくことで、実現してほしいと思っています。

──花園といえば、トップチャレンジリーグの近鉄ライナーズが本拠としているわけですが、何かしらのコミュニケーションは取っているのでしょうか?

疋田 ライナーズさんとは、われわれと一緒にイベントもやらせていただきましたし、私自身もゼネラルマネージャーの方と親しくさせていただいていますね。ライナーズさんからも「一緒に盛り上げられたらいい」ということはおっしゃってくださっています。サッカーとラグビーの違いはあっても、地元に愛されていくために一緒に盛り上げていくというのは、お互いにとってメリットしかないと思いますし。

──本当にそう思います。それで来年、FC大阪が昇格したら、花園の第2グラウンドを改修してJ3の試合が行われるということでしょうか?

疋田 そうですね。現時点でのキャパシティは1372人しかないのですが、これを5000人にまで引き上げます。もちろんJ3基準ということもありますけれど、高校ラグビーの大会でも1372人はあまりにも少ないですからね。あと、第2には更衣室やシャワー室もなくて、第1と兼用になっているんです。それとプレスルームもない。そういったものを、この改修のタイミングで揃えていこうと思います。

──着工はいつからですか?

疋田 本当はこの夏から秋にかけて、着工したかったんですけど、コロナで止まってしまいまして。まあ、どこもそんな話ばかりなんですけど。われわれも今はプランを練り直しているところでして、状況が許せばなるべく早く工事を開始したいですね。

──FC大阪さんは、現在メインで使っている服部緑地陸上競技場の芝生の張替えも行っていましたよね?

疋田 そうなんです。かれこれ50年くらい、放ったらかしの状況だったので、芝生だか土だかわからない状況だったんですね。私も豊中市出身なので、あの周辺の状況は昔から知っているのですが、そこにきちんと芝生を敷き詰めて試合をさせていただくと。あそこはもともと府営のグラウンドなので、われわれが使用させていただくだけでなく、地域の皆さんにも喜んでいただければというのはありましたね。

──それと同じことを、東大阪でも実現させようということですね?

疋田 おっしゃる通りです。われわれが第2グラウンドを改修することで、ラグビーの環境も間違いなく良くなります。去年のワールドカップで第1は立派なものになりましたけれど、第2と第3は老朽化していく一方でした。そこもわれわれが入ることで、高校生ラガーにとっても、より良い環境を提供させていただければいいかなと思っています。



前身は大阪府5部の『ナイスサッカーチーム』?
──ここからFC大阪の成り立ちについて、立ち上げ当初から関わってこられた疋田さんにお話を伺いたいと思います。「大阪3番目のJリーグ入りを目指すクラブ」ということで、何だかぽっと出のようなイメージもありますけど、実はFC大阪の設立は1996年。セレッソがJリーグに参入した翌年に誕生しているんですよね。

疋田 そうなんですよ(苦笑)。といっても、もともとは純然たる草サッカーチームでして、今はない大手人材派遣会社の社員がレクレーションで始めたのがスタートです。それが私の前職でして、今は買収されてバラバラになってしまったんですけど。

──ちなみに、当初からFC大阪という名前ではなかったと。

疋田 最初は『ナイスサッカーチーム』という名前でした(笑)。大阪府5部で登録しまして、私みたいな素人でも試合に出ていました。社員だけでなく「周りにサッカー経験者がいたら連れて来い!」みたいな感じで、舞洲の土のグラウンドを抽選で確保して週末に試合をするという感じだったんです。

──そういう牧歌の時代を経て、府リーグ1部、さらには関西2部から1部と上がっていくわけですが、どこから「さらに上」を目指すようになったんでしょうか?

疋田 府リーグ2部だった2006年からですかね。前職の会社が買収されて、私が立ち上げたアールダッシュという会社がチームを引き継ぐことになったんです。その頃から、サッカー経験者を積極的に採用していたんですよ。当時のメインの仕事は広告やプロモーションで、楽天資本になる前のヴィッセル神戸さんのお仕事もしていて、その関連でJリーグキャリアサポートの方とも知り合ったんですね。そこで「若くして引退した選手の受け皿を探している」という話を伺ったんですよ。

──なるほど、今の副社長の近藤(祐輔)さんも、その流れですか?

疋田 そうです。それまでザスパ草津でGKをやっていて、バンディオンセ(加古川)を経て09年にウチに来てくれたんですよね。07年に監督だった小川雅己さんもそう。

──小川さんは、ツエーゲン金沢の初代監督だった方ですよね。

疋田 そうです。その後は女子サッカーの指導を続けて、去年はスペランツァ大阪高槻レディースの監督をされていましたね。

──そうですか。そして府1部に昇格した08年からは、なんとアトランタ五輪メンバーだった森岡茂さんが監督に就任! これには私も驚きました(笑)。

疋田 森岡さんもJリーグからご紹介いただいたんですよね(笑)。私も最初は「え、あの森岡さんですか?!」って驚きました。でもアトランタ戦士を監督に迎えられれば、間違いなくクラブに箔が付きますし(笑)、森岡さんの指導を受けられるということになれば選手も喜ぶだろうと。そこからですね、私も「こうなったら行けるところまで上に行こう」と考えるようになったのは。さすがにJリーグというのは、まだまだ雲の上の存在でしたが。

──森岡さんにお給料払うのって、けっこう大変だったんじゃないんですか?


疋田 JFLと比べれば、府リーグや関西リーグは、そんなにお金はかからなかったですからね。それに本業の利益は上がっていましたし、森岡さんが来ることで営業面にもプラスになりましたから。現場のほうにも効果があって、地元の大学とのつながりもできて、有望な卒業生が入団してくれるようになりましたね。

──ところで、FC大阪を名乗るようになったのは2007年からだそうですが、それまでずっとナイスサッカーチームだったんでしょうか?

疋田 その前に『1.FC大阪』の時代があったんです。実は大阪2部の時に「FC大阪にしたいんですけど」と大阪府の協会にお伺いを立てたんですが「府の2部で大阪を代表する名前はおこがましいわ!」と言われまして(苦笑)。だったら1.FCケルンみたいに「1.FC大阪ではどうでしょう?」と言ったら「それならええやろ」と。それで1部に上がった時に、ようやくお許しが出て「1」がとれました。

奈良クラブとの切磋琢磨があったから今がある
──府リーグ1部時代は、09年から11年まで3年連続優勝していますが、府県リーグの壁は高く、関西2部に到達したのは12年。でも、ここからは勢いがありましたよね。1年で関西1部に昇格し、さらに2年で地域決勝を突破したわけですから。

疋田 これはやはり、奈良クラブさんの存在が大きかったと思います。13年はウチが優勝しましたが、14年は奈良さんが優勝。関西2位に回ったウチは「なにくそ!」という思いで全社枠を獲得して。そうしたら地域決勝の決勝ラウンド初戦で、再び一緒に戦うことになりまして(苦笑)。ここではPK負けでしたけど、最終的に一緒にJFL昇格できたのは、本当によかったと思っています。

──決勝ラウンドの初戦のことは、私もよく覚えています。試合前にJリーグの村井チェアマンが視察に訪れていて、奈良の岡山一成と握手していたじゃないですか。でもFC大阪には一顧だにせずそのまま帰って行ったというのが衝撃的で(苦笑)。覚えています?

疋田 覚えています。まあ、そこまでの存在じゃなかったんですね(笑)。奈良さんはライバルであると同時に、われわれのお手本でもありましたから。私らよりも先にJリーグを目指すという目標を打ち出されていて、運営面でもいろいろ参考にさせていただきました。例の水増し問題は残念でしたけれど、JFLとなった今でも奈良さんはわれわれにとって大切な存在です。ですから今度も一緒に、J3に上がりたいと思っていますね。

──個人的に関西リーグというのは、他の地域リーグの中でもコンペティティブなリーグだと思っていまして、奈良クラブとFC大阪が抜けて以降もレベルが極端に落ちることはありませんでした。逆に今も「上を目指すクラブ」がひしめているわけですが、不思議なことに関西からなかなかJクラブが出てこないんですよね。1997年に昇格したヴィッセル神戸が最後ですが、前身の川崎製鉄水島サッカー部は中国リーグ所属でしたから、そうなるとセレッソにまで遡らないといけない。

疋田 私はバンディオンセ(現Cento Cuore HARIMA)さんが行くと思ったんですけどね。それこそ、ウチで監督をやっていただいた森岡さんが現役時代、あと一歩のところで地域決勝を抜けられたんですけどね。

──ファジアーノ岡山が優勝した07年大会ですね? よく覚えています。

疋田 あの大会を勝ち抜いて、さらにHonda FCという門番がいるJFLを突破するというのは、並大抵のことではありません。それを5年で達成したFC今治さんは、やっぱりすごいと思いますね。もちろん、岡田武史さんの力量というのはあるでしょうし、私も経営者として足元にも及ばないのが非常に悔しいんですけど(苦笑)。

──その今治も、JFL時代はFC大阪を苦手としていました。そもそもJFLに昇格して以降、ずっと1桁順位というのは素晴らしい結果だと思います。2年前は2位まで上り詰めましたし、その前も4位でした。ライセンスさえ獲得できれば、J3昇格はかなり現実味を帯びてくると思うのですが、クラブとして意識するようになったのはいつからですか?

疋田 やっぱりJFLに昇格してからですね。あと1つでJリーグなわけですから。それまでもコツコツとカテゴリーを上げてきて、そのたびにファンの数も地域に還元できることも増えていきました。これがJ3だったら、さらにJ2だったら、もっといろんなことができるんじゃないか。そう考えるようになりましたね。サッカーというのは人と人をつなぎますし、さらには地域や経済、もっと言えば国と国とをつなぐスポーツだと思います。

 われわれは海外のクラブとも提携していますので、海外進出を考えている地元企業さんをマッチングできるかもしれない。あるいはラグビーとサッカー、さらにはパラスポーツをつなげることだってできるかもしれない。ただ単に「Jリーグに行きたい」のではなく、そこに到達することで、さまざまな可能性が広がる。そこにわれわれは、大きな魅力を感じているからこそ、Jを目指そうと思ったわけなんですね。

グレミオとの提携でクラブカラーが赤から水色へ
──今、海外の提携クラブのお話がありました。具体的にはブラジルのグレミオ、ポルトガルのマリティモ、そしてトルコのアンタルヤスポル。グレミオといえば、トヨタカップでも来日した名門クラブですが、どこからつながったんでしょうか?

疋田 やっぱりサッカーが取り持つ縁ですよね。たまたまポルト・アレグレ出身のブラジル人と知り合うことになって、その方から「提携する意思があるならグレミオを紹介するよ」って言われたんですね。「あのグレミオ?」って、思わず聞き返しましたよ。草野球チームがヤンキースと提携するような話ですから(笑)。

──その話を信じたんですか?

疋田 まあ、サッカーに関わる以上は、ブラジルには一度は行っておきたかったですし、ウチの会長の吉澤(正登)はブラジルでサッカーをやっていたんですね。ポルトガル語も話せるということで、一緒に行ったんです。でも、なかなかアポイントが取れなくて。やっぱり無理かなと思っていた3日目になって、いきなり「今から来てくれるか」と連絡があって。そこからトントン拍子に話が進んで。

──すみません、それっていつの話ですか?

疋田 関西1部だった2013年ですね。これは余談ですけど、この年までクラブカラーは赤だったんですね、強そうだからという理由で(笑)。でも、グレミオは水色ですし、大阪は「水の都」ですから、それで14年から今の色になりました。

──そんな経緯があったとは知りませんでした。私が初めてFC大阪の試合を見たのが14年の全社でしたから、まさにその年から水色になったと。そういえば、あの頃は声出しのサポーターは2人くらいしかいなかったんですが、今はどれくらいですか?

疋田 服部緑地で試合をしたら、いつもコアなファンの方は7~800人くらいは来ていただいていますので、サポーターの数も間違いなく増えていると思います。ただ、これまでは試合会場が転々と変わっていたのがハンディとなって、なかなかサポーターが増えなかったという課題はありました(編集部註:昨年の平均観客数は1098人)。今後は花園での試合を増やす方向で考えていて、今季は7試合の予定だったんですが、コロナでリーグ戦が半分になってしまいましたからね。結局、3試合にまで減って、そのうち2試合はリモートになってしまうと思います。

──仕方ないとはいえ、ちょっと残念ですね。花園第2に関しては、改修しながら試合を行うということになりますか?

疋田 そうなりますね。先ほども申し上げましたように、コロナ禍で工事の開始が遅れてしまいましたので、来季は改修しながら全試合を花園第2で開催したいと思っています。その間、お客様にもご迷惑をおかけすることになりますが、今回決定した指定管理の契約は20年間です。ですので、目先のことにとらわれずに、じっくりとFC大阪とサッカー文化を東大阪に根付かせていきたいと思っています。

──これまで花園といえばラグビーだったわけですが、20年後には「ラグビーもサッカーもある街」になっているかもしれないわけですね。先ほどおっしゃったように、東大阪がイングランドのようになったら、本当に素晴らしいことだと思います。

疋田 花園を中心に、東大阪にスポーツ文化が広がっていって、そこからさらにスポーツツーリズムが発展していくことを目指したいと思います。そしてサッカーでは、ガンバさんとセレッソさんの一角に、何とか割って入っていきたい。今の大阪ダービーは、4万人近いお客さんが入っているじゃないですか。将来的には、それくらいのお客さんで花園のスタンドが埋まるのが私の夢です。

──20年もあれば、十分に可能なんじゃないですか?

疋田 私が今年還暦で、20年後は80ですからね(苦笑)。何とか自分が生きているうちに、夢が実現できるよう頑張っていきたいと思います。

<この稿、了>


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2022 兵庫県U-18選抜 対 V・ファーレン長崎U-18

2022-08-15 | Weblog

パンフレットと現場の選手が、違う

22/3/26@三木防災陸
ガバナー2022

兵庫県U-18選抜 1-4 Vファーレン長崎

得点
前半38分、4大山晃生

後半12分、7夫津木駿之介
後半19分、13伊藤小次郎
後半20分、13伊藤小次郎
後半37分、15木津周馬(兵庫県)


兵庫県選抜、兵庫の19、14、16は、左利き

19出口遼人、芦屋学園 25浜村詩、県西宮

14中河原飛鳥、滝川第二 17神谷友勝、滝川第二 8谷倫太朗、神戸弘陵 26

16大山颯介、滝川 22岸留生、滝川第二 15木津周馬、神戸弘陵 6川上秀虎、蒼開

12北山壮太、神戸弘陵

HT(後半から26がCF)
8→3(左CB)
22→4(ボランチ)

後15分
6→7(左MF)
25→18(右SB)

後29分
14→28(右MF、左利き)


V・ファーレン長崎U-18

13伊藤小次郎、V・ファーレン長崎U-15 10森下虎太朗、セレソン都城

7夫津木駿之介、V・ファーレン長崎U-15 8古田東也、長崎ドリームFC 6髙木獅道、スネイルSC 14喜多涼介、V・ファーレン長崎U-15

3江上竜汰、V・ファーレン長崎U-15 5菊池陸斗、長崎南山中 4大山晃生、V・ファーレン長崎U-15 2岩川晴彦、ソレッソ熊本

1秋重凛太朗、久留米AZALEAU-15

後19分
14→17田橋征也(FW)
10→16田口達也(右MF)

後27分
2→20増田開登(右SB)
8→18西村蓮音(ボランチ)
13→11横田翔也(FW)

後33分
1→12(GK)
7→19(左CB)
3→15(左SB)
5→9(左MF)


兵庫
寄せ集めのチームらしく、セットプレーの守備がボロボロ。

試合を通してビルドアップを試みるがあまり上手くない。
これも、選抜らしい寄せ集めのチグハグさ。

収まりもしない26がCFをやっているのが謎。
14の右サイド起用も、機能していない。


長崎

プリンスリーグレベルの繋ぐサッカー(実際にプリンス九州所属)。
しかし、前半途中から、ロングボールが増え
前線にボールが収まると、長崎のカウンターの場面が増え、
長崎のシュート数も増え(後半だけで10本以上
打ち込んだのではなかろうな)、しっかりと得点に結びつけた。


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2022 猛獣王 対 FCWING

2022-08-15 | Weblog
サッカーサイトGoalNoteクラウド参照

第25回兵庫県社会人サッカートーナメント

2022/06/12(日) 09:30 播磨光都 第3G
FC猛獣王 1-1(3PK4) FC WING

得点
66分(後半26分)23 河内 和仁 (0-1)
76分(後半36分)10 林 凌馬 (1-1)


猛獣王
25 GK 松下 寛治
5 DF 鎌田 晃企
6 DF 西山 翼
10 DF 林 凌馬 (Cap.)
20 DF 小林 仁至
23 DF 吉原 敦士
17 MF 小林 拓海
29 MF 田中 俊光
4 FW 竹中 芽生
11 FW 和田 陽太郎
19 FW 前川 将志

11 19

6 17 29 4

23 5 20 10

16


FC WING
46 GK 松本 大輝
5 DF 葛谷 天翔
23 DF 河内 和仁
39 DF 山本 悠介
41 DF 松尾 大輝
48 DF 吉岡 陸
8 MF 下原 翔
9 MF 林 知迪 (Cap.)
27 MF 脇田 知寛
29 MF 和田 憲悟
37 MF 福本 昂平

23

5 8

27 29

5 41 48 9 37

46


ボール保持など、猛獣の実力が上なのは
分かるが、前半はFCWINGが固く守って
失点を許さず、前半終了。

後半、FCWINGが先制に成功するも
追いつかれ、PKへ。

結局、PKを制した西宮市リーグの
FCWINGが次戦へ。

猛獣王の前川は、この試合を最後に
関西2部高砂Mへ移籍。





8月14日(日)閲覧数:760PV 訪問者数:480人

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2022 OBRIGADO 対 姫路SC76

2022-08-14 | Weblog


サッカーサイトGoalNoteクラウド参照

第25回兵庫県社会人サッカートーナメント

2022/06/05(日) 09:30 播磨光都 第3G

OBRIGADO 3-0 姫路SC 76


得点
3分(前半3分) 21 番匠 実裕司
38分(前半38分) 15 武田 匡広
78分(後半38分) 9 豊田 雄也


OBRIGADO
1 GK 豊田 哲太
6 DF 梶本 朱生 (Cap.)
7 MF 上田 望月
11 MF 竹本 凪
14 MF 中島 快、左利き
15 MF 武田 匡広、左利き
16 MF 山本 征汰
20 MF 山田 晃平
21 MF 番匠 実裕司
22 MF 五島 瑠維
19 FW 磯部 佑介

21 15

7 16 20 14

19 6c 22 11

1


姫路SC 76
51 GK 土遠 晋介
8 DF 津田 克人
22 DF 河野 由勝
5 MF 森 大輔
7 MF 佐藤 拓海
10 MF 嶋津 源太
11 MF 佐藤 建
46 MF 水田 智章
13 FW 稲垣 亮 (Cap.)
24 FW 松浦 健
32 FW 大谷 優也

13

24 10 32

7 5

46 8 22 11

51

ボール保持と攻撃での押し込みは県1部のオブリガード。
前半早々に得点するあたりは、さすがだが、
攻撃に怖さはあまり感じない。

姫路SCは、前半は体力があって
よく守備をがんばっているが、
後半ボコボコにされそうというメモ書き。

結局、その後半は、
オブリガードがほとんどボールを保持し
一方的に試合を進め、終盤に2得点し、試合を決めた。





8月13日(土)閲覧数:769PV 訪問者数:480人

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2022 環太平洋大FC 対 SC松江

2022-08-13 | Weblog


環太平洋大学サッカー部公式Twitterアカウント参照

2022/5/1日14時@IPU瀬戸グラウンド
中国サッカーリーグ第3節

環太平洋大FC 4-0 SC松江

得点
前半9分 18 田淵史悠(創志学園高校)
前半45+1分 18 田淵史悠(創志学園高校)

後半40分 15 黒木翔海也(飯塚高校)
後半45分 22 川田脩斗(カマタマーレ讃岐ユース)


環太平洋大FC

9森山京太

17山中薫 18田淵史悠 8長尾泰成 11丸平健太郎

10福西毅也

6鹿野流星 3牛田援C 5今村晃基 2堀之内太河

1野中友椰

交代
後半12分 11→19松下一世、8→15黒木翔海也
後半30分 9→22川田修斗、18→24谷聖己(パンフレットの24重野健心ではないらしい)
後半38分 17→25友成翼

サブ
山本拓、山本爽、黒木、松下、川田、谷、友成



SC松江

9吉田寛大 21陽本武蔵

14大淺隼也 16小谷翔太 8戸田善基 15貝田裕貴

4石倉大輔 27坪井知也 11藤田光治C 29松本椎汰

1山西克典

交代
前半22分 14→6中島祐人
HT 29→10藤原雅斗
後半4分 27→7山下頼久
後半43分 16→19梶谷拓海


IPUのボール回しに、松江は4-4-2のブロック。
前9分、IPU2堀之内の右クロスに18田淵のボレーで先生。

松江14大淺もも裏痛そう。交代はHTを除く3回
と第4審に確認する松江ベンチ。

IPUは、9森山,8長尾のミドルシュートなど惜しい場面を作る。
一方の松江は、シュートまでいけない。

前32分、松江FKからヘディングシュート
IPUも右サイドは、そんなに強くないとの松江の見立て。

松江29松本の前のスペースが、かなり使われている。

前45+1分、ラストプレーで、IPU中央でパス回し。
最後は、18田淵が得点し、2-0.

後半、2点取って、緩んだのか、松江が盛り返す。
松江のゴール前シーンが増えたのは事実だが
しかし、勝てそうな雰囲気は感じないし
決定的に攻撃力がない。それは、
松江がボールを持たれすぎなところからも伺える。
松江は、頻繁に選手のポジションチェンジを
やるのだが、それでも、攻め手がない。

結局、終盤に、IPUが、さらに2得点決め、試合を終わらせた。







8月12日(金)
閲覧数:1024PV 訪問者数:584人

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頂はいつも遠くに

2022-08-12 | Weblog



383ページのボリューム。文字通り、
鹿島アントラーズの事だけを書いた本。

ジーコの哲学、それを引き継いだ小笠原や内田篤の
サッカーに対する姿勢、勿論、ACLや
クラブワールドカップの事など、もろもろ書かれて
いるが、意外に思ったのが、コロナ禍に関する事は、
ほとんど記載がなかったところ(2021年11月発売)。

メルカリが親会社となった前後から(主に海外移籍により)
選手の入れ替わりが激しくなりつつあり、今までのように
主要タイトルを取り続けられるか
どうかが、今後の鹿島のテーマか。

憎らしいほど強い鹿島アントラーズという点に
おいては、鹿島の事は好きではないが、
契約満了した選手の多くの選手が移籍先をみつけて
チームを離れているという点(契約満了での発表ではなく、
移籍先が見つかってから移籍発表するパターンが
他クラブより多い)においては、
良いチームなのかなと心から思う。


まあ、どうでもいいが
自分が初めて、鹿島を、ひいては
Jリーグの試合を生で観たのが
この試合だったと思う。

https://www.sanga-fc.jp/game/1999041004/data.php

Jリーグ ディビジョン1 1stステージ第6節
99年4月10日(土) 15:00
京都市西京極総合運動公園陸上競技場
京都 1-2 鹿島
0前半0
1後半1
EX0-1
得点
60'熱田眞
85'秋田豊
101'平瀬智行




8月11日(木)
閲覧数:789PV 訪問者数:470人

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犬の生活Jリーグ日記ジェフ千葉のある日常

2022-08-11 | Weblog

著者の西部謙司氏が、ジェフ千葉に関する連載を
WEB上でしているが、2020年の事について
書かれたのがこの本。何故2020年のものだけが書籍化
されたのか正直ナゾ。コロナ禍のスタート年だった
のは事実だが、その事に関する話が濃厚に書かれている
といったような特別感もないのだが。

日記っぽい内容なので、正直、2回読む事はないだろう。

ちなみに、ネットから引っ張ってきた。

ジェフ千葉 なぜ秋田犬?

クラブエンブレムを含め、モチーフに敢えて「秋田犬」を採用した理由について
広報担当が地域新聞社の取材に対し、Jリーグ発足当時は八戸市、仙台市、
宇都宮市など(親会社のJR東日本の営業エリアである)東日本一円に
クラブ傘下のサッカースクールを設けており、東日本全体に
生息する動物である秋田犬が選ばれたと説明している。

との事。


ジェフ千葉トップチームに、正直思い入れはないが
消滅したジェフユナイテッド市原・千葉リザーブズには、
多少の思い出がある。それは、最初に地域決勝を観た
05年桃太郎スタジアム(岡山)での決勝ラウンド最終戦。

ジェフクラブ(当時の呼称)、FC琉球、ロッソ熊本、バンディオンセ神戸
の4チームで、JFL昇格を争い、ジェフと熊本とで2位を懸けた試合で
ジェフが2-1で勝利。その時に、Jクラブのセカンドチームが
存在するのかと初めて知ったのと、敗れたロッソのサポーターや
関係者が大泣きしていた場面が、思い出される。




8月10日(水)閲覧数:765PV 訪問者数:508人

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2022 ハリマ 対 ルネス 感想

2022-08-10 | Weblog
22/8/7日、ハリマ6-0ルネス

試合当日の夜に、結果を知らず、ネットを視聴。
(雷で、キックオフ時間がずれ込んだようですね)


まずは、兵庫県社会人サッカー連盟サブチャンネルを
今回初めて視聴したが、便利に
利用している立場でありながら
大変申し訳ないのだが、何と見にくい!特に前半など
3秒に1度、動画が何となく止まって見え、
非常に見にくかった。ハリマの1点目も気がついたら
ゴールに入っていた状態だった。

兵庫県や関西の試合なら、まあこんなものかとなるが
全社、地決、天皇杯のような全国大会でも、
サブチャンネルを使用するのなら、
お止めいただいたほうがいいと言いたくなる。
少なくとも、間違いなく改善が必要。

まあ、よろしくないね。
(現在は、LIVE配信した動画とは別に
同試合の収録版が新たにアップされている。
こちらは、選手の動きがクリアな動画だが
画質が360pと見にくい)


そのうえで、試合。正直、ハリマが負ける事は
ないだろうとは思っていたが、大量点は
予想出来ず、結果は、ハリマの大勝。
10月の鹿児島全社本大会の切符を獲得。

しかし、ハリマが良かったというよりは、ルネスが
酷すぎた。ディフェンスをした事がないのかい?
というくらい守備時で棒立ちの選手がチラホラ。
プレッシャーも人に寄せているのか
何なのかよくわからない者がこれまたチラホラ。
県リーグや専門学校の大会では、
それでいいのかもしれないが
関西1部相手では、まるで、強度が無さすぎ。

そりゃ、1.5軍のハリマの選手であっても
(特にボランチ)から良いボールが出されて、
簡単にシュートまで許してしまうわけだ。

開始5分で失点した痛さはあったのかもしれないが
それを差し引いても酷かった。滋賀県の代表として、
負けるにしても、これは、あんまり。関西リーグ復帰を
本気で目指しているのなら、この試合は本気では
なかったのだろう。本気でやっていたら、
こうはなっていなかったはず。

府県決勝を待とう。



ちなみに

次回のチェントクオーレハリマの公式戦
2022/8/19金10時@西京極陸上競技場(京都市)
ミニ国体1回戦
兵庫(おそらくハリマ単独) 対 和歌山(例年通りならアルテリーヴォ単独)





8月9日(火)閲覧数:985PV 訪問者数:530人

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2022 ハリマ 対 ルネス

2022-08-09 | Weblog
サッカーサイトGoalNoteクラウド参照

第58回全国社会人サッカー選手権関西大会、ブロック決勝
2022/08/07(日) 12:00 五色台運動公園(アスパ五色)メイン

Cento Cuore HARIM 6-0 ルネス学園SC

得点
6分 15 山根 大河 中央2 23→ 中央1 15→ 14 →15ワンタッチプレー 右足S
14分 14 高瀬 廉 中央3 27↑中央1 11H ↑14ワンタッチプレー右足S
17分 17 平谷 成矢 中央1 11→ 7〜→ 17ワンタッチプレー右足S
38分 20 中條 直哉 右CK 14↑ 中央1 11HS 相手GKはじく こぼれ球 20ワンタッチプレー右足S

44分 17 平谷 成矢 中央1 18→右1 35〜↑中央1 17HS こぼれ17ワンタッチプレー右足S
71分 18 松本 祐樹 中央3 7→中央2 22→左1 23〜↑ 中央1 18ワンタッチプレー左足S

警告
前半22分 27 土遠 修平 ラフ


チェントクオーレハリマ
1 GK 黒沢 隼
20 DF 中條 直哉 (Cap.)
23 DF 小松 峻輔
27 DF 土遠 修平
35 DF 田中 優斗
14 MF 高瀬 廉
15 MF 山根 大河
24 MF 有内 天、今季初出場
7 FW 澤居 道
11 FW 藤田 祥史
17 FW 平谷 成矢

11

17 14 15

24 23

7 20 27 35

1

交代
HT
1黒沢 隼 →31八尾 駿介、今季初出場
11藤田 祥史 →18松本 祐樹
15山根 大河 →30大石 駿之介
50分(後半10分)
20中條 直哉 →5松本 文哉
58分(後半18分)
14高瀬 廉 →22伏木 一紘

ベンチ
19 DF 山口 直大、6 MF 藤田 浩平


ルネス学園

13 GK 田中 湧大
2 DF 鎌谷 大保
5 DF 右近 良馬
9 DF 小林 凜
11 DF 松成 雄生
4 MF 辻 梢吾
10 MF 樽井 啓吾
17 MF 竹松 純心
20 MF 山口 夏希
14 FW 丸山 航輝
23 FW 西ノ原 光世

10 14

20 17 4 23

9 2 5 11

13

備考
Cento Cuore HARIMA、アルテリーヴォ和歌山
関大FC2008、おこしやす京都AC、AS.Laranja Kyoto
の5チームが、10月に鹿児島で行われる
第58回全国社会人サッカー選手権本大会に出場が決定。




8月8日(月)閲覧数:830PV 訪問者数:554人

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フットボールクラブ哲学図鑑

2022-08-08 | Weblog

哲学図鑑というのは、さすがに、たいそうなタイトル。

中身は、ヨーロッパのビッグクラブ各20チーム
(Rマドリー、バルサ、バイエルン、リヴァプール等)の
創設から現在(2020年7月発行なので、その直前)までを
総論的に書いてあるのが、この本。

総論なので細かい事は書かれていない代わりに、
分かりやすく、読みやすい内容になっている。
理解は進みやすいか。

ただし、1900円税別(2090円込、全271ページ。
2020年7月発売)は、若干高め。

もっと深く、各クラブの事を知りたい。
フットボールの哲学をもっと知りたい。
以前には、こんな偉大な選手がいて、
さらに探求したいという人には、若干不満かも。

逆に、うんちくを語る参考書には、もってこい。




8月7日(日) 閲覧数:913PV 訪問者数:489人

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つぶやかずにはいられない。アルビレックス新潟社長戦記

2022-08-07 | Weblog


この本は、200ページ足らず(全188ページ)で、
文章間のすき間も多く、是永氏のツイートを
引用する形で書かれている。


その是永氏が、アルビレックス新潟の社長をしていた
2020年3月に発売されたのがこの本。是永氏は、同年
所属選手の酒気帯び運転問題の責任を取り、辞任。
同様の理由で、2019年末にGMとして招聘した
玉乃淳氏も1年で退任(同本内では是永氏と玉乃氏が対談)。

現在の是永氏は、古巣のアルビレックス新潟シンガポール
に戻っているらしいが、玉乃淳氏はどうしているのだろう。


ではここで、この本に書かれていた印象的な部分を。

アメリカの某IT企業のスローガン

Vision=ビジョンをもつ。理想をもつ
Grit=しがみついてでも、やりぬく
Crazy=狂ったように、熱中する


AIには、生身の体で、再現性のないドラマを表現する
事は難しい。しかし、特にスポーツは、その背後に
あるストーリーを共有することで共感が生まれ、
それが同じ空間で共鳴を繰り返すことで、
コミュニケーションの中心となる。これまで
アルビレックス新潟が経験してきたことだ。だから
多くのIT企業がJクラブを買収している。

未来を意識して運営しているクラブ
とそうでないクラブとの差は大きく広がる。






8月6日(土) 閲覧数:753PV 訪問者数:486人

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俺は主夫。職業、現役Jリーガー

2022-08-06 | Weblog

まず断っておくが、2021年シーズン終了をもって
現役Jリーガーではなくなった事を記しておいたうえで

今調べたら、大久保嘉人選手の21年セレッソでの
成績は、29試合出場6得点。思ったより試合に
出ていたと思うか、あまり試合に出られなかった
とみるかは人それぞれだが、この本には、
サッカー系の話は少なく、21年の大阪での
三男との二人暮らしに関する話が、主な内容。

結婚して、家事をして、子育てをして、という事の
大変さを理解するには、ピッタリの本。逆にいうと
そういう事を身に染みて感じてしまい、気が滅入る
という悪い循環に、はまってしまった私は変だろうか。



大久保嘉人選手は、約20年前に、セレッソ大阪に加入したて
の時分に、長居陸上まで、試合を観に行った記憶があるが
その時に、「大久保、大久保、大久保!」と興奮して
騒いでいた私の近くに座っていた若い女の人は、
今何をしているのだろう?あの試合の相手や結果は覚えていないのに
なぜそんなに興奮していたのだろうと思った事だけはよく覚えている。





8月5日(金)閲覧数:1039PV 訪問者数:506人

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前だけを見る力

2022-08-05 | Weblog


2020年、不慮の事故により、右目の視力を失い
左目も微かに見える程度という著者。第一章に
事故の事が書かれている。この部分は気が滅入るので
詳しくは書かない。むしろ、以降に書かれている
セレッソU15→ガンバユースという経歴、
海外でのチーム探しについて
書かれているところのほうが、私には興味深い。

そして、ロービジョンフットサルというものの存在。


そのうえで、この本から、一番学べるところは、
おそらく著者のポジティブさ。しかも異常なほど。
ここは、確かに学びどころではあるが、ここまで
ポジティブだと、私には、とても共感が出来なかった。

あとは、視力を失う失わない云々以前の怪我の多さ。
数ヶ月おきに、怪我しているのではというくらいに
怪我をしているのに、フットボーラー、
クラブワールドカップ出場に、こだわるところも
常人には、理解しかねる部分ではあった。


そして、せっかくの名著なのに、一番残念なのが
この本に出てくる丸山龍也氏。目の治療で
クラウドファンディングなど著者へのサポートが
大変好感を持てるのだが、2021年に、コロナ給付金詐欺
で逮捕されてしまうという同本を読むのに、
ちょっと邪魔な出来事を起こしてしまうのは、残念だった。

あっ、表紙のグラウンドは、Jグリーン堺第1ですね。





8月4日(木)
閲覧数:732PV 訪問者数:438人

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22/8/7 vsルネス学園甲賀SC

2022-08-04 | Weblog
第58回全国社会人サッカー選手権関西大会
ブロック決勝戦

2022/08/07日 11:00キックオフ
@五色台運動公園(アスパ五色)メイン

Cento Cuore HARIMA 対 ルネス学園SC(滋賀県)


滋賀県の古豪チーム、ルネス学園。
関西サッカーリーグにも在籍していたことがある
サッカー専門学校の学生によるチーム。

1回戦は、兵庫1部で、先日、
兵庫県社会人サッカートーナメント王者となった
FCクレセント相手に、8-0の勝利。

学生チームだけあって、暑さに強く、
10樽井 啓吾選手、14丸山 航輝選手の2人が
ハットトリック。注意が必要だろう。

ハリマは、ベストメンバーかサブメンバーかは
分からないが、この試合は、まずは内容より
勝利が求められる。どこまで、やれるかな!

勝ったチームが、10月に鹿児島県で行われる
本大会に出場する。


私は、現地アスパには行かないので
兵庫県社会人サッカー連盟公式Youtubeサブチャンネル
でのLIVE配信に頼ろうっと。






8月3日(水)閲覧数:983PV 訪問者数:514人

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