2023.12.1 矢野顕子さとがえるコンサート2023@神戸 神戸新聞松方ホール
今年最後のライブ参加は神戸です☆4月の大阪時と同じく弾丸参加、泊りなし。
仕事を13:30までがんばって出発。しんかんせーん(byこころ旅の火野正平さん風に)に乗りますよ。
お昼ご飯というかおやつというか。新幹線内で食べる。
新神戸から三宮へ。久しぶりの駅前!今日は通過しちゃうけども。この、ごちゃっと集まった街感が好き。
大阪の、すっかり大きくすっきりとした都会感とは違う街の感じ。博多とも違う。
三宮からJRに乗って元町も通過する。また行きたいな。降りるのは初かも?神戸駅。
開場まで時間あるからクリスマスイルミネーション見ていくかー。
海側まで出たら、見覚えがある風景。
神戸タワーは母と一緒にバス旅行した時に「登りたい」と言うので上ったような記憶。
その向こうのホテルオークラにはかつてKENJISHOCK~三木出前コンサートの時に女子3名で宿泊したと思う!
朝食がおいしかったのは忘れてない!笑 豪華でした。
会場 神戸新聞社のビルですか?震災で建てなおしたのでしたっけ。
かっちりした作りの会場でした。案内ポスター撮り損ねました。
9月に神戸の、朝日ホールで矢野さん弾き語りがあってそれもすごく行きたかったのですが、仕事があって広島を出られず。。。。。
(もっと言えば11月に同じ朝日ホールで遊佐さんの周年記念ライブがありました、それも仕事が。。。。涙)
さとがえるは何としても行かねば!と思ったのです。
座席は右側。矢野さんのピアノは左側スタンバイで手元が見えない~。
コロナのこともあって3年近く県外に行くのは控えていました。
矢野さんと大貫さんのコンサートには絶対に行こうと決めていたのですよ。
矢野さん、大貫さんとの出会い方、私の場合はYMO→教授(もちろん、坂本龍一教授☆)→矢野さん・大貫さんを知った形です。
矢野さんはピアノがあれば音楽が完成しちゃう方なので
教授はそれがたくさんの人に聴いてもらえるような音添えをしていたと感じてます。
2人が組んでいた頃の作品が好きでした(教授色の音包みが好きだったのです)。
最近のさとがえるバンドメンバーは 矢野さん、小原礼さん(ベース)、林立夫さん(ドラムス)、佐橋佳幸さん(ギター)です。
The YANOAKIKOっていうバンド名らしいです。 以前のさとがえるで紹介されていたようです!?知らなかったー。
さとがえるもここ数年はちゃんと観ていなかったのですよ。
スタンバイ。佐橋さんが目の前だったので良かったーーー☆職人技いっぱい見れました。
悲しいことに時が経つとライブ音の記憶が薄れる~。いい演奏だったのに~。音源配信しないかなー。
音の記憶が、だんだんCDの音に変わっていて、ライブの音を思い出せない~。。
1曲目はかーっこいいリズムの the girl of integrity! 真正直少女、っていうんだろうか?
矢野さんはシルバーのジャケット(スーツジャケットのようなかっちり)に黒のスパッツタイプのパンツ。アクティブ。
髪はウイッグなしのストレートさらさら。
ノリノリになる演奏。1曲目が一番はまりますね。
聴いていたら嵐の中でも進んで行くから、っていう気持ちの女の子が浮かぶ曲だ。
♪金がほしいわけじゃない ここまできたのは 喜ぶ顔見たいだけ ホントにそれだけ♪
オリジナル(アルバムに収録のバージョンという意味です)の、猫の鳴き声?のような音は
当時坂本家にいた猫モドキちゃんの声をサンプリングして加えたんですよね。なつかしいー。
ピアノとキーボードとセットしてあって左手ピアノ右手キーボードと弾く時もあるので矢野さんは忙しいです。
一転して Presto 優しくなれますー。岸田くーんと言いたくなるほっこりさ。
春咲小紅 では佐橋さんがイントロメロを弾きました。
♪ほら 春咲小紅♪ 耳で聴くと ほら はるさき こうべに って聞こえて
神戸と縁のある曲と思われがち!?(笑)
いいこいいこ
これ好き好き~ ♪たまにね ほんとに たまにね おかあさんもほめられたい♪
ほめられたいし、なでられたいです。
佐橋さんがマンドリンのようなギターに変えたな?と思ったら ニットキャップマン
作詞は糸井重里、作曲は岡田徹さん 岡田さんへの追悼はこの言葉で。
矢野さんの二大マイブームは猫と宇宙。
宇宙飛行士野口さんの娘さん(当時9歳)が書いた詩に曲をつけました。
♪はやく帰ってきてね♪ みたいな言葉かわいい。
その後でお返し、といっても時系列がちょっと違いますが、野口さんが作った詩に曲をつけて歌いました。
ツアーといえば佐橋さんを取り合いになる。。。相手は山下達郎。
しかし!佐橋さんは達郎さんバンドはめでたく卒業されていたのでしたーー。先日達郎さんライブを観に行ったら鳥山雄司さんがギターでしたもん。
立夫さんは高校の先輩で、矢野さんとは入れ違いくらいの年齢なのかな?
とってもすごい人でした と紹介されていました。立夫さん、帽子がオシャレでした☆
幸宏さんのドラミングにある意味近いかもです。スラリとおしゃれで叩かれるところも。
礼さんとは「生きていれば!」また会える、じゃないけどそんな会話をしていました。
奥様尾崎亜美さんがお料理上手で、おいしそうなお品書きをXにアップされていて
矢野さんも堪能された日があるようですーーー。
むかしイエローマジックオーケストラというバンドがいました ということは言いましたけれど
特別なお話はなくて、矢野さんならそうだろう、表立って何かは言わないだろうと思っていました。
(昔に弾いたきりだけど)弾いてみたら弾けるんですよーって嬉しそうには話していましたが。
YMO作品からなら、東風は自身の作品にリアレンジした形でもあるから演奏するかもなと思った。
なんとなんと千のナイフ。YMOのというより教授のデビュー曲といったほうがいいかな?
カッコよかったんです!もともとフュージョンみたいな面もありますしね。
展開めまぐるしく進んで行くのです~。
作品として、ピアノ弾きには演奏しがいがあって好きなのかもしれないです。
メロをスキャット風に歌っていた矢野さん。
佐橋さんのソロ!いえーい!ありがとうございますっ!
山弦相方小倉さんとは違う魅力のギターだと思います。(小倉さんは大村憲司さんのような音色で引っ張っていく弾き方をしますよね)
小技繰り出し系の佐橋さん。リズム系もいい味出してます。
礼さんのプレイを聴いていたらベースって大事だわ、と感じました。細野さんは控えめながらもぐいぐい行く感じですよね。
来年はライディーンを演奏して。。。。くださいますかね?前向きっぽかったです。
YMOからになりますか?気に入った曲ならソロからでもいいですよー。
10年遅れではまった「あまちゃん」再放送ね。10年前だったのか!??時の流れは速い。。。。
潮騒のメモリーを弾き語り。「好きな曲だったから歌う」シンプルイズベストです。ふふふ。
矢野さん以外のメンバーが演奏します。矢野さんお着換えタイムー。
オレンジと白の模様、着物のような合わせ感のあるワンピースで登場☆
ビートルズのカバーを演奏した後で
西のビートルズ、東の細野晴臣!と紹介してから、細野さんの曲カバー。終わりの季節
みなさんフロントに出てきて立夫さんはカホンです。矢野さんはセンターマイクで立ったまま弾けるようにキーボードをセット。
パットメセニーさんのお話をされてから PRAYER。
心の中にじわじわーーーと沁みてゆく曲。今年お見送りをしたたくさんの方々にあてて。。
♪祈ることだけ ただ強く願うことだけ♪
わたしのバス は矢野さんの最近の作品なのですが覚えてなかった~。元気よく演奏されていましたーーー!
津軽海峡冬景色
すでに何回目かの演奏です。すっかりやの形になっています。安定。はじめて聴いた時の衝撃を思い出しました。
クリームシチュー
矢野さんの心のどこかにある節目を表すような作品なのかなと思う。
♪ぼくの傷を見るなよ ぼくにあやまるなよ♪
シチューがほかほか心を温める優しいというのだけじゃない何かがあるような。
本編最後は ひとつだけ イントロで拍手。永遠の名曲。
アルバムごはんができたよ全体に流れる音の雰囲気がとても好きです。当時の自分の記憶も蘇ります。
アンコール
炭水化物曲の連続ということで!? ごはんができたよ ~ ラーメンたべたい ありがとうございますっ!
嬉しいーーー! 名曲続く。どっちも大事。 ラーメン食べたいはNYのラーメンになった演奏でしたね。
セットリスト(やのコレより)
The Girl of Integrity
PRESTO
春咲小紅
いいこ いいこ
ニットキャップマン
宇宙から(新曲 / 作詞:野口聡一さんの娘、作曲:矢野顕子)
雲を見降ろす
千のナイフ(坂本龍一 / 後にYellow Magic Orchestraもカヴァー)
潮騒のメモリー(矢野さんソロ / 天野春子(小泉今日子) / 連続テレビ小説「あまちゃん」劇中歌)
Love is all you get(新曲 / バンドの3人のみで演奏)
I Will(The Beatles)
終りの季節
PRAYER
わたしのバス(Version 2)
津軽海峡・冬景色
クリームシチュー
ひとつだけ
アンコール
ごはんができたよ
ラーメンたべたい
「家族だから愛したのじゃなく、愛したのが家族だった」(かぞかぞ)の作者岸田母娘お二人も来られていたそうです。
NHKBSドラマ、とってもおもしろく観ていました。
弾丸参加だけど行けて良かった~。矢野さんは元気だぞと。
矢野さんは私からしたら想像の斜め上を行く方なのでいつも驚かされます☆
次は新年明けてから、大貫さんに会いに行く!待っててください!