伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

あす12/8 議会質問します

2011-12-07 20:50:05 | 議会

畔田谷津のいのちを見守る会 坂本さんより
            鋸南町の水仙郷。
            ダム湖の周囲に沢山植えられていてチラホラ咲だしていました。
            最盛期は見事でしょうが駐車場が少ないので、渋滞が見込まれます。
            年内に行くか、休日を避けるのが賢明と思います。

スイセンのいい香りが漂ってきそう。

昨シーズン、我が家のスイセンはちょうど3.11頃が満開でした。
やっぱり房総半島は温暖なんですね。


佐倉市議会では議会質問が月曜日から始まっている。
今回は、「副市長2人体制の議案」や「志津霊園区間道路開通問題の土地収用補正予算」と議案は盛りだくさん。
そしてやっぱり放射能対策も。
佐倉市の取り組みは他市より早かったので、学校、幼稚園、保育園、児童館、運動公園、街区公園と子ども達に関係する所は全て一度は計測を終わっている。
道路も156カ所測定済みということである。
佐倉市の基準値を時間あたり0.223マイクロシーベルトと国の基準値より厳しく定めて、除染計画に沿って除染を進めていくための入札が始まったことが報告された。
8月議会では、そのほか食品の簡易測定器2台1000万円弱、測定器を設置する部屋の空調も整えることになっている。
今議会では、さらに市民への貸し出し用に測定器を5台用意する事も補正予算に出されている。

放射能対策に総額1億8千万円。
たぶん、まだまだ費用はかかると思う。

今日の放射能に関する質問で判った事。
文科省の航空機モニタリング測定結果の結果、佐倉市は臼井で3ヶ所0.23マイクロシーベルト超えているということで、国の汚染状況重点調査地域の指定に手を挙げている。

(重点調査地域とは、来年1月に全面施行となる放射性物質汚染対処特別措置法に位置付けられている。
指定は市町村単位で、大気中の空間放射線量が毎時0.23マイクロシーベルト(年間換算で1ミリシーベルト)以上とされている。
指定を受ければ、国が除染費用を負担するが、逆に指定されなければ国の負担はない。)

この航空機モニタリング測定とはヘリコプターで地上150メートルでセシウム137のガンマ線を測定する。
3kmメッシュで行うので、ちょうど引っかかったのが臼井地区。
それより西の部分は測定していないということだった。
実測値から腑に落ちなかったが、これで納得。

この航空機モニタリング測定はざっと傾向を見るのはいいだろうが、どれくらい信憑性があるのだろうか?

明日11時ごろから、私の一般質問があります。
もちろん放射能対策についても質問します。

佐倉市の公立、私立、認可外保育園では「明治のステップ」は使っていなかった。
使っていた親御さんは心配しているだろう。
NHKなど朝のニュースのコメント、「水で薄めますから、大丈夫です」には腹が立った。
子どもは大人の10倍影響を受ける。
新生児、乳児はなおの事。
3/21の製品チェックはしていたというメーカーの説明は単なる言い訳ではないだろうか。
市民測定所で調べなければ、判らないとしていたら本当に許されない事です。

そのほか、
「化学物質過敏症問題」
佐倉市総合防除基本指針と管理マニュアルを作りました。
出来るだけ農薬・化学物質を使わず建物を管理するという画期的な取り組み。
それを一段と進めるためには。

「(仮)佐倉西部自然公園について」
里山谷津を大事にした21世紀にふさわしい公園づくりについて。
公園のシンボルは渡り鳥の猛禽類サシバ。
そのサシバが繁殖できる里山谷津を守るため、この公園をどうすべきか。
今までの都市型公園ではない、新しい公園像とは何か、どのように話し合って進めていくべきか。

「廃棄物問題」
放射性廃棄物問題からも、ゼロ・ウェイスト(ゴミゼロ)をめざすべき。
リサイクル至上主義の時代遅れの廃棄物行政よさらば。